異世界交流食事会
猫のシルエットの照明ガラス,寛げる掘りコタツ両々テーブルの座敷に足湯付きテーブル,未成年は基本酒は禁止。
未成年に飲ませたら寒い極寒の地に放り投げる,若しくはとある場所の掃除………無害スライム以外キツイ場所。
さてトム分身に頼み呼んだ者達,最初に来たのは…………
「お腹空いたぁ~」
以外に中身オッサンの元OLバンパイアレディが,一番乗りに来て次に来たのは。
「御呼ばれにより参りました。」
彼氏?に見捨てられ他の異世界から,この異世界に転生した少女花梨,彼女もバンパイアレディ
「トムさんの招待を受け取って来たぜ兄貴。」
心の中で兄貴なった覚えはないとツッコミと。
「帰って良いよ。」
「嫌だ帰りたくない。」
元ヒキニートゲーマ転生者にして,現異世界勇者の和政。
「俺はよばれ………」
何故か招待してないが来た一応妖精人のライドスは,何処かに転送して。
「何で俺を排除する。」
「ようライドス兄さん。」
めんどくさいからだと言いたい雅史,トムは余計なのにも転送アイテムを渡したらしい。
「来たぞ~」
「常連しか来んから暇じゃ」
何時もの2人が来て。
「……………どんな集まりなんだ?」
ロイドマスターが来てそして。
「俺も異世界から来てるし良いよな。」
呼んでないのにエネーブル参上,犯人はトムだろうか?
「僕は知らないですよ。」
影から何故か言うトム。
「和政に聞いたぜ。」
「俺も今日聞いた,ゲームの話しだと思ったけどな,美味い物食えるて聞いたからな。」
ライドスとエネーブルの証言に,ジト目の雅史の視線に和政は振り向かずに居た,2体のトムの目が泳いで居た,犯人はアイツららしい。
「ライドスと和政はアルコール飲んだら,モンスターの巣窟に放り投げるからな,エネーブルは海な。」
「何で俺だけ海なんだ。」
「泳げないから。」
『まあ冗談だけどね,ゴキの巣窟に転送するだけだけどね。』
エネーブルは冷や汗を流す。
余分な客の分は作って無いので,和政のを三等分にする。
「では1品目。」
ルーデウスが口を開く。
「懐かしいな,確かに俺だけの時は唐揚げだったな,あとオムレツだな。」
「それは2品目です。」
何か言いたげなジェラールだった。
「異世界初の食事…………」
良く餓死しなかったと不思議に思う雅史。
「木の実や果物らしきの食べたわよ。」
聞いてないが言うマリ。
「酒が無いぞ。」
ルーデウスを無視する。
「お茶は自分達で,一応玉露だからね。」
近くのポットからお湯を急須に入れ,お好みに飲む面々はロイドを一人置き去りに話し,ライドスと和政の転生特典に雅史以外睨むのだった。
一番不幸なのは花梨で,全員レベル20以上は特典で在ったらしい,それを聞いた雅史は肩を震わせながら恐竜卵のオムレツを作る,花梨以外全員にタバスコみたいな液体をケチャップと仕込み,どんな反応をするか楽しみでトム分身に運ばせた。
花梨は目を輝かせオムレツを食べ,残りは倒れて居たので放置した。
「美味しいです,死んだ事は無念ですし仕返しもしたい,だけどカシム君もルーシエちゃんも優しんだよ,でも貴方の事に話題が変わると目付きが怖いよ,カシム君とレイナード君が居ない時は特にね。」
何かその先聞くとホラーな気がする雅史だった。
「仲良くは出来て………」
「貴方の新しい女と思われてるみたい,でも政人くんソックリだし私は構わないよ。」
雅史は聞かなかった事にした,何か花梨はモゾモゾしてたが見なかった事にした。
「さて次はこの頃釣って無いが最後の在庫,サーモンマグロ盛りにするか。」
ムックリ目覚めるゾンビ達,ロイドは一人ステーキと葡萄酒を片隅で楽しむ。
「早く持ってこい,酒も………」
バタ…………
「うるさいですよルーデウスさん。」
トム分身にオムレツを口に突っ込まれ,再び屍と化すルーデウスだった。
「久々は美味しかった…………あっ!?」
いつの間にか食べてたトムは,ゾンビ達にオムレツを口にブチ込まれ倒れた。
「今日は終了だ。」
だがロイドが食べてる物に,全員視線が行く。
「アレはまた何時かだね。」
ゾンビ達は立ち,食べ終わる一切れ目掛け走って行った,何故か花梨まで。
そして全員落ち着きまた色々話をし,たまに雅史を見ては何かコソコソしてたので。
「次回無いかもね。」
さて一回でもう終わるのか?さてどうなる?異世界交流食事会。
「さて次は鶏肉入りピザだ。」
まだ終わらなかった。
「バカ野郎ここで新作出すな。」
ルーデウスが文句を言った次の瞬間,次はジェラールにオムレツを口に突っ込まれ黙る。
「ピザならコーラだよな。」
「だな。」
何で和政とライドスはあんなに仲良いんだ?
「美味しそう。」
花梨が言えばマリは。
「ここはビールかワインよ。」
外見美少女の中身オッサンが言う。
「私は中身も女よ。」
誰も何も言ってないのに言うマリ,全員ファイヤーフェザーのピサを食べ,前にも他で食べてるルーデウスが「美味い!」と吠えて居た。
「ロゼの嬢ちゃんの誕生日会で食べた,唐揚げも美味かったがこれも美味いな。」
雅史は次を出し終わりにする。
「秋の残りで作った………」
三人の目の色が変わる。
「松茸ご飯だろ。」
「松茸ご飯じゃろ。」
「久々に食えるぜ。」
三人の言葉にマリと花梨とライドスは目の色を変え。
「早く早くぅー」
「死んで転生して松茸ご飯食べるなんて………」
「数千年ブリだぜ。」
エネーブルはトムとフライドチキンを食べて居た,まあトムの非常食材食べ終わっても知らんと,雅史はトムを見て思った。
松茸ご飯は1人3杯位の量を作ったのに,この6人まだお代わりを要求する,だがもう無いので無いと言うとガッカリされた。
「ルーデウスさんとジェラールさんと和政は,秋に沢山食べただろ。」
それを聞いて食べてない三人は,食べた三人に冷たい視線を送るのだった。
「一応泊まりたい人は泊まって良いが,温泉はマナー守れよ汚くしたら全裸でも,モンスター居る湖に放り投げるからね。」
全員青ざめたが。
「温泉か………日帰りでも構わんだろ?」
ルーデウスが言うので。
「混浴でも女風呂隣に無いので,ゲスト男性と女性では温泉の場所や,宿泊の場所違うので安心してね。」
花梨が安堵の顔をすれば,和政とライドスが残念な表情を一瞬する,マリは二人の表情を見逃さなかったが温泉には魅力を感じた。
「私は暇だし住もうかしら。」
「自分の家は自分で作れ,ここを家にするな。」
雅史に睨まれるマリだった,結局マリと花梨だけ泊まり後は日帰りで帰ったが………
「ワシ専用の温泉欲しいな。」
ジェラールがわざとらしく雅史に言い,帰って行った。
「仕事増やしますからねジェラールさん。」
ジェラールの去った後に言う雅史だった。
さて次回は在るのだろうか?
花梨「温泉気持ちいいですね。」
マリ「お酒が有ればもっと最高よ。」
二人は炭酸泉やサウナや,水分補給に果物の果汁の様な甘い水を飲むと,マリは目の下の隈が消え体調が良くなり,花梨はいつの間にかお代わりをして居た。