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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
第5章宇宙旅行と冒険編
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名もなき星の旅

焼き肉をして翌日に,シャロのウエディングドレスを買った店に,アリシアと二人で来た店に入りアリシアとドレスを見る,アリシアはシンプルな白いロングウエディングドレスと,淡い赤のミニスカウエディングドレスに,カワセミ色の生地のミニスカウエディングに悩んで居た,雅史的には赤ピンクポイドレスも,清純なミニスカでもロングでも純白なウエディングドレスも似合う気がした。

だがアリシアは悩み純白のミニスカとロングのウエディングドレスで悩み,雅史は赤と純白合わせた三点のウエディングドレスを買った,シャロより甘い気がするが仕方ないのである,二時間以上も店員を困らせてはいけない,何か店員からプレッシャーを感じたし。

アリシアはお色直し付きの身内結婚にした,そして数日後セーラにも何かしらの護衛が欲しいが,まだ地上で旅をしてないので浮遊バイクで移動しながら,数日位旅をする事にしたがユリさんは有給消化も含まれる。

雅史の両サイドにはイレイナと,ジャンケンに負けたルリスティーナ,そして雅史のフィアンセとして雅史の背中に抱き付く元姫のセーラ。


『元姫でもセーラがマサの婚約者の位置でも,私は負けない。』


セーラも雅史の婚約者と知りビビったルリスティーナ,だが後に引く気は無いルリスティーナは,セーラの前でも雅史とイチャイチャし,セーラも宣戦布告に雅史にキスをし,ルリスティーナに見せ付け火花が散る両者と,目が笑って無いイレイナ。


「今回も私の勝ちねルリ。」

「夜は負けませんセーラさん。」


雅史は聞かなかった事にした,そしてイレイナは関係者が居ないので,仮面解禁し雅史にスキスキ視線を送るが,頭を撫でるだけに終わる日常状態,だがイレイナはセーラとルリスティーナに,ライバルだと認識され睨まれた。

しかも金髪で美人で雅史から秘書として信頼や,何か女としても何か負けてる気がしたのだった,しかも何か頭を撫でられてるしと嫉妬の炎が二人の目に灯る。


「やれやれマサさん大変だ。」

「ほいほい複数と付き合うからだな。」


何か聞き捨て成らん事をエネーブルが言ったが,後で覚えてろよと雅史は思った,留守をアステリアに任せ3台の浮遊バイクで旅を始めたが,暫くすると命知らずの豹が現れいきなり炎を身に纏い突撃して来たが,ギアを7に上げバースト加速して回避する。

スピードが上がった事に驚く,炎を纏った豹は追い付けず諦め,炎を解除し戦闘モードから赤い黄色に黒の斑点の,豹柄通常の姿に戻るのだった。

キャナルからは炎を纏ったフレームヒョウや,角が炎の炎牛(えんぎゅう)や集団で襲い掛かる赤毛の,レッドコヨーテやあの臭い虫の巨大なのが居るらしい。

絶対フレームヒョウや炎牛が居たら,噴射したヤツの臭いで爆発事故起きるかも知れない,この星のヤツは完全に発火するガスを吹き出すらしい。


『地球ではヤツの出す物質は,パクチーと同じかそれ以上らしい似た物質らしいが,この星のはパクチーを軽く越え臭い天然ガス混ざりらしいしからね。』


雅史は遭遇したくない虫魔物だが,今の所遭遇せずに海岸線から内陸部に向け走る,ユーラシア大陸やインドと北アメリカや南アメリカに,オーストラリアが合わさった巨大な大陸の北半球の,海岸線からスタートし緑豊かな内陸部に向かう,一応この星は初夏から真夏に変わる季節らしいが,新しい不思議装備は快適でムシムシしないが,まあサイドカーにはクーラーを入れてるので涼しいはず。

二時間内陸を西に走り少し巨木の下で休憩,エネーブルがやや疲れ気味なので複数回飲める様に改良した,カフェイン軽減の薬用エナジードリンクを渡した。

巨木の上を見るとマンゴーの様な身が有ったので,エアーウイングで確かめに行く。

何故かセーラとルリスティーナが付いてきたが,雅史は鑑定等を使い熟れたマンゴーに似た身の皮を剥く,剥いてもやはりマンゴーにしては不思議な香りがする。

何かオレンジとマンゴーがコラボした香りだった,しかも名前はマンゴール……マンゴールて何さと思った雅史。


「…………………」

「…………………」


何か近くで早く私に食べさせてアピールしてる二人,何故眼を閉じ雛鳥の様に口を開けているか分からないフリし,イレイナ達の方に降りて行く。


「……………………まだ?」

「……………………まだですか?マサ。」


二人は雅史が居ない事を,気付いてない。


「鬼畜だな雅史。」

「飛べるのに楽をさせてはダメだからね,甘やかし過ぎは堕落の元だからね………ハイ,休憩にフルーツ。」

「食べれるのか?」


エネーブルが不安げに聞く。


「食べれなければ採って来ないさ。」

「まあ雅史だしそうだよな。」

「要らなければて…………」


切ったマンゴーの2倍の実は,いつの間にかトムとユリと口を押さえモグモグしてる,ビオラと幸せそうに何処から出したかフォークを持ってた,イレイナが食べたらしい。


「まだ私は味見してないが。」

「雅史………妻の食べる量が,この頃増えてる気がするぜ。」


残念ながら確実に増えてるのだった。


「頑張れエネーブル。」

「何を俺は頑張らされるんだ?」


勿論奥さんの食糧確保である,やっと気付き降りて来た二人は膨れっ面で来るが,雅史は二人に言う。


「私は冒険中は冒険者の彼女を甘やかさない,冒険者しないならセーラとルリスティーナには,ちゃんと仕事して貰うからね。」


青ざめる二人はイレイナを見るが。


「イレイナはアレでも仕事してるよ。」


たまにエトワールの備蓄確認等,イレイナに任せてる仕事をしている。


「まあ,今回はセーラも何か護衛モンスターをてね。」


うるうる瞳で雅史を見るとセーラ,私はの視線のルリスティーナ。


「ルリは更に身を護る為に魔法修行。」

「そ………そんなぁ~」


絶望した的な顔をするルリスティーナ,話を聴いて腕を組み頷くトム。


「確かに。」


あの惨状を知る三人以外は,?マークが頭上に浮かぶ。


「さて味見してから回収するか。」


雅史の言葉に食いしん坊達の眼が光る,味見した結果味もマンゴーオレンジて感じだった,しかし完熟を越えたのは虫だかに食われて居て,完熟のみ回収してツーリング風旅を再開。

次はルリスティーナが勝ち必要以上に密着する,まあ気にしたらダメなので運転に集中。

セーラから何かドス黒い何かが出てるが気にしない,だがイレイナからも何か苛々した何かを感じる,これでシャロやロゼとか居たら更に,カオスと化してる気がした雅史だった。

草丈が長い場所はリープ・エアースラッシャーで苅り,道を開きたまに現れる巨大カマドウマを,エネーブルが迎撃し落とし進み,犬の様な体格のバッタや巨大カマドウマを食べる,巨大なトンボらしきモンスターは,バッタも頭からバリバリと体液撒き散らしながら食べる,流石のセーラやルリスティーナやイレイナも,ブルブル震え静かにして居た。

大量のバッタやカマドウマを食べてるトンボは,此方には攻撃して来ないので,興味持たれる前に遠く離れる。

暫く走るとスキル地図に大河が表示され,時間も夕方近いので大河の近くで一泊する。

大河川原に到着し大河の上流に大きな滝が見える,結構離れた場所だが全員で迫力ある滝を眺めた。

トムとエネーブルは大河に釣糸を垂らし,岩の魚体様な見た目の古代魚を釣り上げたが,鋭い歯を光らせトムに空中から口を開きやって来たが,重いアッパーで顎をまた砕くがやはり手は痛いらしく擦る。

岩の様な鱗の巨体イワナをエネーブルは釣り上げ,額をヘッドショットし倒す。

解体BOXが仕分けし身をユリと雅史が調理し,キャンプ風に焚き火をしてわいわいと過ごした。

夕食後は雅史は逃亡し大和神国の拠点温泉で,のんびり温泉に浸かりのんびりしてた,その頃三人は雅史を旅BOXの中を探して居た,トムとユリは専用部屋でイチャイチャし,エネーブルとビオラは客間でイチャイチャして居た。

何となくエルリーナは大和神国拠点に来て,温泉を堪能してロゼは違う温泉でお腹を気にし,別の温泉ではカルミアが酒を持ち込み,ゆったりとして居てシャロはセカンドハウスの温泉に入り,フローラは新拠点の温泉前にサウナに入って居た。

そしてエルビー博士はゲスト温泉から出て,マッサージ機で寝て居たがその頃近くでは,湯気で見えないがフィーネとルイーズ姉妹が,家族温泉の虜に成って居た。


翌朝出発するも大河を越えれなかった,魔物達が待ち構え大河を渡れない,しかも苔の様なグリーンの魚体に,長い手足の有る魚人(ぎょじん)がトライデントを持ち,河原で待って居たが魚人は,人形モンスターとかに入らないのだろうか?


「トム……アレ食うか?」


雅史はトムに聞くと嫌な顔して。


「あんな不味そうなの食べませんよ。」


だが魚人達は言う。


「メスノフェロモンノカオリ,スバラシイメスノフェロモンタクサンシソンノコス。」

「フシギナオスノアイツマズソウ,アノフェロモンガスルメスハワレワレノハンショク二,………ヘンナケブカイイキモノハマズソウ,アノケモノメストカイラナイフェロモンノニオイシナイ。」


雅史だけ言葉を理解し,全滅するまでぶっ倒そうと思ったが,魚が人間にどう繁殖行動するんだ?とも思った。


「食材には成らないが倒そう。」


エネーブルは何故かは分からないが,魚人に悪口を言われた気がし。


「何か分からねえが,俺も奴らは滅ぼした方が良いと思うぜ。」


アイテムドラポケいや袋から,銃を取り出したエネーブルは魚人達を容赦無く撃ち始め,魚人達はルリスティーナやイレイナにセーラを,雌として認識し我先にと異様な気配を撒き散らし,三人とユリは少し見てから興味無さげに三人に行く。

ユリは何だか分からないけど,メスとして魔物に見られてないのが複雑だった,セーラとルリスティーナは血走った目の魔物に攻撃をする。


「ファイヤーボール!!」


セーラがファイヤーボールを放ち。


「フレイムレーザー!!」


炎のレーザー攻撃をルリスティーナが放つ。


「「「グオオッ!!」」」

「ソンナバカナ…………」


ファイヤーボールが着弾と共に炸裂し,爆風と熱波で魚人が吹き飛び間髪入れずに,炎が魚人達を一直線に貫き燃やす。

不思議な攻撃にパニックを起こしてる間に,エネーブルが魚人を撃ち倒してると今度は,鯛を3倍以上デカくした様なピンク色の,唇が真っ赤でマスカラとか派手な魚人が現れた。


「………メスドモナニシニキタ。」

「ムノウデカイショウナイオスニハ,カンケイナイ。」

「…………………」


今度は魚人のメスらしいが,何故かトムとエネーブルにウインクする魚人達,普通魚人て猫が天敵のはずだが。

メスの魚人達は何故か投げキッスしながら,トムとエネーブルに手を広げ。


「ステキ,ワタシヲタベテ。」


言葉は通じて無いがエネーブルとトムは,身震いし攻撃をしてるが倒してもや諦めず来る,イレイナはビオラとユリと一緒に居て,エネーブルが魚人を倒してるが大河から更にやって来る。

雅史は何故かオスにもメスにも攻撃され,刀で飛んでくるトライデントを叩き落として居た。


「何で私ばかり攻撃されてるんだ?」


だが雅史の問いに魚人は答えない,未だにセーラとルリスティーナに群がる魚人,何かお尻辺りにさっきはなかった突起物が見えた。


「タマゴウマセテハンショクスル…………………」

「オレナカノタマゴ二,チョクハンショクスル。」


またゴブリンの二の舞は勘弁したい雅史,だが鬱陶しくトライデントを投げて来てたが,遂に石まで投げて来たので。


「鬱陶しから金剛の盾×四枚。」


地面から四枚の盾が出現しトライデントや,石を弾き雅史はその隙に魔法を選び,セーラとルリスティーナに近付く魚人に向け放つ。


「グラビトン!!………潰れろ。」


セーラ達を巻き込まない様に魚人を上から重力波で潰すが,それでも怯む事無く重力波を避けやって来るが。


「「ファイヤーボール!!」」


二人連携し避けて来る敵に放つ,微妙にフラフラしてる二人だがレベルの反動かも知れない。

トム分身?がピンチに現れたが着物を着たのや,ぽっちゃりトムとかの姿は無い。

何故かトム分身は嫌な顔しながら魚人達を倒す,またコイツらかと言った顔をしながら倒して行く,雅史は分からずに居るが知る術は無い,他の世界等のトムなんて。

だがそんなトム達が嫌なのはメス魚人達だった,何故かトム達に何故かメス魚人はメロメロだ。


「「「「ゲェ!」」」」


トム達が青い顔をして斬撃を魚人達に放つ。


「何であの気持ち悪い魚達,僕の分身まで襲い掛かってるの?」


それは誰にも分からないのだった。


「タクサンイイオスフエタワ~」

「オシタオシテ,ワタシノオトコニスルワァ~」


トム達とエネーブルは鳥肌が立ち,言葉は分からないが身の危険が増して行く。

だが青い魚体で大河から跳び,魚人数匹を一口で食べる魔物が現れた,雅史達は大河を諦め大河を大きく迂回する事にした。

そして魚人達は青い魚体の魚魔物を見て,何処かに逃げて行ったが何故仲間が倒されてるのに,向かって来たのか不明だった。

一旦草原らしき場所まで戻り,リープ・エアースラッシャーでまた道を拓く,北上して行くと天気が悪く成り,対天候対応傘風エアードームを,エーテル風魔石に魔力を込め展開する。

横座りで後ろからギュット抱き付くイレイナ,何か不穏なオーラが左右から感じるが放置,雨は降らないが天気は悪く更に北へ向かうと,植物の環境が変わり始めそして,牙がサーベルの様な白い虎や銀の毛並みのコヨウテや狐が居たが,牙がサーベルみたいな虎はまんまサーベルタイガーらしいが,鋼鉄すら砕く強い牙に(アゴ)らしい。

銀毛並みのコヨウテは集団行動型だが,それは狩りの時限定らしく銀の毛並みの狐,シルバーフォックスは大型犬並みの大きさだが,スピードが速く群れのボスを中心に行動するらしい。

特殊な技や魔法も使えるらしいが,セーラはこのシルバーフォックスにする事にしたのだった。




「次回はどうなんだ?白夜。」

「知らんわクロ。」


色々忘れられてる2匹だった。


アリシア「ブサ可愛いの何処に居るんだろ?」


物陰に隠れてやり過ごす2匹だった,次回に続く。

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