収穫は…………
年内ラスト話です,それではスタート。
シルバーフォックスにバイクを降り向かう雅史だが,シルバーフォックスは一目散に逃げ去った。
雅史はまだ残ってないか探すが,何故か逃げるシルバーフォックス,仕方なく神速サードを使うが戦う素振りすら見せない,それ処か雅史がバイクから降りた途端に,モンスターも魔物すら逃げて行った。
「さっきの魚人はトライデントを投げるわ,今度は魔物やモンスター逃げるてどうしてだ?」
雅史は再び乗り迂回しながら進むが,魔物やモンスターが逃げて行き狩りすら出来ない,川沿いに立ち寄ると何故か雅史だけ魚は釣れず,何故か不思議な竿が効果を発揮しない。
「雅史やべえな。」
「今までこんな事無かったのに?」
エネーブルとトムは,不思議そうに雅史を見ながら爆釣りして居た。
「雅史のおかげで爆釣れしてるが。」
エネーブルがニヤニヤ顔に成った行く。
「何か変な気配が川から…………」
ドムが川を見ると赤い目に緑の鱗に覆われた,人間の様な顔が海面から顔を出し睨んで居た,睨んで居た視線の先は雅史が3人娘に言い寄られて居る。
「釣りよりデートしよマサ。」
ルリスティーナが言うとセーラは。
「マサさんは私とお部屋デートですよね?」
うるうる瞳でアピールし。
「雅史様そろそろ私を相手して下さい。」
艶かしく雅史に言うイレイナ。
「何で釣れないんだ?」
項垂れる雅史とカオス空間,そして深い川から奴等が現れた。
「メスノフェロモンノカオリ,アノメスヲイタダク。」
雅史はあの大河を迂回したのでもう,変な魚人に会わないと思ったら,全身鱗に赤いアーモンド目に鋭い牙と,水掻きから伸びる鋭い赤い爪。
「ハンショクメスヲミツケタ。」
『またかよ。』
何故かまたモンスターに狙われる,セーラにルリスティーナにイレイナだった,また何故か除外されるユリとビオラだった。
そして上空から袴を履いて,コバルトブルー色の着物の背中には,満月に桜の花びらが舞う家紋らしき物に,桜吹雪と舞う雪を表現した絵柄の者が見て居た。
『釣りを一緒に前にしたが,やれやれあんなモンスターに何をやってるんだか,何処の世界もハーレムで爆発すれば良いのに,さて銀河鯨に帰るかな食材も集まったし,アイツら食材に成らないしな,孝介やブルースやクロードは要らんて言うな,カールは食いそうだなたぶん,あとこの世界のトム頑張れよ。』
男が暖かな目てトムを見てたら,妖精らしき小さな美少女が男に話し掛ける。
「早く帰ろお兄さん,また次の依頼来る前に。」
「そうだなイーノリ,また悪党退治に他の世界に行くかもだしな。」
イーノリと呼ばれた妖精らしき可愛い美少女,もう片方の肩にはムッとイーノリを睨む,黒髪ツインテールの美少女が居る,雅史を見ながら雅史そっくりな男は,テレポートの様に一瞬で姿を消した,何かを感じたトム上を見上げたら一瞬もう一人の
雅史が居た,だが一瞬で消えトムは近くに雅史が居るのにの混乱する。
「トムまた迎撃するぞ。」
「…………あ………そうですね。」
「?」
トムが集中出来て無いがセーラ達を守るのが先,雅史は魔法を発動させる。
「グラビトン!」
川から這い上がって来る全身鱗の,モンスターか魔物を重力波で潰して倒すが,キャナルからのデーターが来ない。
更に川から上がって来る全身鱗の魚の様な,半魚人の様な鱗に皿と口ばしが無い河童の様な,モンスターらしき敵が更に増える,他のモンスターは逃げるしセーラ達三人は,何故か水中の魚人に狙われるしここは撤退する事にした。
「皆,冒険は中止して撤退だ。」
エネーブルとトムは戦いながら,頷き雅史の周りに集まり。
「一斉攻撃して減った隙に撤退だ。」
「了解だ。」
「浮遊バイクは………回収済みですね。」
ルリスティーナとセーラもファイヤーボールや,範囲攻撃を放つが何故かあの鱗,炎ダメージを軽減してるみたいだ。
ロッククラッシュは有効らしく,たまにまたエグくセーラが頭を引き飛ばしていた,だが奴等の爪は強くロッククラッシュのスピードに馴れ,ロッククラッシュを爪で粉々に切り裂いて居た。
「どんな爪なんだ?」
「ならストーンフォールド!」
上空から無数の岩が滝の様に勢い良く降り,モンスター達を岩が潰し流石に岩までは爪で…………斬ってるのも居たが,間に合わずにすり身?に成って居た,モンスターらしきのも怯みその間に撤退する。
「皆離脱するぞ!」
全員頷き雅史はマジックポートで離脱し,エトワールに2日で帰還する事に成った。
今回唯一の収穫はセーラとルリスティーナが,レベル3,000台手前まで成長と,エネーブルとトムのレベル成長率がヤバい以外,雅史のレベルアップは微妙な物だった。
雅史は予定が狂いが後に色々面倒が増え,この狂いが後にマントマニアと何故か戦う原因の一つに成った,まあ他はルリスティーナだったりするが。
全員自由行動で休み次どうするかは,後回しにしてエネーブル夫婦は一旦帰り,トム達は部屋に戻り雅史は三人に囲まれドナドナ連れて行かれた。
「…………腹減ったし………」
疲れて寝てる三人を残し逃げる雅史,旅で手に入れたマンゴール等を一応調べると,繁殖してないメスに繁殖可能なモンスターが寄る,フェロモンを増加する効果があるらしい。
「これが原因か,もうこの実使えないな…………色々な意味で。」
あと繁殖実績無いオスで相手から脅威と認識されると,攻撃か逃げられるらしいがたまに,脅威より敵意の対象に成り滅ぼす対象目標にされるらしい。
「モンスターから完全敵意向けられてたな。」
雅史は自身もあのマンゴールは,食べれないのだった。
「何か疲れたし,温泉に行くか………そう言えばカシム達を鍛えないとな,あと招待客とかシャロと打ち合わせし始めないと。」
忘れて居た雅史だったがカシム達は,濡れたネズミの様な猿と戦い終わって居たが,何故か変な集団が現れて更にバトルして疲弊し,仕方ないので祐奈がハルモニアには行かず,王都のセカンドハウスに向かったら,雅史がライバル店を出して居てブチキレたのだった。
キジトラ喫茶店に突撃した祐奈が,一瞬で追い出されたのは言うまでも無い,カシム達は雅史が居るか分からなかったが入店し,普通にバナージ王子とクロイツ君に再会し,女性陣と分かれてしばしの休憩をした。
「また無傷で凄いですねカシムお………さんは。」
うっかり王子と言いそうに成る,バナージ王子。
「師匠の防具のおかげですよ,まあ怪我したら鍛え直しだて修行させられますよ。」
レベルが高過ぎても,連戦し過ぎな位敵が来れば疲れるのだった,しかも気を張り詰めて闇夜や影から現れる,雪を拐おうとする刺客や猿の身体に濡れた鼠の様な化け物,更にはゴーストや落武者のゴーストやアンデッド,たまに花梨がお酒を持った妖怪が歩いてますよとか,冗談を言ってたが話題にはしなかった。
「よくそれで無傷ですよね,全員………ユウナ居ないですが。」
見渡すクロイツ君にカシムは言う。
「先に入ったけど居ないなら,たぶん何処かに飛ばされたかも知れないな。」
「ですね兄弟子。」
ポカーンとするクロイツ君とバナージ王子。
「まあ食い荒らしの祐奈だしな。」
「旅でも沢山食べてましたね,どんだけお金あるやら。」
レイナードは呆れながら言うと,更にポカーンとするクロイツ君とバナージ王子。
「そう言えば前に会った以降,師匠に会って無いな。」
「修行忘れて居て欲しいですね,兄弟子。」
遠くを見つめる,カシム&レイナードだった,そして新しい客が来た。
「お久しぶりですバナージさん。」
「モカさん元気そうですね。」
クロイツ君とカシムにレイナードは,分かり易いバナージ王子を見て思った,バナージ王子は席を離れモカと二人で談笑しに行った。
「いつの間に付き合ってるんだ?」
カシムはクロイツに聞く。
「いつの間にかですよ,まあつい最近だと思うけど………」
三人で見るが恋人ぽいが何か恋人ぽく無い。
「まだアレ付き合ってなくないですか?兄弟子。」
レイナードが言うと。
「友達以上気になる人未満て感じですね。」
いきなり現れた花梨,恋ばなに敏感なのだろう。
「そうなのか?」
「女の勘です。」
花梨は余り目立たない胸を張り,それはただの勘でしか無い気がした三人だったが。
「貴女もそう思うよね。」
常連の撫子が現れた。
「たまに二人で愛を語らう様に居るし。」
撫子は頷きながら言う。
「暖かく見守るのが吉ですね。」
何か二人は意気投合さしたらしく,何故か花梨は席に戻らず何処かに行ってしまった。
「姫様。」
「だから姫では無いんだよ。」
奥から声が響いた,そして撫子と花梨は自分の恋話を始めた,何か共通点があり盛り上がる二人だが,花梨が撫子の話を聞いてると一回は雅史だが,たまに助けてる人は記憶がボヤけて思い出せないらしいが,花梨も高校に入学した時に記憶が曖昧な人に,ゴロツキから助けられたりヤクザ者から助けられ,御礼をしたかったが会えずに高校卒業後,前に合コンで知り合った彼氏の櫻井に誘われ,政人よりイケメンで頼りに成りそうな彼と,モンスター狩に行ったら1人で逃げるし,ゴブリンに酷いことされて首を跳ねられたと,花梨に影がさ差し込む。
「大変だったんだね。」
「私は男運無いのでしょうか?」
その場に居た全員目を剃らす。
「……………普通の下の政人君に,追い返されてもストーキングしても執着すればら良かった。」
全員同意はしない,してはイケナイ気がした。
「誰かさん達は愛人に成るとか行って,たまに夜居ないですしね。」
この奥の部屋には居ない在る人達の事を言う,カシムやレイナードも居ないから言える。
「私はまた恋が出来るかな?」
天井を見上げながら,チーズ入りたい焼きを手に取る撫子。
「私は恋が実るかな?」
雅史と勘違いしてる相手はフリーである,だが肉体は人間であって人間ではないので,同じ時を生きられるかは分からないのだった。
「私は死ぬ前に助けられた人に,御礼言いたかった。」
実は花梨は御礼を言えるタイミングは有ったが,特殊な存在故に花梨は気付かなかった。
「私もいつか御礼が言いたいです。」
団子を食べながら言う撫子だが,撫子がこの喫茶店に来るのは最後だとは,撫子自身知らないのだった。
さて撫子が何故最後かはいつか分かるだろうか?
「昔行けた不思議な店に,また行きたいな。」
「どんなお店ですか?」
撫子に聞く花梨は興味津々だ。
「そうですね,助けられてお茶をしましたから,喫茶店てますかね?」
「…………私も一回有った気がしますね………たぶん。」
首を傾げ思い出したいが出て来ない,何か霧の様な何かに邪魔されて思い出せない。
「この頃は思い出せないけど,小さな頃なら覚えてるんだよ。」
そして撫子は言う。
「このお店と同じなんだけど,猫精霊様が沢山居て思い出せないたぶんお兄さんと,何か色々荷物とか話してたんだよ精霊様と。」
懐かしく言う撫子。
「それにここの団子や大福に似たのを,食べた様な気がするよそれに,美味しいジュースて言う色の付いた飲み物も飲んだよ。」
花梨え!?と思った,この異世界にはジュースの種類は少なく,大和神国には無かったしこの喫茶店には,野菜ジュースか泉からの炭酸水か果物水位。
「猫精霊様達は牛乳しか飲まないけど,優雅に飲んでたんだよ。」
さて皆さんお気付きのあの店である,だが撫子が行った時は雅史達とは違うのであるが,撫子はこの後助けられて再び懐かしい場所に行く,それは撫子が夢に見た風景にして幼き懐かしい再会,そしてバトル…………雅史の物語では語られない物語が動きだすかも。
「私は違う場所だった気がします。」
さて花梨は辿り着けるだろうか?
「さてと私は帰るよ,長く抜け出してるとジイがうるさいし。」
「それ私も分かります,昔爺が監視して自由に友達と遊べなかたです。」
「そうそう。」
頷く撫子だが花梨よりは自由である。
「じゃあまたね花梨さん。」
「何時かまたね撫子さん。」
そして花梨と撫子が再会したのは…………に成る。
「不思議と自分自身みたいだったな撫子さん……」
そして数分後店を出たカシム達は,拗ねて座って待ってた祐奈と合流し,見知らぬ場所からスタートした。
「ユウナここ何処?」
「アクシズでは無いよな?」
「でも色々な獣人な方々が,街の外でスライムと戦ってますよ。」
祐奈が飛ばされカシム達が出たのは,他の星でこれは雅史の仕業ではなく,撫子と花梨が出会ったのが関係有るかは不明である。
「あのスライム雑魚ぽいけど,私の魔法がダメージ通り難いだよね。」
そして祐奈は続ける。
「何か色々ツッコミたい人多いし。」
金髪にルーシエ達とは顔のパーツが違う,不思議な黒い服装に剣を二本背負った集団や,白にグリーンのラインのスカートに服の弓を持った人に,エルフの様な耳をつけ耳した人まで居た。
「コスプレ祭りだね。」
祐奈が言うとカシム達は。
「「「「「コスプレ祭り?」」」」」
と全員頭上に?マークが浮かぶ。
「確かに隣の国の方々にそっくりな,オタクの方々のコスプレですね。」
花梨は学校でその道の人間が居たが,何がキャラクターに装おうのが面白いのか花梨には,理解出来なかった。
「まあ倒せるか試すか,また入っても元の場所に戻れるか分からないし。」
カシム達は先ずゴブリン達と戦う事にした。
「次回はどうなんだろ?」
撫子は散歩中に黒装束に襲われ拐われる,回りには誰も居なかったがふとある者二人が現れ,黒装束と対峙し拐って逃げる者達の前にも,とある者が現れた。
トム「カシム君達どうなるだろ?」
??「さて知らないわよ先輩。」
トム「お前は僕が家に帰った途端に,殴った新入り。」
次回に続く。
トム「え!?」
またあし……来年元日に,では良いお年を。