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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
第6章新婚生活と
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新婚旅行編居住地探して

翌朝の朝食後にエトワールを航行させ、湖の反対側に空路で迂回し向かうと肥沃そうな大地が広がるが、何故かバッタが大量繁殖しグリーンの地獄が一部広がり、剥げた大地が数ヶ所有りバッタを減らさないとマズイなと、雅史は頭を抱えた。

雅史は甲板ギリギリから火魔法を放ち、バッタ燃やし駆除すると此方に飛んでやって来る。

とんだ火に入る夏の虫更に魔法で駆逐し、大地の肥料には成らないが植物には天敵が消え、また緑が増えるだろう。

暫く山の裾野を航行してると、薔薇や花水木が咲き誇る場所を見つけるが、白く美しい花の周りには動物や何故か虫すら居ない、調べると龍脈花て花らしいが効果は、花から放たれる龍脈の伊吹が、動物や虫が嫌がる波動を出してるらしい。

龍脈花は結構分布してるが人間に影響あるか確認し、農業や住むには良いけど畜産やアーサー達と、一緒には住めなさそうだが妖精や精霊には、大丈夫な気がする。


「アステリア、あの白い花が咲く広い場所に、降下してくれないか?」

『了解マスター』


エトワールを着陸させても余り大地に沈まず、地盤や岩盤はしっかりしてるらしい、エルビー博士同伴で龍脈花を調べるが、エルビー博士は新しい研究材料にウキウキ、試験管とメスにピペット等採集道具を出し、葉の一部を採集し花粉に蜜、花びらや若い茎を切り取りサンプルとして、試験管をホクホク顔でスキップしながらエトワールに帰る。


「私には影響無いし、エルビー博士も普通だったな……スキップして帰ったが……」


続いてシャロとアリシアがやって来た、シャロは何故か花を摘もうとしてたので止める。


「なんで綺麗な花を摘もうしたのを、止めるのよ」


不満顔で雅史に訴えるシャロ。


「……いや普通警戒しない」

「シャロの目何か怖いよ」


何故かアリシアがシャロの目を見て怯える、何か手の付けられない酔っ払いの様に、目が座り足元が覚束無(おぼつかな)いし、雰囲気が何か降りる前と違う。

シャロを調べると花酔い狂戦士化と出て居た、花酔い狂戦士化とはなんぞえと思う。


「私の邪魔すんなぁー!」


グーパンを攻撃をするが効かない、何か子供の駄々こね程度だが雰囲気は、ヤバそうな空気なのに何故だろうか?


「まーくん痛くない?」

「シャロは基本箱入り娘の腕力だからね」


その答えにアリシアは何とも言えないのだった、シャロはたまにカフェイン飲み過ぎると、人格が変わり球技大会では殺人サーブを放つは、あの高飛車だったレキリアを一回何かの技を掛けて、倒して居たのを思い出す。

保健室で復活したレキリアは何故か、シャロにボコボコに負けた事を忘れてたけど、まあ脳天から大地に刺されば記憶も飛ぶかもと、アリシアは懐かしく思い出す。

まあ暴れてた時の事は、シャロは覚えてないしこのレキリア地面刺さり事件後、誰もカフェイン入りの飲み物を渡す事はしなかったが、何故か紅茶もカフェイン有るのにあの現象は怒らなかった、コーヒーや栄養ポーションを差し入れされてた時は、大変だったのにと振り返るアリシア。


「もう良いじゃあない、花摘んでもぉ~」


何か涙めに成りしおらしく可愛いシャロに、いやイカンイカンと自制する。


「何か精神病んで無いシャロ」

「……アリシアもそう思う?」


アリシアは頷く。


「少し眠って様なシャロ」

「イヤイヤ寝ないのー!」


雅史は魔法を使いシャロを寝かせた。


「………何か妻が子供に……」

「それ私も巻き込んでるから止めてまーくん」


アリシアに真顔とジト目のコンボで、言われた雅史だった。


「シャロをシートに寝かせて……」


レジャーシートを片手で出しそこに寝かせて、リクライニングチェアを出してエトワールの近くに設置して、リクライニングチェアに寝かせてスカートが捲れない様に、ブランケットをしてから毛布をして放置。


「ねえまーくん?」

「なに? アリシア」


シャロが抱き締めてる枕を見て言うアリシア。


「何か私そっくりな姿の枕だよね」

「…………似てるかも知れんな……」


目を泳がせ言う雅史と、何とも言えない気持ちのアリシアだった、雅史とアリシアはなんだかんだと暫くイチイチ散歩をし、ポピーの様な花や花は菊の様な大輪だけと、花びらは桜の不思議な花や、ヒヤシンスにしか見えないのに、花からは藤の花の香りがしたり、暖かい時期に咲く藤の花が何故か咲いて居て、藤の花からは何故かラベンダーの香りがし、花びらを触り匂いを嗅ぐと、やはりラベンダーの香りがする。

地面に手を付くと暖かく地熱が高いみたいだ、更に進むと小川が有り川の一部から湯気が上がって居る、まだ龍脈花は途切れては無い近くに行くと、入れる深さの窪みが有ったが我慢し、土木魔法を使い石や砂利を使い橋にして向こう岸に渡る、虫や動物は居ないが植物は豊富で地熱が更に高いのか、コーヒーの木やマカダミア等有り得ない植物が、自生して居る不思議。


「まーくんコレ食べれるの?」


マカダミアの木を指差すアリシアに言う。


「完熟して乾燥させればね」


つまらなそうにアリシアはマカダミアを見る、他にも巨大なラフレシア型の蓮の花の様な、花の蜜が砂糖シロップだったり、リンゴの様な香りがする花等も有った。

二人はゆっくり帰り着くとまだシャロは寝てた、毛布やブランケットを回収しシャロを抱き上げ、カバンにリクライニングチェアを自動回収させ、エトワールに戻りシャロを部屋で、一応眠り魔法を解除して布団を掛け寝かせて置く。


「何か疲れてたのかな?」

「かも知れないな」


二人部屋を出て幸せそうに寝てシャロを見てから、部屋の扉を閉め食堂に向かう。


「次はどんな場所かなまーくん」

「さて着いてみないとな」


エトワールは浮上し次の大陸に向けて出発した、通常航行で洋上で日付は変わり翌朝次の大陸に着いた。

火山活動が活発な大陸は今でも成長し、この星で二番目に大きな湖もある。

ヨシナカ達は湖に着水後の二時間後に目覚め、何時もより遅過ぎる時間に目覚める。

朝食を終わらせて甲板に出て見渡す、巨大な山には雪が積もりその山の向こうに、火山らしき煙が見える。


「動物は鳥位だな、草も牛達に最適だしどうする?」


シャロとアリシアに聞く雅史、シャロは言う。


「良いんじゃない、でも皆にも聞かないとね」


アリシアは。


「まあ私の希望は初日辺りかな?」


シャロはしまったとアリシアを見る。


「皆で住む場所はたぶん此処だよ、私はなんとなくそう思うよまーくん」


アリシアには、何か見えてるのかもしれない。


「ここら辺の開墾や開拓は最後だね、雪が降ったりすると作業出来ないし、南の海岸とかから始めようか。」


二人は笑顔で頷く、開拓の拠点はエトワールに今はして再び空路で東に、海岸沿いの山脈を越えスタート海域の島に寄り、椰子の木が生えるビーチで一休み。

島は陽気で暖かく妻達のビキニが眩しい、白く清楚なビキニのアリシアに、黄色の紐をキツく結んでたビキニ姿のシャロ、白い肌が眩しい砂浜戯れる妻達を見ながら炭酸を飲む、白と黒のブイが浮いてるが気にしない。

何故か浮遊バイクを海の上で爆走する人が居るが、気にしない気にしてはダメだ。


「平和だなぁ~」


巨大なカモメが黒いブイを捕まえ飛んで行く。


「離せぇ~!!」

「クロ!!」

「あっ!」


アリシアが何か気付いたらしいが気にしない。


「こらぁ~! 助けろぉ~!」


何か叫ぶがきっと黒いブイが不味かった、巨大カモメの叫びだろう。


「こら離せ………私まで……イヤァァァァ!!」


白のブイも運んで行く巨大カモメ、不味いのに食うのかな?


「コラ、寝てないで助けろぉ~!」

「………まーくん」


何か言いたげなアリシア、そんなアリシアを見詰めてみると赤く成り可愛い。


「コラ、盛るな私を助けろ!」

「違う、白夜より私を助けろ!」


鬱陶しいブイを投下する巨大カモメ。


「ギャァ~!!」

「マサシ許すマジ!! て、助けて下さい本当に」


海に落とされてからまた拾われる、黙らせたかっただけみたいだ。


「助けて下さぁぁぁぁぁぁぁぁい」

「何でも従いますから」


雅史はギアスロールを出しニヤリとする。


「まーくん、何か顔が悪どい笑みだよ!」


そして雅史は言う。


「契約完了、さあ楽しい楽しい狩りの始まりだ」


雅史は魔法を構成し放つ。


「見せ掛けだけの、ファイヤー特大ボール!!」


ファイヤー特大ボールは、巨大カモメの近くで炸裂し爆風でポン太達は……


「「ポン太ではない!!」」


は海に落下し巨大カモメは逃げて行った、近くに居たエルビー博士の浮遊バイクに掴まり帰って来た。


「このポン太達を、研究して良いわよね」

「良いですよ」

「「我等を売るなぁー!!」」


シャロは面白くない顔をし、背後から嫉妬のオーラを解き放つ。


「マァ~サァ~!!」

「シャロ、そろそろお茶にするか?」


一瞬でオーラは引っ込んだ。


「仕方ないわねぇ~」


浜辺で木の実クッキーに、久々のアイスティーを出して優雅に寛ぐ。


「クロォォォォ~!!」


エルビー博士はクッキーとアイスティーを、専用入れ物に入れエトワールに帰って行った。


「まーくん………」

「大丈夫………大丈夫だって!食べれないから」

「いや~……そうじゃあ無くて………」


たぶん研究結果は解析不能で終わると、雅史は分かって居るからだ。


「ん~クッキー美味しい!」


シャロはマイペースに機嫌が良くなった、この日夕方まで浜で遊びシャロとアリシアは、この日のお風呂は激痛に耐えた。

翌朝スキップ?スキップ?をするクロと、目の下に隈を作った屍のエルビー博士を、食堂でみたが気にしてはいけない。


「解明不可能何て許されない、いつか解明して………」


そのままイビキをし眠るエルビー博士だった、朝食を済ませ浜の近くの高台を目指す、最初の移住開拓拠点もといバカンス様の、寝泊まり出来る場所を作る。

採集した木材をBOXに入れ、地面を重力圧縮し巨大な岩をそのまま使い、木造南国コテージ風の雑誌の写真を入れ、内装の写真を入れてスイッチオン。


「さてあの買った写真で作れるか……」


だいぶお金を使った旅行パーフレット、何故売られてたかは分からないが、10万も払ったので成功して欲しい。

ミストが広がり後は待つだけ、シャロとアリシアは日焼けの回復を、エルビー博士に頼りに行った。

南国果物を探しエアーウイングで飛び立つ、先ずはバナナを発見したが一房に8本しかないが、長さ60cmのバナナを何房か取り、ドリアの様な実の小さなパイナップルを手に入れ、その反対側には通常のパイナップルの2倍に、卵形のパイナップルを収穫も、凄く香るパイナップル。

エトワールに戻りパイナップルを切り、カットしバナナを入れて南国フルーツの完成………

小さいパイナップルは酸味が強かった、バナナはもう少し完熟期限が必要だった。

果物はそのままにして完成してるか確認に行く、見に戻ると完成してたが、布団やベッドの素材を入れ忘れたが、後で追加する事にし南極近くの、もう一つの大きな島に移動する。

エトワールで南下し到着すると赤いな大地が広がる、スキルで探知すると鉄鉱石反応が出たので、貴重な資源の島としてポートを設置し、スタート地点に北上する。

北北東に進みスタートした湾に着水し、三人で色々な建物の写真を見て話し合う、結局決まらずそれから3日決まらず保留にして、人が居る星に向かってエトワールを発進させた。



「次回私再登場だよね?」


マリが何かに語り掛ける。


「いやいや私を残念な人にしないで」


次回に


「おお~ぃ!!」




クロ「あの博士は私に敗北したぞ」

白夜「後が怖いから、気お付けろよクロ」


次回に続く

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