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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
第5章宇宙旅行と冒険編
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第23回元オッサン達異世界人飲み会(真・元オッサンだけの回)

とある日雅史は今までの中でも美味い,モンスターを合わせた牛肉の中でも特選して,究極のすき焼きを目指し割下等精霊の材料等を使い,二人が来る前にご飯を蒸らし肉とご飯に酒の準備をし,油を引き準備をするとやって来た。


「今日は俺達だけか?」


ルーデウスが言うとジェラールは。


「まあワシら元異世界中年親交の場,だがまあワシはもう中年越えてるが。」

「俺もだ。」


二人を無視して肉を入れ焼きながら割下を入れる,豆腐とかも忘れずに入れ煮えて行く。


「今日はすき焼きか。」

「だが何か何時もと違うな,泊まる事を前提だしな。」


二人は座敷に入り真剣にすき焼きを見てる雅史に,話し掛けるが反応が無い。


「………………」

「おーい来たぞ。」

「…………………」

「どんだけ集中してるんだコイツは。」


仕方なく卵を割り待つと。


「頃合いだな…………」


雅史は卵を割りとき,そして食べると。


「…………今最高の究極のすき焼きが完成した………」


雅史がフリーズしてるので二人も取り食べると………


「…………溶けて消える………なんだこの肉は………」

「……………美味い,婆さん生きてたら食べさせたい位。」


二人は何故か目から汗を流しながら次を食べようとしたら,何故か煮えて無い肉しかなかった。


「…………美味い,さて酒は何が合うか。」


何時もなら厨房から出て来ない雅史,今日は荒れそうな予感がしたジェラールとルーデウスだった。


「ご飯に合う。」

「これは気合い入れんとな。」

「ワシら呼んどいて,一人堪能してるからな。」


二人は臨戦態勢に入った。


「お前ばかり食わせはせんぞ。」


雅史が取ろうとした肉をかっさらうと。


「まだまだ甘いねルーデウスさん。」


雅史は更に良い状態に,染みたすき焼きを取る。


「アッチが本命だったか。」

「まだまだだなルーデウス。」

「うるさい,次は負けん。」


火花散るルーデウスとジェラールだが,雅史は次元が違う。


「2人共にまだまだですね。」


ニヤリとまた取り食べる雅史。


「ゲストより食うヤツがあるか。」

「今日はそんなのはないですよ。」

『食べ初めはね。』


割下を足し肉と豆腐とネギを足す。


「酒が美味い。」

「酒飲んだらコイツに勝てん。」

「卑怯な後輩だ。」


雅史を睨む二人だが。


「次もイタダキだ。」

「「なぁ!!」」


隙を付かれまた食べられた二人。


「本当に今日は容赦無いなて………」


反対を見ればそれの連れが居た。


「僕の存在忘れてましたね。」


トムの目が光る。


「「お前は遠慮しろ!!」」

「嫌です。」


トムの参入により二人ピンチ,だが雅史は満足したのか丼にして居た。


「さて食べ終わったら,酒を堪能しよ。」

「「また煮えて無い肉だらけかよ!!!」」


ルーデウスとジェラールは,トムとの戦いに成った。


「負けられん。」


鼻息荒く言うルーデウス。


「今日のすき焼きは美味しいですね,まだ肉がてんこ盛りですし。」

「「……………え!?」」


さっきまで無かった肉の山が有った。


「僕用ですかね。」

「「ふざけるな!!」」

「俺のだー!」

「ワシのだー!」


雅史は食べ終わり一人カルバトスを飲み始めた,雅史は肉を足しながら酒を味わい。


「久々に飲む夜の酒は美味い。」

「たまにバーで飲んでるだろうが。」


雅史はジェラールのツッコミを躱す。


「次は妖精の雫にしよ。」


雅史は美味しく酒を飲む,トムもマタタビ酒を飲みながら食べる,しらふでも勝てない二人だがトムが酔い始め,変な踊りを始めたので酒を飲みながらすき焼きを食べる,食べる度に消える肉は美味く極上のすき焼き。

ワインや大吟醸酒にも合う,ご飯と共に食べると至福が口から体に広がり,初めて限界を越え満腹で食べた。

いつの間にか完食し4人は仰向けで居た。


「幸せの味だったぜ。」

「三人でもたまには良いな,まあゲスト蔑ろは良くないが。」


雅史は聞いてない,だが数日後新しい肉により焼き肉をし,ジェラールだけ美味しい思いをするのだった。


「次は三人で酒だけ飲みますか?」

「「賛成だ。」」


暫く休み三人は酒を飲み,社会人時代の愚痴を言う雅史とジェラールだった。


「いつの時代も社会人に成っても,いじめをするクズが居て嫌だ。」

「ワシの時代は更に暗黒だったわ。」


ルーデウスはヒキニートだったので,会話に入れないのだった,4人は少し酔いを醒まし温泉に行き酒を飲み交わしながら,温泉を満喫しまたジェラールが少し若返り,ルーデウスも5歳若返り雅史は疲労が回復し,トムはまたマッスル体型に成ったが一瞬だった。

異世界中年の夜はまだ始まったばかりである。

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