第23回元オッサン達異世界人飲み会(真・元オッサンだけの回)
とある日雅史は今までの中でも美味い,モンスターを合わせた牛肉の中でも特選して,究極のすき焼きを目指し割下等精霊の材料等を使い,二人が来る前にご飯を蒸らし肉とご飯に酒の準備をし,油を引き準備をするとやって来た。
「今日は俺達だけか?」
ルーデウスが言うとジェラールは。
「まあワシら元異世界中年親交の場,だがまあワシはもう中年越えてるが。」
「俺もだ。」
二人を無視して肉を入れ焼きながら割下を入れる,豆腐とかも忘れずに入れ煮えて行く。
「今日はすき焼きか。」
「だが何か何時もと違うな,泊まる事を前提だしな。」
二人は座敷に入り真剣にすき焼きを見てる雅史に,話し掛けるが反応が無い。
「………………」
「おーい来たぞ。」
「…………………」
「どんだけ集中してるんだコイツは。」
仕方なく卵を割り待つと。
「頃合いだな…………」
雅史は卵を割りとき,そして食べると。
「…………今最高の究極のすき焼きが完成した………」
雅史がフリーズしてるので二人も取り食べると………
「…………溶けて消える………なんだこの肉は………」
「……………美味い,婆さん生きてたら食べさせたい位。」
二人は何故か目から汗を流しながら次を食べようとしたら,何故か煮えて無い肉しかなかった。
「…………美味い,さて酒は何が合うか。」
何時もなら厨房から出て来ない雅史,今日は荒れそうな予感がしたジェラールとルーデウスだった。
「ご飯に合う。」
「これは気合い入れんとな。」
「ワシら呼んどいて,一人堪能してるからな。」
二人は臨戦態勢に入った。
「お前ばかり食わせはせんぞ。」
雅史が取ろうとした肉をかっさらうと。
「まだまだ甘いねルーデウスさん。」
雅史は更に良い状態に,染みたすき焼きを取る。
「アッチが本命だったか。」
「まだまだだなルーデウス。」
「うるさい,次は負けん。」
火花散るルーデウスとジェラールだが,雅史は次元が違う。
「2人共にまだまだですね。」
ニヤリとまた取り食べる雅史。
「ゲストより食うヤツがあるか。」
「今日はそんなのはないですよ。」
『食べ初めはね。』
割下を足し肉と豆腐とネギを足す。
「酒が美味い。」
「酒飲んだらコイツに勝てん。」
「卑怯な後輩だ。」
雅史を睨む二人だが。
「次もイタダキだ。」
「「なぁ!!」」
隙を付かれまた食べられた二人。
「本当に今日は容赦無いなて………」
反対を見ればそれの連れが居た。
「僕の存在忘れてましたね。」
トムの目が光る。
「「お前は遠慮しろ!!」」
「嫌です。」
トムの参入により二人ピンチ,だが雅史は満足したのか丼にして居た。
「さて食べ終わったら,酒を堪能しよ。」
「「また煮えて無い肉だらけかよ!!!」」
ルーデウスとジェラールは,トムとの戦いに成った。
「負けられん。」
鼻息荒く言うルーデウス。
「今日のすき焼きは美味しいですね,まだ肉がてんこ盛りですし。」
「「……………え!?」」
さっきまで無かった肉の山が有った。
「僕用ですかね。」
「「ふざけるな!!」」
「俺のだー!」
「ワシのだー!」
雅史は食べ終わり一人カルバトスを飲み始めた,雅史は肉を足しながら酒を味わい。
「久々に飲む夜の酒は美味い。」
「たまにバーで飲んでるだろうが。」
雅史はジェラールのツッコミを躱す。
「次は妖精の雫にしよ。」
雅史は美味しく酒を飲む,トムもマタタビ酒を飲みながら食べる,しらふでも勝てない二人だがトムが酔い始め,変な踊りを始めたので酒を飲みながらすき焼きを食べる,食べる度に消える肉は美味く極上のすき焼き。
ワインや大吟醸酒にも合う,ご飯と共に食べると至福が口から体に広がり,初めて限界を越え満腹で食べた。
いつの間にか完食し4人は仰向けで居た。
「幸せの味だったぜ。」
「三人でもたまには良いな,まあゲスト蔑ろは良くないが。」
雅史は聞いてない,だが数日後新しい肉により焼き肉をし,ジェラールだけ美味しい思いをするのだった。
「次は三人で酒だけ飲みますか?」
「「賛成だ。」」
暫く休み三人は酒を飲み,社会人時代の愚痴を言う雅史とジェラールだった。
「いつの時代も社会人に成っても,いじめをするクズが居て嫌だ。」
「ワシの時代は更に暗黒だったわ。」
ルーデウスはヒキニートだったので,会話に入れないのだった,4人は少し酔いを醒まし温泉に行き酒を飲み交わしながら,温泉を満喫しまたジェラールが少し若返り,ルーデウスも5歳若返り雅史は疲労が回復し,トムはまたマッスル体型に成ったが一瞬だった。
異世界中年の夜はまだ始まったばかりである。