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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
第5章宇宙旅行と冒険編
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酒泉巡り

ジェラール達が帰りマリや花梨が泊まり,トム数体?と旅装備服装で近くの酒泉に来たら,此方にも生命酒泉があり何とか,向こうが渇れても大丈夫そうだ。

他にも天界の楽園て酒泉と竜天国て酒があり,天界の楽園は飲めば飲む程幸せな酔いに成るらしい,只それだけの酒。

竜天国は竜が飲むと数杯でへべれけに成り,ぐっすり寝て次に起きると傷が竜は回復し,破損部まで再生する不思議な酒だけど,人間が一口飲むと直ぐに酔い潰れ希にレベルが,1~20アップするらしいが運任せ,あと酔う2時間前後の記憶が無くなるので要注意らしい,しかも度数40%と高い。

一口で酔わせる様に良い酒だけど,普通には出せない酒であるので,何かの切り札にする面倒な人用に。

次に鳥達を狩った山の酒泉は,竜の伊吹と神の極楽と何か酒泉より酒のネーミングだ。

竜の伊吹は力と体力と精神力のステータスアップと,全ての攻撃力3倍アップだけど,酒が弱い人と未成年には飲ませられない,何せ度数が20近く有るため。

神の極楽は肉体疲労や精神疲労回復し,身体が軽く成った様な錯覚とへべれけに成ると,楽しく成るらしい………何か危険な気がするのは気のせいだろうか?

近くには神酒٠極みが在り術Pt全回復に,汚れた毒を浄化する力にアビスの瘴気すら,清める効果が在るが一時的みたいだ。

あと普通に酒泉大吟醸酒が有った,これは普通に酒樽に入れ次の会に振る舞う事にする,やや辛口だが飲みやすく酔いが早く来そうだ。

大吟醸酒の炭酸も何故か在り,此方は瓶詰めにしスパークリングとして,ローリエさんとマリに渡すがあのバンパイア,酒癖悪くない事を願う。

次は海岸山脈にする予定だったが,途中でトムがへべれけに成り断念した,何故神の極楽を珍しく飲んだトムよ。

マリに夜酒を出したが,どうして転生したか原因が分かった,酒を一気飲みするのは当たり前に飲んでたらしい,それは死ぬよね一気飲みはダメ絶対だね。

酒はゆっくり楽しまないと,一気飲みしてストレス発散は違うと思う,まあ会社付き合いの酒程美味しくない酒は無い,ビールが飲めなければ意味が無いとか,ハラスメントは普通に昔から有るし,だから会社の年末年始の飲み会の酒は美味しくない,まあ今はトムやジェラールさん達と,美味しい酒を飲めてる幸せかな,この頃は行ってないが。


「強制的で無い酒は美味いからね。」


だがトムは酔い潰れて寝てる,花梨には果物水を渡してある。


「さて艦長室に帰って寝るか。」


翌朝は二日酔いのトムとマリ,何故か元気過ぎる花梨とエネーブルとビオラにユリ。


「さて続きをて,何故付いて来ようとする花梨ちゃんとエネーブル。」


二人は飛行魔法が無いし,花梨は未成年だからダメである,マリの方はトムに任せ帰ってもらった,帰って来たトム分身がボロボロだったが。


「狩りだろ?」

「食料狩りて聞いてますよ。」


雅史は酒泉調査と言うと。


「…………やはり政人くんと違う。」

「当たり前だ。」


エネーブルは明後日の方向を見る。


「後で酒を渡すよエネーブル,あとコレあげる。」

「ワインか?」


昨日の鑑定で安かったワインを渡したら。


「コレ何か古そうだな,年代物だよなコレ………俺好みだ。」


何故か喜ぶエネーブルに雅史は,首をかしげそのまま放置した。

今日は昨日最後に建てた場所の,湖の周りの酒泉を見て回る所から始めるが,先に花梨を帰すとルーシエ達に捕まり花梨だけズルいとか,何か文句を言われたが和政も居たり,冒険者ギルドマスター長のルーデウスが居たと,話をすると全員何故か逃げ出したが花梨は,不思議そうにして居た。

カシムには昨日トムが釣った魚を分けた,あと冒険者ギルドでカシム達の旅のお金を入金し,あと何故カシム達はまだ大和神国に滞在してるのだろうか?またカシム達に会い。


「そのうち対異形の魔族の,修行して貰うから。」

「「!?」」


カシムとレイナードは固まった。


「全員レベル上げないとな,前の失敗は繰り返さない為にも,カシムがうっかりしない為にも。」


苦笑いしか出来ないカシムだったが。


「これは新しい革製の防具だけどタリスマンである程度補強はしてるが,この革鎧は物理や魔法攻撃を無効化するが,状態異常はムーンストーンタリスマンで,防げるが即死耐性無いから気お付けろよ。」


カシムは顔が青ざめる。


「即死耐性は無いのですか?」


雅史は言う。


「あとはトレンチコートで補えカシム。」


カシムはベージュのトレンチコートを出し,ふと雅史を見るとまた消えて居た,いつの間にか皆集まっていた。


「また大変な所に修行されるよな。」


花梨以外は深い溜め息が出る。


「さて続きを始め…………トム二日酔いなら寝てろ。」


影からフラフラと現れたトム,たぶんトムの目当ては新しいマタタビ酒の酒泉だろう,まあ在ればだけど。

トムと二人で空を飛びながら酒泉に向かう,あとまだ温泉引いて無いので温泉の泉質を鑑定してから,考える事にした。

酒泉在ったが色がある酒泉で,琥珀色の酒泉やカクテルの様なカラフル酒泉もあり,果物の酒の匂いも漂うがトムはマタタビ酒泉を探す,雅史は琥珀色のを見ると何の効果無い普通のウイスキーや,バーボン等の酒だったけど飲み易くまろやかな口当たり,カラフルな酒泉はまんまカクテルや,カクテル酎ハイの様な味だけど,独特のアルコール出はなく不思議に美味しく,おつまみのチョコやナッツ類が更に美味しい。

更に酒泉が無いか上を目指すと,琥珀色でマタタビ独特の香りがする,酒泉が在るがトムがいつの間にか居て,イビキをしながら猫変幻し寝てた。


「熟成マタタビ酒,鬼ころしマタタビ酒。」


どんなマタタビ酒かは分からない二酒泉,岩の隙間からチョロチョロと吹き出るマタタビ酒,トム達用に回収して目印もして,またトム達の宴会ように大量に瓶に回収した。

他にも熟成したようなバーボンやウイスキーが有り,小さい酒泉だけどそれも瓶に回収し,1本とあるエセ眼帯酒コレクションの中に,紛れさせたが気付くだろうか?

再び酒泉に戻りトムを抱っこし,次は源泉に向かうと立ち込める蒸気と,硫黄等の劇物危険物資の結晶と色々な源泉,次に地脈の方の温泉キャナルと探し,ゲスト用の温泉は二種類の掘った温泉にして,先に温泉貯める場所を掘り石を引き積め,泥や土を洗い流し溝を掘り,ゲスト用の宿泊場所の温泉も掘り石を引き積め,2ヵ所の巨大露天風呂にして排水口を掘り,下水処理場所を繋げ無害スライムを後で投入すり。

地魔法のアースホールで温泉地脈まで掘り,熱湯吹き出す前に待避,もう一つも掘り泥汚れを他に流し綺麗に成ってから,露天風呂の方に流し完成。

布団やソファー等も何とか成り,フランソワーをエトワールからゲスト部屋に移り,私物を出して寛いで居た。

一応温泉やお風呂完備と食事は自炊してと言うと。


「自炊てなんですか?」


真顔で言われた雅史は,自分で食事を作る事と言うと。


「無理です。」


雅史は頭を抱えたのだった。


「仕方ない少し仕事して,働いてお金を稼いでそれで食事をしてね。」


流石にそろそろ恋人でも無いから養えない,生きていけない力が無い訳でも無いので,前のゴブリンや狂暴一角兎の討伐報酬を渡す。


「これ前に倒したゴブリンと,狂暴一角兎の倒したお金ね。」


フランソワーは首を傾げながらお金を受けとる。


「お祖父様より少ないですね?」

「大半君のお爺さんの手柄だし,君の取り分は本当ならまだ少ないよ。」


フランソワーは29000アイリスを手にし,これでどうしろとと言う顔だ。


「外食したいならこの魔道具に触れれば良い,庶民価格だけどそのアイリスで数週間は,3食位食べれるよリーズナブル価格だけならね。」

「それで仕事て何をしますの?」


何か嫌な予感がし,フランソワーは仕事内容を聞く。


「魔法で労働。」

「魔法で労働?」


雅史に言われ動き易い運動着に着替えて来ると,やり直しを要求され前に雅史がくれた冒険者風の,白いく百合の花の刺繍がされたローブを羽織り,再び合流すると。


「これは精霊石の杖ね,ローブと相乗効果で攻撃力か上がるさ。」


不思議な腕時計みたいなのから,魔法の杖を渡されたフランソワーは,雅史に連れられ何処かの花が咲き誇る場所に来た。


「エアーウイングは使えるよね?」

「使えますよ,空を飛ぶて気持ち良いですよね。」


笑顔で言うフランソワー,何故かは分からないがエアーウイングの制御が,異世界人最速で覚え制御した,しかも墜落とか川や森にも堕ちなかったみたいだ。

スペック高過ぎだと思う雅史は,フランソワーを連れ先ずは首長水恐竜を狩りに行く,トムは結局ゲスト用宿泊場所に置いて来た,まあ中はペンションみたいな建物に成ったけど。

だが雅史はフランソワーのスキル欄を見てないので,そこに秘密が有るとは知らないまま行く,木の葉を食べる首長水恐竜は再びの天敵来訪で逃げる。


「今日はダメだな次に行こう。」

「…………何ですかあの巨大なモンスターは?」


フランソワーは首長水恐竜に驚き固まって居た,大地を揺らし逃げる首長水恐竜を見て。


『仕事てまさかあんな大きなモンスターを,倒す事なんですか?』


雅史を見るフランソワーだが,雅史は「仕方ない次はマンモス………」とか聞こえ,どんなデカイモンスターなのか血の気が引き,青ざめるのだった。


「今度は少し遠くて寒いから,コートを貸してあげるよ。」


淡い水色のトレンチコートを貸し着たのを確認し,フランソワーの手を繋ぎアーサーと出会った場所に行く。

フランソワーは強引に手を引かれ,向かった先は雪が積もりまた景色が変わり,フランソワーは思った。


『この人前々から不思議でしたが,本当に何者何でしょうか?何故かたまに心が騒ぎます,私はあのハンバーグを作って私を虜にした,シェフが気になるのに。』


まだ同一人物とは知らないフランソワー,雅史は移動を開始してスピードが速い雅史に少し遅れて,フランソワーも少し雪が積もる森に進む,暫くすると毛むくじゃらで鼻が長く巨大なモンスターが見えた。

フランソワーはまだ食べた事無い,シャロ達が夢中に食べるお肉のマンモス恐竜が現れた。


「さて見本を見せようかね。」


淡々と言う雅史はマンモス恐竜の頭上に行き。


「一撃で倒す………レーザー!」


雅史はマンモス恐竜の少し離れた頭上から,手の平をかざし脳天目掛けてレーザーを1つ放つと,脳天を貫き地面に貫き穴を空ける。

マンモス恐竜は気付かないまま絶命し,倒れる前にカバンが回収して解体回収。


「!?…………え~と………」


困り顔のフランソワー,一応使えるが一撃で倒せる自信はない。


「無理なら見てるだけで良いけど,報酬は出ないからね。」


雅史は次の獲物え行く,一応キジトラ亭には卸さないが大切な彼女や,仲間には振る舞って居る肉だ。

牙は高値で商業ギルド本部で売れる,何に使ってるかは知らないが沢山欲しいらしい。

雅史は二体目を倒して行くとフランソワーも,生きて行く為に仕方なく戦う事にした。

半信半疑で頭上から脳天を狙うフランソワー,一点集中に魔法を収縮し。


「当たって,レーザー!」


精霊石の杖から放たれた一筋の光のレーザーは,マンモス恐竜の脳天に突き刺さり貫通はしなかったが,一撃でマンモス恐竜を倒せた。


「初めて一人で倒せました。」


倒せるから雅史は連れて来たのだが。


「あんな大きなモンスター倒せるなんて,私は成長してたんだ……私はもう誰のお荷物には成らないよね。」


何かを思い出す様に,何かを決意するかの様にフランソワーは,つぶやき次のマンモス恐竜に向かう。


「その内魔法のレベルも上がって,色々旅に連れて行けるかもね,魔法で魔物やモンスターから身を守れれば後は大丈夫だろ,何時か巣立時には。」


雅史のその目論みは成功するかは不明である,最後はフランソワーの選択次第だ。

マンモス恐竜20体を雅史は狩り,フランソワーは5体狩り合計25体狩り暫くは,狩らなくても良いのでフランソワーに雅史は,6000万アイリスの値段の魔法宝石を渡した,フランソワーは宝石を受け取ると魔力を感じ魔法宝石と分かり,何でこんなにあっさり渡せるのか不思議だった。

宝石は少し大きいブルーキャットアイで,また掘り出しに行けば手に入るからだったが,そんな事知る術は無いフランソワーだった,雅史に久々にイメージ画面に表示が。


『久々にイメージ画面にて………』


【レベル12アップ!】

【ステータスアップ!】

【スキル 光の闘気を解放!】

【スキル ???を解放!】


何かスキル2つ解放されたが,レベル3707だからでは無いからと思いたい,あと一つ7だったらどうだっただろうか?

両方とも発動条件が分からないので,モンスターか魔物か死霊系と戦って,発動条件を調べるしかないし解放の割りには,一つ???のままだ。

フランソワーと新しい変化場所の,フランソワーに貸してる部屋に向かい,キジトラ亭を案内する。


「…………また違う場所に………」


目の前には冒険者や平民や貴族関係なく,舌鼓して料理を楽しみそして何故か懐かしい気持ちに成る。


「このキジトラ亭と,朝は二階の店で朝食も出るよ。」


フランソワーは眼を輝かせ,周りを見るとやはり何か懐かしいてより,数年前に祖父と両親と数回来た店だった,喫茶店と違うけどチーズインハンバーグが,この店でも食べた記憶が甦るけど,あの時の自分の決断は今の自分と振り返るフランソワー,異世界行く前に食べた店の雰囲気と違い新しい店で,最初に来店した時より真新しい。


「真新しいですが懐かしいです。」


雅史はフランソワーと別れ,食料補充にスタッフ出入口方面に向かうと,何故かフランソワーが付いて来た。


「君はこの先立入禁止だよ。」

「え?」


雅史は一人奥に向かうと,普通に付いてくるフランソワーに向き。


「私は関係だから,この先は私とこの店のシェフ達以外立入禁止なんだ,だからダメだよこの先は。」


この先に自分が探してるシェフが居る気がしたが,雅史に追い返され凹むが,もう出会ってる事を知らないフランソワーである。


「……………仕方ないですね。」


フランソワーは空いてる席に着き久々に注文し,最初に来た時には無かったメニューを頼む事にした。


「このシェフ特製限定を一つ。」

「かしこまりました。」


フランソワーはこのシェフ特製限定料理に,感激して数日頼むのだった。

雅史はその後なかなかフランソワーの前には,何故か現れなかったし何故かフランソワーは,雅史に会えない日々が続き何故か寂しく思うのだった。

好きだったし嫌な別れ方をした,異世界でエリスと共に居る政人に,フランソワーは初恋の想い出として忘れる覚悟をした。

もう政人に会う気は無いフランソワー,そして知識庫の住人に成って行くのだったが…………


トムは目覚めると見覚え無い場所に居た,変化を解き外に出ると最近居る星だったが,何故寝てたか思い出せないが頭が痛いので,二日酔いと直ぐに認識した。


「マサさんに置いて行かれた?」


酔い冷ましの為に専用温泉でスッキリし,一旦最初の拠点に帰り見回るけど,何故かルナリアと花梨て子が一階で我が家の様に寝てた,旅の宿には泊まって無いみたいだ。

自室に行き一休みしてるとユリが来て,二人で何もせずに眠るといつの間にか朝に成り,ユリと一緒に新しい鍛練場所に向かい木刀を,一振一振重く素振りをする雅史が居た。


「なんか怒ってる気がするよ。」

「また何かやらかしたの?トム。」


やらかした覚えは…………たぶん無い気がする,トムだった。


「何か今日の雰囲気怖いよ………」

「やっぱり何かしたでしょうトム?」


本当にやらかした覚えは無い,だが酔っていつの間にか寝てた以外は。


「トム遅かったね,待ちくたびれたよ。」


トムは雅史を見て背筋が凍る,何かヤバい気がしたからだ。


「さあ今朝も始めよう。」


こうしてトムは不思議に重い一撃一撃を受け流しながら,何時もと何かが違う雅史の雰囲気と,レベル差有る筈なのに最初から主導権を握られ,トムは何故か焦るこの気迫は何だろうと。

トムは2戦連続で木刀を同時折り,何とか敗け無い鍛練を終えたのだった。


「次回は久々に出番在りますよね?」


クロイツはそろそろ出番に餓えて居た。



シャロ「アリシアに負けられない。」

アリシア「シャロに勝って,まーくんに褒めて貰うからね。」


その頃エルリーナも。


「マサに褒められたいから,私も上位キープを目指さないと,それにしてもシャロさん教え方は解り易い,凄いですわシャロさん。」


そして来る日が来たシャロとアリシアだった,次回に続く。

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