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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
第5章宇宙旅行と冒険編
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コックローチ再び?

雅史達は洞窟入口から警戒しながら進む,暗いのでスキルを使い暗い中を進む,マップの洞窟はくねくねとした洞窟で迷路の様な洞窟だ。

長い道の先を曲がると広場に出るが,魔物は居ないがうっすらと光コケが光って居た,他にも蛍の光の様に光る水晶も在るが,水晶に罠の気配がしたので無視をし先え進むと,分岐に差し掛かるが暗い中歩くと時間感覚が分からない。


「左は蛇が巣にしてます,右はまた広場に成ってましたがカエルや虫や蛇が戦ってますよ。」


トムにの偵察情報で武器を出す,雅史は絶命の弓(デッドアロー)を出しトムはネオ・自在剣を,何処かの空間から出し剣を抜きエネーブルは,新武器ガドリングガンを出さず,ビームバズーカを担ぎ向かう,一応入口で見付からない様に中を見る。

光コケの光か薄明るい広場,カエルは大蛇に食べられてるわ,カエルはゴキ等を食べてるが魔物は全部デカイ,食い散らかされたカエル肉を食べるゴキ,長く大蛇より巨大なムカデが,大蛇と格闘し口に顔を入れ,大蛇の頭を噛み砕き絶命させ食べて居た,食物連鎖恐るべし。


「あのムカデがこの広場のBOSSらしいですよ。」

「まだ他にも居るのか?」

「……………。」


嫌な予感が雅史はし,エネーブルはムカデが気持ち悪かったが

,まだ始まりに過ぎないと知り言葉が出ない。


「さて絶命の弓(デッドアロー)を試させて貰う,行け!デッドレイン。」


天井に向かい黒い矢を放つと分裂し,魔物の頭上に雨の様に降り刺さりバタバタと倒れる魔物達,絶命の弓(デッドアロー)は効果抜群に全滅させた。


「僕の出番が……」

「俺の見せ場が…………」


ボヤキを無視し回収される魔物は,ムカデBOSSとゴキ以外を解体を始める,中に進むと宝箱は無いけど少し質の悪いダイヤや,黄鉄鉱等の鉱石が少量在るがダンジョンマップ見ると,後ろから蛇の広場から来る集団と,この先からも魔物がやって来る。


「エネーブル出番だよ,次の広場から魔物の大群だあとトム。」

「蛇ですね,僕の出番ですね。」

「いやエネーブルの護衛頼む。」

「「………………」」


何か言いたそうな二人だった,雅史は次にナイトメアーアローを出す。


「行け!目覚めない悪夢!!」


黒い矢を放つと分裂し蛇達が来る方に向かう,念のためもう一度放ち分裂し,無数の黒い矢が蛇達の方に飛んで行く,マップを見ると赤い点が止まり動かなく成った。

そしてエネーブルは,バズーカを担ぎ此方に来る魔物に放つ,エネーブルはトリガーを引き閃光と轟音響かせ,更に前に進みトリガーを引き魔物達を木っ端微塵の肉塊に変える。

エネーブルは第三射を放ち更に進み,長い直線の場所で第四射を放つと,黒い何かがバズーカのエネルギー弾を弾く,だが着弾すると吹っ飛ぶが黒い集団がやって来る,更にエネーブルはエナジードリンクを飲み体勢低くし,片膝を付きバズーカを放つが吹っ飛ぶだけで効果は弱い,少し威力を上げバズーカを放つと次は,黒い集団の破片らしきの見えるが天井からも鍾乳石が落ちて来る。


「硬いぜあの魔物はよ。」


エネーブルは一旦低くと,トムが剣を伸ばし貫くが数が多過ぎる,トムは剣の白い体液を払いゴキ達から距離を取る。

ゴキ達はカエルの肉片を食べまだ成虫ではない,木っ端微塵に成った個体を食べながら進む。


「来るぜ雅史。」

「じゃあ寝てる蛇の始末頼むよ。」

「………寝てる?」


エネーブルは不思議な顔をする,トムは刀に変え向かって行くのを見て,焦ってエネーブルもバズーカから銃に変え神速を使い向かう。


「前は火魔法使ったが,此処で燃やすと二酸化炭素中毒に成るし,次は妖精の弓で迎撃するか。」


妖精の弓に変え雅史は目に見えない弦を引き,技を発動させる。


「行け!流星の矢(ギャラクシ)!!」


前より更に輝き更に太い光の矢を放つと,前より更に分裂して敵が向かって来る場所に,無数の高速の光の矢が飛んで行く。

それは尽きない流星の様にそして,意思があるかの様に曲がりながら飛んで行く。

だが魔物の勢いは更に増す,雅史はもう一撃弓を引き。


「もう一撃流星の矢(ギャラクシ)!!」


更に光が増しながら放たれた光輝く矢は,目標に向かい飛んで行くが一旦減るけど奥から更に来る,解体しない魔物ホルダーには二千を越えるゴキブリの死骸がカウントされてる。


「うげ…………」


更にやって来るゴキ達。


「トム達も蛇処理してるし,見えない範囲のゴキ倒せるか分からないが,もう一度使うか。」


絶命の弓(デッドアロー)を再び出し,ゴキ達が移動してる場所に向かい黒い矢を放つ。


「デッドレイン!!」


真っ直ぐに放った黒い矢は無数分裂し,洞窟の壁を無いみたいに突撃し目標に向かう。

洞窟の壁は無傷でダンジョンマップの,ゴキの光らしき赤い点が消えて行く,だがまだ奥からやって来るがゴキの回収量は五千を超えたカウントに成ってた。


「どんだけ繁殖してるんだよ。」


カエルのBOSSらしきのが入ってたが,天敵居なく成ってやって来たのかも知れない。

あと大王殿様カエルてと雅史は思った,だがこの大王殿様カエルは遭遇して戦わなくて良かったと,雅史は後で思ったのだった。

更に第二射を放ち更に減り第五射まで放ち続けると,巨大な反応以外の赤い点反応が無いが,即死耐性有るのかデッドレインが射程圏外かは不明だが,少数のゴキと巨大な反応以外は無くなった,少数は最奥から此方には来ないらしく,たぶん射程圏の問題かも知れないが,後で火魔法を撃ち込んで密閉させて全滅させよう。

トムとエネーブルが戻って来たので,三人で先に進むとゴキの体液で汚れ汚かった,白くヌメヌメぬとした通路を抜け長い広い広場に出たら,疲れと空腹感で三人見合せ。


「ご飯にするか。」

「賛成。」

「腹ペコだぜ。」


一応広場の端の場所に行き,コバルトブルーの魔宝石を置きその先に,ダンジョンハウスを出し中に入り作るの面倒なので,カバンから刺身とステーキを出し三人食べたいのを食べた。

イメージ画面を見たら半日位進んでたらしく,もう夜の時間だったので今日はこのまま休む事にした。

エネーブルとトムはエトワールに,マジックポートは帰らず食後眠たい身体を引き摺り,シャワーだけ済ませて二人はトム部屋で寝た,凄いイビキをしながら。

雅史は片付けてから風呂には行かず,疲労を回復するために温泉に浸かり,さっぱりしてから部屋に行き泥の様に眠った。

たぶん翌朝起きると何故かアリシアが居た?


「…………アレ?シャロしか来れないはず。」


ベッドの下には何故かシャロが居る,何故か哀愁漂うオーラが出てる。


「寝相珍しく悪いなシャロ。」

「ムニャムニャ…………」


二人共白いランジェリーパジャマ,シャロを抱き上げベッドに寝かせ,布団を掛けパジャマを早着替えで着物を自動で着て,部屋を出てトム達の部屋の前を通過すると,未だに響くイビキが聴こえて居た,結局トムの次の現れる筈の相棒は未だに現れない,エネーブルはその予定の寝床に寝てる。


「凄い爆睡してるな二人は。」


台所に向かい朝食を作る,まだ半分位だが長丁場を見越して量を多めに作り,先に大根の味噌汁と卵焼きにお茶を淹れて食べ始める,ほかほかご飯を食べ卵焼きを食べ味噌汁を飲む,至福の静かな朝食。

焼き魚の匂いで起きたか,二人の声がすると足音が()()位に聞こえる。


「腹減ったぜ。」

「起こして下さいよマサさん。」

「そうよ起こしなさいよ。」

「そうだよまーくん。」

「何で私は責められてるんだ?」


トムとシャロとアリシアに文句を言われたが,トムはご飯の匂いで起きるので問題無いし,何故二人が居るの後で問い詰めよう。


「シャロとアリシアはコーンスープだけね。」

「私はまーくんと一緒で。」

「先に言わないでよアリシア。」


仕方ないので卵焼きを二人分焼き出した,ご飯と味噌汁は自分で用意し,雅史の卵焼きを待つ二人。


「何かデカイ娘に朝ごはん出す,父親だなコレ。」


その言葉に異議を言いたいが,卵焼きの誘惑に負け二人は食べ始めた。

幸せそうに食べる二人だが,その卵焼きは()()()()()()()()()焼いた卵焼きである。


『美味しそうに食べるが,味の変わりに気付いて欲しいが仕方ない。』


少し冷めた卵焼きと味噌汁を食べ,お茶を飲んでシャロとアリシアに洗い物を頼んだ。


「何か新婚みたいだね。」

「まさかアリシアも婚約したて聴いた時は驚いたけど,何か今は実感出来るわ………セーラは皿洗いさせると,手を滑らせて食器割るし…………。」


雅史は今の話を聴かなかった事にした,特にセーラが更に家事の一部壊滅に。


「さて二人は帰りなよ,今虫がワサワサ居る洞窟に居るから。」

「「え!?」」


トムとエネーブルが頷く,顔が青ざめる二人は渋々帰って行き,雅史達はダンジョンハウスから出て収納して,振り向けば奴等が少し復活して,出て来るのを待ち伏せして居た。

光コケが明るいのでデカイゴキ20体がカサカサ動き,エネーブルはドン引きながら撃ち殺す。

だが撃ち殺された仲間を食うゴキ,更にエネーブルは早撃ちしゴキの眼を撃ち抜き,そこに居たゴキを全滅させた。


「宇宙ゴキブリみたいにデカイ野郎だぜ。」


トムと雅史的には前より少しデカイゴキだった,雅史達は進み広場突き当たりを左に進み,次の広場には2つ道が在るが一つはデカイ広場の先で,2ヵ所デカイ反応が有るのでデカイ広場の入口に大量のゴキブリを出して。


「盛大に燃えろゴキブリ,メガ・フレアー!!」


高質量の炎で燃やされるゴキブリ,更に棄て更に燃やし入口を蓋をして,更に棄てたがまだまだ残ってる。

更に蓋の先に棄て燃やす,エネーブルは何か言いたそうだが次に向かう雅史とトム,もう一つの場所の広場を見ると,一番最初に倒したハイパーコックローチキングより,一回りデカく更に硬そうで黒光りするヤツが居た。


「また巨大なヤツが…………」

「前は攻撃弾かれましたね。」


その時地響きが起こり洞窟が揺れる,どうやらゴキブリ燃えてその暑さと二酸化炭素で,敵がダメージ受けてるぽい。

デカイゴキブリは自分の卵を食べ,地響き気にせずに食べるがその近くには,カエルの骨や蛇の革等が有り卵を食べ終わると,カエルの骨をバキバキと食べ始めた。


「とんでもないなヤツは。」

「宇宙ゴキブリよりたくまし過ぎるぜ。」


前はレベル差や硬くて倒せなかったが,また硬いだろうしまた攻撃弾かれるから,関節部を狙い倒さないと無理だろう。


「アレはまた硬いだろう。」

「あのハイパーコックローチてヤツか,そんなに硬いか?」

「僕の爪の斬撃が弾かれる位は。」

「レベル差が100以上あっても,火魔法が通用しない程度に。」


エネーブルは何だそのチート防御と,顔がそう語る。


「さて此処でドランの実力を確かめるか。」


腕時計型の真ん中を押し,万能スーツを展開して久々に使う。


『懐かしい母の気配が地下からする…………』


何故か第一声は不満ではなく,偉大な神竜グランド・ゴッドドラゴンの事を言うので,もしかしたら凄い鉱石が在るかも知れない。


「なんかワクワクして来たが,その前にヤツを倒すよ。」

『次は………下等生物のゴキブリか,美味しくないだよな。」

「食った事あるのかよ!!」

「ウゲ………」

「あんなの食いたく無いぜ。」


何故かトム達にも聴こえドランの評価が下がった,そしてDシステムを起動させフィンをパージし,ドランに攻撃指示を出す。


『頭と胴体の間の関節に出力20%で攻撃。』

『了解だ。』


フィンはコの字に変形しながら目標位置に到達し,エネルギーを貯め一気に放つが関節近くの外皮が凹んだだけ。


「アレで凹むんだな。」

「納得できませんね。」

「俺がバズーカで…………」

「「止めとけ。」」


二人に言われ凹むエネーブルだった。


『出力50%で再攻撃。』

『了解だ。』


同じ場所目掛けて放つと更に潰れて倒せたみたいだが,接合部から白い体液が溢れ出て気持ち悪い。


「何か汚いな。」

「触りたく無いぜ。」

「前の苦労て……………」


フィンを回収して万能スーツを解除し,奥へ向かうと更に分岐の場所に,コバルトブルーの魔宝石が在り宝石の無い方は最後の魔物が居る,暴れてた魔物は絶命して燃やしたゴキと共に巨体が燃えたらしい,勿論奴等もハイパーコックローチだったらしく,エーテル闇魔石の巨大なのが全部で三つある。


「奥は確かさっきより巨大なのが居るとか,宝石の先は地下の入口が有りますよ,マグマとか温泉とか。」


トムの説明を聴いて温泉前に敵を討つ。


「ゴキ親分を先に討つ!」

「また硬いだろう?」


だが雅史はエネーブルに聞く。


「さっき目玉狙撃して無かった?」

「…………目玉撃ち抜いたぜ………よし狙撃するぜ。」


トムは出番が減った,ステルスで無足で音を立てずメガ・ハイパーコックローチを捉える射程圏に入り,エネーブルは狙撃ライフを出してスコープを覗き,メガ・ハイパーコックローチの目を捉え,出力を最大にし自分のタイミングでトリガーを引き,放たれたエネルギー弾は真っ直ぐ目に向かい,気付いたメガ・ハイパーコックローチは羽を広げ,天井に逃げようとしたが,反応が遅く目を貫かれ脳を貫き倒す。


「呆気無かったぜ。」

「目を狙えば倒せるのだな。」

「僕一人で倒せるね。」


次にエネーブルの出番が無くなった可能性大である。


「さてゴキの卵を燃やして。」

「さっきの燃やしたか?」


雅史とトムはハッと成り,トムに駆除を頼んだ。


「駆除完了だ。」

「宝箱降って来ないぜ。」


帰って来たトムと共にエネーブルを置いて行く,何故なら宝箱はもう回収して居て,後で驚かせたいのと雅史は早く温泉に行きたいのだった。


「俺を置いて行くな二人共。」


慌てて追い掛けるエネーブルだった,地下に向かう穴に入ると下り坂で暫く歩くと,腹が三人から鳴き下りたら昼にする事にした。

だが時間を見るともう夕方で,下りた先の場所でダンジョンハウスを出して,また用意する手間を省き手洗い後に無我夢中で,昼夜兼用で食事をした。

トムとエネーブルは風呂に行き,雅史は我慢出来ずに神速サードで下りた場所の左に,急いで向かうと地底温泉が有った。


「スキル鑑定!」


危険性無いだけ確認してお湯に手を入れると,ぬるい温泉とバカ暑い温泉と丁度な温泉に別れ,ぬるい温泉は少しヤバい効果が有った,生物成長促進………早く言えば果物とか,未成熟を完熟に一時間で出来るらしい。

バカ暑い温泉はマグマに温められた地下水,少し硫黄が多い程度で天井見ると,風が少し吹いていて抜け穴が在るらしい。

丁度の温泉は不思議な温泉で身体を洗い入り,効能は傷回復に肉体や精神の疲労回復,ランダム効果らしいが何故か皮膚が艶々してる気がする。


『さて酒を出して,マッタリと癒されるか。』


温泉に浮く様に桶を浮かせ,バランス良く酒を置きカクテル味の酒泉から味わう。


「美味い!」

「一人で先に来てるぜやっぱり。」

「マサさんだから。」


トムとエネーブルがいつの間にか来た。


「抜け駆けだぜ雅史。」

「僕はマタタビ酒の新しいのを。」


いつの間にか浸かり三人で,温泉に浸かりマッタリと酒を飲む。


「このウイスキー美味いぜ。」

「それも酒泉だ。」

「……………」


納得出来ないエネーブルだった,酒に合うナッツや木の実を肴に酒を飲み交わす。


「このウイスキーは丸くて飲みやすいが………」

「それも酒泉だ。」

「…………やれやれ。」


エネーブルを見ると毛ツヤが良いし,微妙に人間ぽい体型の気がしたが気のせいにした。

トムは何故か微妙にスマートマッチョに成り,何か理不尽を感じた雅史だった。


「このコニャックも美味いぜ。」

「それは精霊酒店のだ。」

「何本か売ってくれ。」

「今度一緒に行くか。」


目を輝かせるエネーブルだった,酔いがだいぶ回ったので上がり,湯冷めする前に着替えダンジョンハウスに帰る。

この日三人は泥のように眠り雅史は,シャロとアリシアに起こされるまで寝たのだった。


「何かマサ昨日より肌ツヤツヤよね。」

「女の私達よりツヤツヤだよねシャロ。」


眠る婚約者に色々問いたい二人だった。


「起きてまーくん。」

「マサ起きなさい。」


全く起きなかった。


「これはキスが必要ね。」

「私のキスだねシャロ。」


シャロとアリシアの間に何かぶつかり合い,スパークする。


「キスは正妻の特権よ。」

「まだ結婚してないし,正妻なんてまーくん望んでない。」

「うっ…………」


怯むシャロを他所にアリシアは雅史にキスをした。


「アリシア卑怯よ。」

「……………まーくん大胆………やっぱり大好き。」

「……………?…………まだ眠い………シャロ抱き枕…………」


シャロが添い寝し。


「マサたら仕方ないわね。」

「ごく自然に添い寝しないでよシャロ。」

「私の特権よそれに指名よ。」

「……………なら後ろから抱き付くから良いもん。」


暫く何も起こらない,だが雅史は寝返りアリシアを抱き寄せ。


「アリシア抱き枕も最高…………良い香り…………良い香り?」


うっすらと目を開ける雅史。


「おはようまーくん。」

「…………夢だな早く起きないと。」

「なに寝ぼけてるのよ,早くこっち振り向きなさい。」


振り向とシャロが怒って居た。


「……………おはよう?シャロ。」

「何でおはよう?なのよ。」


まだ寝ぼけてるのだった。


「もう仕方ないわね。」


シャロの強烈な目覚めの一撃に目を覚ます。


「お酒臭いわよ。」

「おはようアリシア。」

「何でアリシアに振り向いてるのよ。」


いつの間にかアリシアに振り向いてた雅史,アリシアは意を決して雅史に言う。


「おはようまー………ダーリン………なんか恥ずかしい。」


アリシアが恥ずかし悶えて居たが,アリシアは雅史をダーリン呼びを封印した,慣れない事はするものではないと思ったアリシアだった。


「アリシアからダーリン…………何か恥ずかしい。」


雅史も手で顔を覆い,何とも言えない感情が吹き出すが悪くないとも思った。


「羨ましくなんてないからね。」


それを見て拗ねるシャロだった,暫く三人ボ~とし三人はダイニングにふらっと降りて行き,朝食を食べずにハーブティを飲みながら,更に何をする事無く時間が過ぎるが上から,慌ただしい足音が響く。


「エネーブルかトムだな。」

「…………今何時かしら?」

「まーくん何時?」


雅史はイメージ画面の,ベルフリーデン時間を見る。


「昼前だね。」

「……………まあ良いかロゼ放置で。」


何か疲れてるシャロ,アリシアは何故か黄昏て居た。


「地底温泉此れから整備するけど,かなり断崖絶壁に秘湯が在るけど,入る?」


二人は断崖絶壁は嫌だが,雅史の温泉の勧めは入りたいので頷き行くのだったが。


「水着かよ。」

「たまにはね。」

「そうそうたまには。」


まだ整備してないし仕方ないと,二人を桃源郷温泉に送る。


「………………断崖絶壁過ぎるわ。」

「でも不思議だよ,お湯がグリーンだし甘い香りするし。」


学校指定水着で入る二人,まあ色々まだ整備は必要なのでマナーは後回しにし,地底温泉の整備から始める。

基本同性同士か恋人と一緒に入る温泉にして,脱衣場はキャナルが見付けた温泉地帯にし,男女分けと雅史のプライベート用に分ける。

そしてシャロ達は不思議な現象を体験してた,何故か身体が軽く何かが身体から抜け出て,心が軽く成る。


『私の試練が…………こんな温泉で消える何て。』


アリシアは周りを見渡すも何も無いが,何故か聴いた事ある声が聞こえた気がした。


『パンツを風で飛び失くす呪いがぁ~!!』


シャロも何か聞こえた気がしたが,気のせいにしたこの頃は部屋干しだから。


「肌ツヤツヤに成らないね。」

「成らないわね…………。」


暫く二人は不思議な場所の温泉に癒された,特に甘いフルーツの香りに。


「次回は俺の出番ある?」

「アナタそれフラグよ。」


ビオラに言われしまったと顔に出るが遅かった。



セーラとカルミアは久々に会い,通信装置を久々に使う。


セーラ『マサさんそろそろ私を構って。』

カルミア『違うわ私よね。』


暫くの間の後。


シャロ『私が今構って貰ってますて……アリシア………』


この後シャロの部屋に殴り込みに行った二人,だが部屋は何も無かった。


セーラ「いつの間に………」

カルミア「抜かったわ…………」


だが二人は知らないこの部屋のカラクリに,次回に続く。


シャロ「隠し部屋がバレなくて良かった。」

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