結成?フローラガーディアンわんこズ
未だに滞在中の雅史達はのんびりして居た,そして14月フローラが笑顔で結果を伝えたので,雅史はシャロ達の最終試験お疲れ様会は夜にし,先にフローラと久々に恋人らしく,労いを込めてプレゼントをの有る奴らの場所に向かう,フローラは会えなかった分を埋める様に甘える。
そして影豹の肉や鈍牛のタン等を食べ,威風堂々の姿の4匹をフローラにプレゼントした。
「マサ大好き,早く婚約者にしてね。」
雅史はアリシアかフローラにプロポーズ予定だが,まだ婚約指輪を製作素材に悩んで居た,一人一人に合った婚約指輪を考えてるからだ,セーラにはエルリーナと一緒にと言ったら。
「マサさんは仕方ない人ですね,でもエルと一緒なら喧嘩に成らないですねたぶん。」
雅史はエルリーナの前にセーラと結婚すると,絶対後でエルリーナが不機嫌に成るので,エルリーナにもセーラと一緒に結婚で良いかを聞いてる,まあ案の定セーラに先を越されるよりマシと言われた。
二人の結婚予定は19月の予定,それまでに婚約指輪を二人の分も作る予定,シャロは16月に結婚パーティー予定だ何も無ければ。
フローラは青いスカートを手で押さえながらしゃがみ,スノーウルフをなでなでして満喫していた。
「モフモフ最高!!」
気に入ってくれて良かった雅史,フローラを連れ昨日完成した場所に行く,恋人と過ごす避暑地みたいな場所から火山が見える場所で,シャロとの新婚新居の遥か反対側の斜め対岸に作り,ゲスト宿泊場所が見えない場所に桟橋を作りスワンボートと,ボートに潜水艇を桟橋から乗れる様にしてある。
フローラと共に巨大な湖のボートデートをする,フローラと寄り添いながらボートでお茶にし,みたらし団子と私は玄米茶でフローラは,玉露を飲みながら湖から飛ぶ白い鳥を眺め,フローラのピンクのセーターと同じ色の,不思議な白鳥がピンクに成った様な鳥が,頭上を過ぎて居た。
「マサと二人で居られて私は幸せ,でも何時かは恋人以上もマサから欲しい………」
フローラは雅史にアタックするが,みたらし団子を食べるだけで答えなかった。
「マサたらもう。」
雅史はみたらし団子を食べ,何とかその場を凌ぐのだった。
「さて次行くから戻るよフローラ。」
「……………離れないから。」
仕方ないのでもう少し寄り添う事にした,ボートを再び漕ぎ元の桟橋に戻り次は,不思議な秋エリアにフローラをお姫様抱っこして,エアーウイングで向かう。
秋エリアは紅葉の黄色に光が反射して眩しい,イチョウ並木をフローラと手を繋ぎ歩く,フローラは笑顔で暫く秋空の様な陽気と,舞い散るイチョウの葉を眺めながら歩く,だがフローラは知らないここには,無限に生える松茸が在りジェラールさんとルーデウスさんが,また食べたいから採って来いか連れて行けと言う場所である,何故か銀杏が落ちて無いがキノコや山菜は,豊富に在り秋の山食材宝庫だけど春エリアはまだ見てないから,今度は春エリアにアリシアかセーラとデートする。
エルリーナは冬エリアでスキーを楽しもうか,考え中でスキー以外は経験無いので,残ったスノーウルフがソリー牽けるか試す,フローラ姫やモニカちゃん達に雪遊びさせるのも良いかと思う。
「ココて不思議ねマサ。」
眼を細めながら隣を歩くフローラ,次にフローラを連れ夜の会場に行く,恋人達と過ごす建物はコテージ風にしてある,中もコテージ風にしてある,靴を脱ぎ絨毯を歩きフローラに好きな部屋を選ばせ,次に脱衣場の場所を教えて次に広間やトイレの場所も教えた,宴会にも使える規模の広間は和室にしてるが足が伸ばせる様に,掘りテーブルにして座れる様にしてある。
今日は3人と3人の両親に妹達のみ,シャロの弟は面倒らしいのでゼノンさんの弟子が,弟さんを少し修行させるらしい。
何故かシャロが安心して居た,とんでもないシスコンらしいと前に聴いたが,どんな少年なんだろうか?
フローラはスノーウルフと外で戯れ,私は夜の仕込みを始めるついでにとある人にヘルプで,マンモス恐竜の肉ワンブロック報酬に前菜類を頼み,トムが出来た料理から厨房横の異次元倉庫に,運んでくれて居る。
ロゼはまだ合格通知無し,ファンタジアの外部発表通知は来週らしいが,フローラはファンタジアではなく結局迷った挙げ句の果てに,王都オスローホルムの大学を選んだ筈だったが,マサに会えないのやっぱりヤダから,ファンタジアにすると言い,結局ファンタジアの経済学部の方にしたらしい,簡易アイテムを持ってれば来れるのに。
まあ王都は行ってるが彼女達誰もそれは知らない,知ってるのはイレイナだけだ。
「マサ来たわよ。」
「まーくんお待たせ。」
料理を作り終え休んでたら二人もトムに案内され来て,トムには3人の両親達をゲスト宿泊に案内して貰い,シャロとアリシアも気に入った場所を部屋にして貰い,脱衣場とかトイレとか教えて,両親達のトイレある場所の説明は3人に任せた。
二人も着替えてフローラと,スノーウルフを堪能して居たがアーサーが嫉妬し現れて,アリシアを乗せて何処かに遊びに行ったらしいが,どうやってアーサーの背に乗れた?アリシアよ。
甘い不思議な泉でオレンジ味の水と,フルーツミックスみたいな味と,リンゴジュースまんまな泉を汲みそして,キャロットジュースに梨を絞り濾した梨ジュースに,大人はウイスキーやワインを用意し,上座は3人が座る様にあとは大人と子供の座る場所を分け,モニカちゃんとモカさんに何故かモニカちゃんが呼んだ,マイルちゃんとメグルちゃんにアリシアの妹のエレンちゃんが座る予定,あとアリシアの妹エレンちゃんはマイルちゃん達の二年後輩で,何故か料理が普通に出来るし母親の家事の手伝いもしてるらしい。
何故アリシアは料理をしないのだろうか?
「さて準備完了…………後は爆発………」
「何を爆発させる気なのよ。」
ジト目で近くに居るシャロとアリシアとフローラ。
「……………さてと。」
3人のジト目視線を躱し,トムがお客を連れてやって来た。
「広い場所だな。」
「娘達の打ち上げなのに良いのかな?」
「お姉様居ないと思ったら,もう先に来てたのですか?」
アリシアと同じ赤毛の親子が現れた,何故かエーベリックさんは周りをキョロキョロ見てるが,売り物は無いよエーベリックさん。
「来たぞ。」
「親父………」
「お義父さんたら………」
「ケーキ楽しみです。」
「?モニカケーキは出ないよ,あと何で私はアッチに入って無いのかな?」
不満なモカさんにケーキが出ると思ってるモニカちゃん,何故出る前提なんだ?
「モニカに誘われて来たよ。」
「モニカちゃんの分まで食べに来たよ。」
「え?」
メグルちゃんの発言に,顔を青くするモニカちゃんと元気いっぱいなマイルちゃん,何故二人は学校の制服のまま来たのだろうか?
「マイル先輩とメグル先輩は相変わらずですね。」
学校でも有名人なのか2人と共。
「妻はまだ来て無いか。」
単独でゼノンさんが現れた,今日は早く切り上げて出席して下さいと言ったが,トムに頼み連れて来て貰う。
連れて来たらルキアさんは「アレ?今日だったの」と言われた,昨日言った筈だが。
全員揃い席に付き3人が両親に感謝を言葉にし,ゼノンさんとエーベリックさんが号泣し,娘にこんな事で泣かないでと怒られて居た,結婚の時に2人がスピーチしたらどうなるやら。
キジトラ亭では出さない前菜が出て,全員豪華な料理に固まり………いやフローラとジェラールさんだけ,二人もニコニコしながら食べ始めて居た。
「ジュースは好きなの飲んで良いよ,大人は未成年に不甲斐ない酒の飲み方をしない様に。」
何人かがギクッとして居たが,何人で誰達とは言わない。
「酒が飲めない方は子供席に混ざって構わないですよ,大和神国のお茶やジュースとか在るので,移動して構いませんよ。」
誰も移動しなかった,マイルちゃんは梨ジュースを飲み感激し,メグルちゃんは安定のキャロットジュースを,モカさんとモニカちゃんにエレンちゃんは,食べながら色々飲み比べて居た。
シャロはリンゴジュースを飲みフローラは,前菜いつの間にか食べ終わり次の料理,山菜の素揚げを食べて居た。
「ペース速すぎだろうフローラ。」
3人の両親はチビチビ酒を飲みながら,娘達の話に花を咲かせシャロはゼノンさんを,真っ赤な顔でハリセンで頭を叩きアリシアは,泣きながら語るエーベリックさんをジト目で見て居た。
母親3人衆は気が合ったらしく,ワイン片手に何か楽しげに会話をして居た。
「………なんだこの天ぷらは……」
大袈裟なリアクションをするジェラールさんを無視し,食べ終わった物から食器洗い機で洗浄し,シャロ達お待ちかねのステーキを出して,先に3人に出すとまさかと言う顔をする。
「…………あの時のステーキよね。」
「………だよねシャロ。」
「旅行以来よね。」
ゴクリと唾液を飲む3人は抗えず,食べ始めたのでトム達に持って入って貰い,マンモス恐竜のステーキを次々にテーブルに置く。
ジェラールさん以外全員一口食べフリーズした,食べ終わるまで待ち次は,大和海老の殻を粉々に砕き大和海老の身等を入れた,魚介類スープを寸胴で持って来てお代わり自由にし,コーンスープも出しお代わり自由にした。
次に陸海老のグラタンを出して〆に,カスタードプリンにテラミスに,木の実のを砕いて長方形にしたチョコケーキだが,味はビターである。
やはり3人がホイホイ掛かり,ビターな味にダメージを受けて居たが,3人のお陰で甘い幸せを楽しむシャロ達だった。
3人の両親はトムの案内で宿泊場所に行き,モカさん筆頭に五人は女子会をしたいらしく,他の宿泊場所にトムにエスコートさせ,四人で湖畔で星を眺めシャロ達にお疲れ様と雅史は言い,夜は散りばめた星の夜空海の静けさに更けて行く。
翌朝は爆睡してる五人を忘れて居て,朝食に来て頭が冴えて来た母親三人衆により,アリシアとフローラが叩き起こしに行ったのだった。
それぞれ家族は湖畔を散歩したり,宿泊場所の温泉や湖畔の一部の温泉を,思う存分満喫して居た。
「何か家族旅行ぽいわね。」
シャロがぼやき。
「私達三人で良かった気がするよね。」
アリシアがジト目で言う。
「私は今一人暮らしだから楽しい。」
フローラが笑顔で言う。
「今日から自由登校だね。」
「そうね………フローラは?」
シャロに聞かれたフローラは言う。
「昨日から自由登校だよ。」
ムッとするアリシアとシャロ。
「そう言えばロゼどうなんだ?」
雅史の問いにシャロは。
「ゾンビみたいな顔になってたわよ昨日………」
アリシアが何かを思い出し。
「シャロ今日先生に呼び出されてなかった?」
シャロはアッ!と思い出して学校に,話を聞きに向かって行く,アリシアを何故か連れて。
暇なのでフローラを連れてフローラのリクエストに答えた,甘いチーズスフレを出すと何処から嗅ぎ付けたか,五人が居てフローラとチーズスフレを一緒に食べるのだった。
全員帰り掃除を終わらせて,暫く新しい食材探しをする事にした,東に向かいレベルそれなりだがバナージ王子達の,レベル上げに良い場所を見つけ,マジックポートを設置しバナージ王子が居るか分からないので,最初の拠点経由でスキル移動を使い王都アクシズに来た,丁度バナージ王子はクロイツ君と一緒に,ローゼン家に居たので深刻な顔の二人に接触した。
「……………………」
「………すいません父が」
どうやらあの薔薇マニアの深刻な話をしてたらしい。
「やっぱり深刻なのかな?」
「「!?」」
二人は雅史の声に驚くとクロイツ君は。
「貴方には感謝すれば良いのか,それとも父を怒れば良いのか分からないですね。」
二人に少し聞く。
「レベル上げとストレス発散にどうだい?」
「勿論私は行くわよマサ。」
呼んで無いが友達と普段着のドレス姿で現れたエルリーナ,ピンクのフリルスカートで推しとやかに来る。
赤毛の女の子は興味津々に銀髪のポニーテールの女の子は,やれやれと此方に歩いてやって来た。
「ストレス発散か…………またマサさんだから,とんでもないモンスターですよね。」
バナージ王子が前回の事を言ってるのだろう。
「ならゴブリンと巨大なオークと,動物位のカエルと薔薇や花が蔦や根を足の様にして移動する,モンスターが居ますがどれにしますか?」
全員口を揃えて言う。
「巨大なオーク以外で!」
何故かエルリーナの友達にも言われた,一応予定を聞き試験終わりのバカンス休み数日分の着替えと,バナージ王子は王妃様にクロイツ君とエルリーナは,ローリエさんに残りの二人は両親の許可が降りたらと言って待つと,エルリーナは旅行の時の装備で登場し,クロイツ君はさっきのまま薔薇の剣を帯刀し,エルリーナの親友二人は魔法使いのローブと杖を持って現れ,バナージ王子はフローラ姫に捕まり,手紙を雅史に渡す。
中身を見ると王妃様から,フローラの事も宜しくと書いて在るので,フローラ姫はこの頃だらけてるセーラに任せに行くと,フローラ姫を見て泣きながら何故か土下座して居たセーラ,何かを察したフローラ姫は。
「お姉様はだらけ過ぎです,このお兄さんに捨てられますよ。」
青い顔に成るセーラは,雅史に泣き付き捨てないでと懇願して居た,恐るべしフローラ姫。
次に狸もとい自称高貴な妖怪を連れに行く,報酬は此処では飲めない酒泉に連れて行くだ,白夜とクロをフローラ姫の護衛にし,そこに迎撃ガードとしてスノーウルフ八頭を配置する。
そして花梨も連れて行くと,何故か五人から睨まれたがフローラ姫が怯えて,五人はフローラ姫に嫌われてしまった。
しかも祐奈はプリンを渡すも,「私はあんなユウナ嫌いです」と言われ,膝を抱え「フローラ姫に嫌われてちゃった………」と落ち込んで居た。
ルーシエもフローラ姫に,「ルーシエ姫もガッカリです。」と言われ,何故か落ち込んでたルーシエだったが,何故かエリーはスルーされ膝を抱え「私は影薄いのかしら……」と,スルーされたダメージは深刻だった,雪は面識は無いので分からずルナリアは膝を付き頭を垂れるが,居ないかの様にスルーされルナリアも膝を抱え,「私も姫様に嫌われたの………」セーラより人気高いフローラ姫のスルーは,ルナリアには精神的ダメージだったらしい。
「これはお久し振りですフローラ姫。」
「カシム王子も前より素敵に成りましたよ。」
握手をし挨拶する二人はどうやら面識が有るらしい,クロイツ君繋がりだろうか?
「今日はお兄様とクロイツ様と少々御出掛けしますの,この方も一緒に同行らしいので………」
「そうなんですか?師匠。」
頷く雅史にカシムも付いて行きたいが,今は変な全身が猿で顔は濡れネズミの様な化け物退治に,準備をしてる所だった。
「さて行こう花梨ちゃん。」
「人間には見えないなクロ。」
「そうだな白夜。」
「……………変な妖怪居ますが祓いますか?」
花梨が真顔で言うので雅史は。
「祓わなくって良い。」
「私は高貴な存在だぞ小娘。」
白夜に文句を言われる花梨だったが,白夜達が見えないカシム達には不思議に思われて居た,そして花梨も連れバナージ王子を連れ,何か一緒に来た感じはしたがあの遺跡に行く,最初は天空人の遺跡に来たやはりゴブリンは復活して居て,あのゴブルリンてゴブリン顔がそっくりが数体居た。
遺跡の周りからもナイフや棍棒を持った,ゴブリンが現れたがクロイツ君はしまったて顔だ,バナージ王子は普通にイケメン貴公子風な冒険者の服装に,ムーンブレードオブ・オブシダンを抜きゴブリンを狩に行く。
「我と契約せし者よ顕現せよ……」
花梨の呼び出しに答えたのは九尾の妖狐だが,しめ縄みたいにした赤白の紐が首に有り,金色に全身から光を放つ九尾の大型狐。
「………何か違う気が……」
花梨の言葉に九尾の妖狐が言う。
「我を目覚めさせたのは主かそれとも,そこのデブ猫を2匹使役する貴公か?」
花梨と雅史に聞くと。
「私は夜叉姫を呼んだのだけど………」
「私は高貴な者だ狐よ,それに私は使役されとらんわ。」
九尾の妖狐が言う。
「我は狐人や獣人の化身の神,夜叉姫なぞ知らぬ。」
白夜を無視する妖狐?,花梨は不思議そうに言う。
「白狼は召喚出来たのに………てアレ,六芒星が消えてない」
花梨の足元の六芒星は消えず,光が増して行くが何故かエルリーナとクロイツ君が,騒いでたので見ると何故か居るローリエさん。
「何でお母様が居ますの。」
「母上はまた公務抜けて来ましたね,あの件は…………アッ!」
ヤバいと口を押さえるのは遅く,困った子ねとローリエさんはクロイツ君を見るが,エルリーナも言えない事が有る。
「エルリーナさんそれより戦闘中ですわ。」
赤毛のロングのエマ?少女がエルリーナに言う。
「ローリエ様,フローラ姫様をお願いします。」
銀髪のポニーテールのフローネが言う。
「もうお母様のせいで友達に注意されました,後でマサから説教タイムして貰います,アレは凄いですわよ。」
ローリエはどんな説教よとビビった,カシムから前聞いたクロイツ君は青ざめる。
「エル集中しないと…………」
遠くから何故か雷の音に,エルリーナはヤバいと思った。
「さて増えて来たし,ゴブリンには痺れて貰おう。」
雅史の手の平にスパークする雷球が現れると,バナージ王子は一旦引きワザワザやって来るゴブリンに,魔法を解き放つ。
「とんだ火に入る夏の虫だな,サンダーボール・クラスター発射!」
雷球を放つ雅史,雷球はゴブリン頭上で炸裂し小型の雷球の雨が,ゴブリンに降り注ぐとゴブリン達は,雷球から放たれた稲妻にダメージを受け,生き残りは痺れて動けない。
「痺れて動けない間に,クロイツ君とエルの友達は,トドメを。」
バナージ王子とエルリーナ以外,呆気に取られるがクロイツ君とエルリーナの友達の,エマとフローネは倒しに向かう。
「さて私も。」
エルリーナは剣抜き,雅史との特訓で習得した瞬動を使いゴブリンを倒す。
「来い!アーサー。」
雅史の影からアーサーが登場,全員呆気に取られるが。
「また遺跡に居るかも知れない,奴が居たら退避して報告。」
「了解です主。」
アーサーは走りあの悪夢の遺跡に入る,アーサーは素手で向かって来る,ゴブリンを蹴散らしに行くあの負傷した奥に着くと,あの触手に似た黒い塊が居てその肉塊から,ゴブリンが産み出されてるのを見て,何か嫌な感じにアーサーは戻り報告に戻る。
エルリーナは更にレベルが上がり,レベル972に成りクロイツ君達も順調にレベルアップする,花梨は仕方なく妖精の弓でゴブリンを狙撃した,妖狐は花梨を見て面白いヤツと気に入ったみたいだ。
「バンパイアの転生小娘,妾を仲間にするが良いが弱い敵に妾を呼んだら………」
花梨は冷や汗を流しながら聞く。
「聖なる炎で魂ゴト燃やす。」
もう死にたくない花梨は。
「弱い敵の条件は?」
花梨に聞かれ考える妖狐?
「……………レベル1000以下。」
「そんなレベル分かるスキル無いよ。」
「ならお揚げ百枚か稲荷でも,許しても良いぞ。」
花梨は気付いてないが全員に迂闊にも,転生者とバレたので有った,しかもバンパイアなのに可愛い見た目に,バナージ王子とクロイツ君は驚く。
「男てば………」
「見た目よね男子て,でもカリンさん可愛いのは認めるわ。」
エルリーナの友達のエマとフローネはそう言い,ジト目で雅史を見るエルリーナとローリエ親子は,何か言いたげだった。
バナージ王子はレベル1701に,クロイツはレベル721にエマはレベル611に,フローネはレベル621に花梨はレベル2009にアップした。
エルリーナはまだ居たゴブリンを,瞬動を使い倒し戻るとレベル1508にアップ,そしてアーサーが戻って来ると嫌な気配が,遺跡から感じる。
「スノーウルフ迎撃陣形,白夜とクロは姫を頼むよ。」
白夜とクロは。
「任せるが良い。」
「終わったら宴会だぁー!」
ローリエさんがフローラ姫の前に立つ,怪しい風が吹き始めるがフローラ姫と花梨以外,雅史はたまに誰と話してるのか不明だった。
「金剛の盾!」
急いで雅史は全員に魔法の浮遊盾を展開。
「フルリミッター解除,マジック・イージスフィールド!」
雅史はアーサーと共に迎い撃つ,黒いうねうねした肉塊が出て来ると,肉塊が黒いモザイク必要な触手を伸ばしエルリーナとローリエを狙うが,マジック・イージスフィールドに弾かれる。
「キャー気持ち悪いですわ。」
「キャー汚いですわ。」
何故かエルリーナの友達のエマとフローネに,触手は集まり何とかマジック・イージスフィールドに,入ろうとしてたがアーサーに爪で切断され,汚い白濁液を撒き散らし黒い肉塊に吸収され,再び触手として再生するが。
「これならどう!」
花梨は妖精の弓を放つが,触手が叩き落とす。
「はあぁぁぁぁぁ!!」
雅史は闘気を出し不動剣に纏わせてると,闘気が白い光に成り全身と不動剣を纏う。
「…………………」
呆気に取られる一同。
「神速…………居合一閃……」
神速で間合いに入り居合で水平斬りし,払い抜けて刀を鞘に収める。
黒い肉塊は再生する事も無く,何故か消えて無くなる。
「一応浄化して。」
雅史は浄化魔法で周りを浄化し,マジック・イージスフィールドを解除しょうとしたらもう無かった,振り向くと「怖かった~」と抱き付こうとしたローリエさんを回避し,アーサーが柔らかなお腹で受け止める。
「お母様…………」
「母上……………」
嫉妬と怒りの顔をローリエに向けるエルリーナに,何をしてるんですかのクロイツに,見なかった事にした面々だった。
トム分身体に頼みローリエを城の執務室に送り,何か抵抗してたけど雅史は疲れてそうなバナージ王子達を連れ,新しい拠点に向かった。
アーサーは寝床に帰りフローラ姫は,暫くリゼと白夜とクロに頼み,バナージ王子達には休憩をして貰う,レベルアップの疲労緩和の為に。
「エルが好きに成った理由がわかったわね………」
「そうねエマ…………」
エルリーナから何か圧を感じる二人だった。
『二人はマサに手を出さないでね,出したら許さないからね二人共。』
「次回に続くわよエマ。」
「そうみたいねフローネ。」
その夜美味しい肉料理に,フォークが止まらないのだった。
バナージ王子「何かまた強く成れた気がするよ。」
クロイツ「僕もですよ王子。」
疲れた二人は夜は爆睡したのだった,次回に続く。