目覚めたら二足歩行の猫登場
安月給に嘆きつつも他に転職してもやはり安月給、さてこの世界にブラック企業以外の企業はあるのだろうか?
もう40歳だが結婚をしなかった人生ではある、まあ安月給に体型は太ってるからモテないからね、モテ期て都市伝説は誰が作ったのだろうか?
ある日の帰宅中にこんな事に成るとは、誰が予想出来るだろうか?まあお金があれば色々やってみたいとは思っては居たけどね、だけどまさか異世界とは……………
何故か草の香りがするし冷たい風を感じる、確か車を運転中だった筈だがそれよりはモフモフした何かに揺すられ、気が付けば草原と猫らしき姿をした、タキシード姿の生き物が居た・・・・・・まあ猫の妖精? らしき生き物だけど。
そして空には、白い鯨? らしき物と月では無さそうな衛星が複数見える。 仕事疲れで幻覚でも見えてるのかな? ファンタジーや異世界小説読み過ぎたかな?
そもそも仕事帰りに買い物して帰路の途中で、災害の復帰工事の信号待ちしてた筈だが、しかも車に乗ってた筈なのに何故草原で寝てたんだ?
今年はウイルスの影響で、ただでさえブラックだが昼休憩10分しか取れない、過密なスケジュールの配達仕事だったが、まあ大抵土日休みで残業禁止の仕事だったが、昼休み10分以外は休憩無かったからな、それとも配達前の工場仕事で、ダクトに吸引しない硝酸や、苛性ソーダ等の薬品ミストの影響かな? まあ、何にしてもこの状況はそこの猫らしきのに聴くかな。
タキシードを着た二足歩行出来るぽい、猫らしき生き物に話をする事にした。
「君は誰だい?」
「お久し振りです、ご主人」
どうやら向こうは私を知っているらしいが、あのアメショー柄見覚えあるがもしや、昔飼ってたトムだろうか?
「──もしかしてその短い丸まった兎ぽい尻尾は、トム………なのか?」
尻尾が激しく地面を叩く・・・事は出来ないな、直立歩行ではまあ届かないな地面に・・・・・・でもなんかご立腹のようだ。
「兎尻尾言うな!!!」
やはりご立腹だったか・・・でも、尻尾の骨が生まれた頃に丸まってたらしく、その丸まった尻尾はまるで兎の尻尾………だが、妹が一緒に居たらあの有名な猫の名前から、ダヤンとか改名させそうなフォルムだな、尻尾は兎尻尾だけど・・・・・・さて質問でもしょう。
「で? ここ何処よ」
少し間を置いてトムが説明に入る。
「平行時空次元の異世界らしいですよ、一応神様らしきのにご主人のサポート役の一人目として、派遣転生されたんですよ」
「今一人目て言った?」
飼い猫歴代結構いるんだけどな、あと何か寒いしこの世界、今何月なのかな? あと平行時空次元異世界て何か、ラノベの異世界とは違うのか?
「予定ではあと一人来るらしいよ、一応僕は猫精霊族らしいから」
「あ~ケット・シーね、あれて牛くらいの大きさだったはずだがトムは、人間の子供か女性の身長にかっぷく良い体格なのだな」
身長160位かな私より背が低いのだな・・・・・・ケット・シーなのに。
「まあ転生派遣されたのは、ついさっきだしその前は天国で、贅沢三昧だったのにあとご主人も、人の事言えない体型ですよね」
「太ってますが何か? て、どんな天国贅沢三昧て………、どんな天国だよ……まあ良いか」
何か色々ツッコミたい。
「ご主人の死因は不明みたいだけど、異世界でのんびりを提供だそうだよ」
そもそも、不明自体生死不明では? 目が覚めたら、実は夢てオチとか無いよね、あと提供に何か裏が有りそうな、嫌な予感がする。
「一応ご主人、ここ異世界て事は本当ですからね」
トムの肉球をフニフニ、現実かも知れないな………異世界は本当? みたいだが、やはり何か有りそうだな。
「普通、自分のほっぺたとかつねりません?」
「──良いではないか、何か色々ツッコミたいがまあ何とか成るか」
やはり肉球は癒されるな、ふにふに………
「───一応異世界個人特典あるらしいですよ」
ふにふに…………なんか、トムがもう止めて欲しい顔をしてるいので、また次堪能しょう。
「小説とかで、主人公が貰えたりしてるアレだな」
さてどんなチートを、私は手に入れたんだろうか? ワシ、気になります……………何か虚しくなって来た、このネタは美女がやるべきだな、さてどんな異世界ニューゲームスタートになるやら。
そしてトムが胸を張り、説明をする。
「ステータスとかは、ゲームやアニメ的なイメージをすれば見れるらしいよ」
「よし、長年やってた某地名ゲームとか取り入れた、イメージで」
・・・・・・こんな感じかな?
18歳男 職業不明 名前:下沢 雅史
Lv10 HP390 技120 術200
体力:299 腕力:190 器用:150 素早さ:110 幸運:300 知力:500 精神力:299 魔力:?????限界値突破
武器Lv.
剣 大検Lv5 刀 小太刀Lv35 斧 槍 小剣Lv1 体術:20 回避技(見切り) 特殊Lv50 魔法:光 闇 精 火 水 風 土 特Lv20 オリジナル魔法Lv10
スキル系
???マップ一覧 ???系マップ オートソーナ式2Dマップ ワールドマップ(空白) ダンジョンオートマッピング 飛行用マップ ???マーカーマップ アイテム自動回収 敵解析探索検知 製作・造型系錬金術 武器錬金術 薬草・鉱物・宝物感知ソナー 物質変換 イメージ魔法製作 トラップ罠解除・製作 カウンター攻撃 分身 農機具錬金術 自動全界語解析翻訳 ??? ??? 空間マップ移動 次元武器装備庫 イメージ設計図作成 ??? ??? ??? 合成錬金術 合成魔法 重力制御 ??? 感覚直感
装備 作業着上下とベルト メガネ 長年使ってる万能鞄異世界仕様 長年使ってる財布??
「なんか色々ツッコミたいな、て言うか22歳も若返ってるし」
「え゛!? 若返ってるのですか? あとステータスは、特典補正がされてます」
───派遣されて来たんだから、その位の情報知っとこうよ、あとステータスてかレベルもだよね、まあスキルの感覚直感は嫌な予感とかの、直感かも知れないな…………予感や直感てスキルなのか? まあ良いか。
「そうさっきまで40歳だったし、某免許ネタで言えばい古免許世代らしいが──誰が古かぁー(怒)」
トムよ何か言いたそうだな、あと一言言いたい事がある。
「メガネは装備なのか?」
何処のよろず屋ファミリーの、メガネネタだよ。
「ご主人追加情報入れると、錬金術は材料無いと製作出来ない+地球の科学兵器一部製作できないらしいです、創造からの武器や装備等制作は出来るらしいです、素材あればですが…………」
魔力構築した、某作品の武器制作は出来ないのか? あと、 メガネはスルーか………………。
「まあ異世界科学でこっちの文明対処不能な、戦略核とかあったらヤバイな」
「まあ日本人以外が転生とかして、何か仕出かした事例があるかららしいですよ」
お約束の残念な方達や、野望とか企んでた人達が居たのかね?
「異世界仕様になった万能カバンの性能て、どうなんだ?」
「一応、異次元収納カバンになってますよ、あと財布は普通に色々な通貨が入ってる、異次元的な仕様らしいです」
「よく異世界小説やマンガとかに出て来るアレだな、だが財布はネタに無かった様な、大抵の主人公は布袋とかに入った、金貨とか渡してたからな、まあ使う時にでも分かるか」
「カバンの中身は、アイコンで表示されるみたいですよ」
どれどれ──これもイメージて───イメージ画面の右端に、鞄のマークが──ポチっとな。
上からインゴット素材やレアメタルに異世界鉱物等の材料区画に、地球にあるはずの農機具類と燃料と車とかが入っている。
あとは自動解体BOXに旅BOXに、調味料製作BOXに大型建築・ユニット制作BOX、であとは調理器具一式と金ダライにスリッパにハリセン、大型ハリセン…………ツッコミ用かな?
たぶん車の中には、買い物した荷物も入ってるのだろう。
「何か、ドリフのコント武器が入ってるのだが、旅BOXて何? あと自動解体BOXて? 調味料は使うなら材料集めないと」
「旅BOXは、野宿しなくてもそのBOX中に、宿泊ハウスや貯蔵タンクがあるらしいですよ」
何かトムが、褒めても良いんですよアピールし始めたが、スルーしておこう。
「貯蔵タンクて事は溜めないと飲料水とか、風呂とかインフラ使えないタイプか?」
「一応数日分はあるみたいです、タンクに水のエーテル魔石があるので」
何か用意が良いが、何か無いと使えない仕様とか無いよね。
「拠点作るならご主人の、大型建築・ユニット制作BOXで作れますよ、材料はそのカバンの中にあるからそれで作ってねだそうです、あと作り方は設計図や作りたいイメージでも作れるらしいです、ユニットは創作系のも作れるらしいですが、消費エネルギー設定や心臓部の機関等を具体的にしないと、いくら異世界と言っても使えないそうです」
へぇ~ユニットは、やはり乗り物とかを指してたか,空中の魔力が有ればそれを、エネルギーにして永久機関や、重力エネルギーによる機関も作れるて事だな。
………て事はロボット系の推進力に出てくる、ブースターやバックバーニアとか製作可能て事だな,まあたぶんイメージしても、脳波で制御や運行出来る物は材料無い限り、作れないだろうな………探すか脳波や精神感応とか反応する金属とか。
だが彼は知らなかった………もう素材はカバンの中にあり、少し合金錬成とかすると、特殊金属に成るヤバイ金属を持って居る事に。
「まあ建築の基礎とかのバイトとかしてたし、何か日本で培った経験が反映されそうだな。
あと旅BOXは家具類あるのか?」
「食料一部以外揃ってますよ」
揃ってるのか?本当に?
「どれどれ」
「旅BOXのスイッチぽいボタン押せば,ハウス出て来るよ」
この電源のボタンぽいのだな。
「ではポッチとな」
お約束のスモークが目の前に出現…………何か出て来たぞ…………
「これは?………」
「へ~何か僕の遊び場的なのですね」
確かに猫番組で出てくる、キャットハウス的なデザインの旅ハウスである。
あとトム,中身知らなかったのかよ、何か家ではあるのだが玄関扉とノブが、肉球デザインなんだが………ファンシーだなまあ良いが。
「トム中に入ろう」
「何かワクワクしますね」
何か目がランランしてるぞトム………
「中もファンシーだったりしてな」
「ご主人それフラグ………」
中に入ってみたらフラグでしたよ、床に肉球のマットが敷かれていた、あと玄関の床に肉球模様が…………。
照明は…………そこは普通……ではなく陶芸的な、照明にステンドガラスとか使ってるのあるな………。
「玄関に靴箱や足洗い場付き水道に、タオル置場あるな廊下の先にテーブルと椅子が見えるし、左に廊下続いてる…………あれ? 外見と何か広さが違う気がするな」
「異次元空間の旅ハウスですから、これ今は二階まで在るみたいですよ」
「へぇ~て、今はて言った?」
て事はまだ未完成なのか?
「リクエストBOXに設計図やリクエスト入れれば、増設や要る物増えるみたいですよ」
何か便利で良いな………部屋も在るし、秘密基地的な旅BOXでも目指して………まあ家作る時にでも良いか。
「時間は今何時何だろう?」
「携帯とか使えるらしいですよ,まあ動画や検索しか使えないみたいですけど」
急いで取り出し電源を入れる、ソシャゲーは………タップしても、ログイン出来ず………あと今画面に3月と見えた様な………。
確かさっきまで10月だったはずだが……………そう言えば、収穫したジャガイモがカバンに入ってたが、他にも買った覚えないトマト種や苗に、スイカ等の苗や何故か地球で植わってるはずの、梨やリンゴにサクランボや白鳳とかの桃もある?
色々入ってるがこれも、特典なのだろうか? 何故かトラクターもあるな………何故に?
実はこの先買ったりした物だったり、色々理由があるのだがそれを知る時は来るのだろうか?
「…………それにしても…………育ててたキャラがぁ~」
「猫のゲームでは無いのですね……」
絵的に私の好みではなかったのばかりでな、あ~私のゲーム内嫁がぁ~
「何でそんなに落ち込んでるですか? ご主人?」
「……………………トムには分からんさ」
「?」
切り替えよう…………無理だ育てた苦労がぁぁ~
「それより異世界も24時間なのか?」
「地球と同じ1日24時間の回転ですが………」
「?」
「この星の恒星を1週するのに、約一年で24ヶ月らしいですよ、あと地球の数倍の大きさらしいです」
「大きさ気になるなのだが…………」
「…………神様位しか知らないのでは」
「まあ大抵地球の考え方が、全く通用しないのが異世界だしな、あの白い空飛ぶ鯨の様に」
モンスターではなさそうだが。
「? 白い空飛ぶ鯨?………
僕には見えてませんでしたが、多分それは白鯨迷宮禁書図書館(ホワイトホエールダンジョンインデックスライブラリー)だと思いますよ、詳細は不明ですがその名の通り図書館てより、図書館の迷宮みたいですけど…………じゅる」
何か面白そうだし行ってみたい、異世界旅の場所一号にしょう、さて上がって奥に行こう話しながら。
テーブルが在るダイニングへと向かう。
「………そう言えば白鯨て、動いてるしどうやって入るのだろうか?てトム何故ヨダレ」
さっき隣でじゅると音がしたが………トムだったか。
「何で見えて無いのにヨダレ出てる?」
「………え? 美味しそうだな~と」
妄想で食い気に走るとは,八兵衛だな………
「いつか海に行ったら、海の幸を食わせてやるから」
「…………川魚の食べ放題も、お願いしますね」
どうやらこの異世界で、トムの胃袋満たす場所で拠点造らないと、成らないらしい。 いつか海で無人島も探さないとな、リゾート拠点もありだが人払いとかの結界とかの魔法作らないとな。
「何処かの街で家買わないとな」
「?………人里離れた場所に拠点を作らないのですか?」
「見つかったら違法…………異世界だったな、でも見つかったら納税義務だろう」
「ご主人がオリジナル魔法作って、人払結界とかすれば宜しいのでは?」
簡単に言ってくれる、まあ作る予定だが。
「……………まあスキルマップを見てからね、あと試作で拠点実験すれば南国リゾートとも…………」
あとトムよ何故素足なのに、足が汚れて無いのも不思議だが、床すら汚れないてどんなんだよ。 まあ後で防具ブーツでも造るか、戦闘中に怪我とか嫌だし。
「オリジナル魔法一号は、スキャナー寸法だな」
「何を測るので?」
「私とトム用の旅装備や、日用品制作錬成とかな」
「旅の服装装備なら、入ってるとか聴いてた様な………」
「何かさっきカバンに入ってた様な………」
入ってましたよしかし、私のだけみたいだが日用品も何故私の物が入って居る………農機具とか入ってたから今更か。 二人で真っ直ぐに奥へ進んで行く。
「トムの装備とか無いぞ………」
「僕はご主人の執事的な感じですから、服装はタキシードだけですね」
いやいや町とかは、他の格好してくれ。
「何かはずいから却下で」
「恥ずかしいから却下は酷いですご主人」
「ご主人も無しで、何か他人の前で言われたら何か嫌だ」
「飼い主だったから仕方無いのでは」
飼い主の一人ではあるけどな……まあ名前呼びにさせよう。
「では雅史のマサで呼んでくれ」
「マサさんとかどうですか?」
「何か偉大な投手のあだ名だが良いか」
「???」
リビングに着いたがそれなりに広いて、私とトムだけなはずだが何故四つも椅子がある? 何故一段高い場所に八畳位広い畳がある?…………何か10人居ても余裕なリビングだな。 台所も広いし何故システムキッチンなんだ? 冷蔵庫も地球のと変わらないが、横に宝石みたいなのがセットされているし音すらしない。
水道も水が綺麗だし………水のエーテル魔石付きの、貯水タンクとか言ってたな。 冷蔵庫の横側面にある、宝石をトムに聞いてみる。
「トムこの宝石は?」
「宝石では有りませんよマサさん…………何か違和感が」
馴れてくれ。
「で? 宝石以外だと、異世界物に出てくる魔石か………」
「それは空気中の魔力結合物質略してエーテルですが、結晶化した魔石です宇宙や鉱山や魔物とかから入手できますよ、使った分減って行くので補充を忘れずに」
マジック取って、エーテルにしただけでは?
「………貯水タンクもか」
良く異世界物だと確かに魔物や鉱山とかから出る作品あるが、宇宙にも…………どうやって宇宙で獲れと………隕石の中とか?
「湖の中や山とかにも有るのか?」
「近くだと鉱山と湖2ヵ所ありますよ、1ヵ所は山脈の向こうの伊岡て場所で、もう1ヵ所は今居る場所の近くです」
そろそろスキルマップ、近くの解析ソナー完了したな?………本当に有るな………てこの地域は地元の山の名前に近いな………… しかも今居る辺り標高1500m位の位置みたいだな、どうりで寒いかった訳だ、まあ3月てのもあると思うが……………霊峰御岳山か………地元の山向こうにも噴火したり地震起こったりして、近年すら記録と記憶に残す災害出したからな。 だがあの御岳山よりこの霊峰御岳山の方が標高や裾野のスケールが違う、あと何故か大和富士と言う山の裾野と繋がって居るみたいだ。 しかも両山とも最高標高が1万越え………人類が、歩いて登山は無理だな。
酸欠より高山病と酸素運んだりとか色々難しいだろう、しかも両山とも噴火はしてないがマグマは一部から、吹き出てるみたいだし…………マグマだまり在るのなら、金脈や鉱床とかあるかも。
何か少し先の標高とか池ぽい場所とかに、鉱石やエーテル魔石に薬草が、ソナーに反応してるな………何か色々資源豊富だし、近くに湖とか夏場とか泳げそうだな………童心に戻って色々作るかな。
「トムが言ってた湖て微妙に遠いな……」
「マサさん飛行魔法使えば良いのでは?」
「………? 魔法どう使うの?」
「基本的にイメージですけど…………あ……忘れてましたよ、魔法欄有りますから見てみては」
「ほぉ~魔法欄…………技欄と術欄て有るなこれ ?・・・・・て技? 使える武器の技か?」
「体術や一部武器以外は個人特典の一つらしいですよ、術は魔法ですね一部は古文書魔法は探して使ってだそうですよ」
「何で説明…………トムそれ説明書的なのか?」
「ご主人………マサさんに説明する時に、何故か蝶ネクタイかポケットから出てきますよ、あと早めに住居建てて知識庫を解放しないと、情報開示出来ないから急げだそうですよ…………」
「……………それ早く言ってて,トム言っても仕方無いな」
トムにでも近くの湖まで運んで貰うか? そもそも、トムのレベルてどうなんだろうか? と考えてたら。
「僕のレベル299ですよ」
「何故疑問に思った事分かった?」
「マサさんが何時聞いて来るか、待ってただけですが何か難しい顔してたのでつい」
「ついで言えるチートレベルではないが」
「マサさんも普通レベル1スタートが、レベル10スタートですし同類では?」
中途半端何だよて三桁に言われたくないな、トムのステータスは後だ、トムに近くの湖まで運んで貰おう。
「では私を運んで………」
「飛行魔法マスターしましょう」
「…………まあ良いけど」
「それでは外に行きましょうマサさん」
台所と玄関見ただけで休んでないのだが…………まあ良いか。
トムが外で飛行魔法のレクチャーを始めた。
「先ずは……エアーウイング!」
オォ~トムが地面から浮いてるよ。
「次は行きたい方向に向かって高度と体を…………」
「あ…………何となく理解したあれだなマントしたパン頭とかの、空飛ぶ感じだな」
「? マントにパンの頭?」
「気にするな、まあマント着けて空飛ぶのは、魔道師とかも在ったからな」
「???」
まあ私が尊敬してる大先生の作品ね、主人公のマント率高いのだよねアニメ化した作品は。
「トムよこんな感じか? エアーウイング!」
て…………あれ? トムが隣に居ない………あれ?
「マサさん上がり過ぎですよ~」
何であんなに高く飛べるのご主人?
「あれ?エアーウイングて確か、大抵高度2000m位しか飛行出来ない…………何かご………マサさんが何でそんな高くまで?」
悩みに悩むトムだった……その頃雅史は………
「今の高度どれくらい何だろうか?」
えぇ~と………スキルの飛行マップを展開してと……………あ………あった高度6000……………え? 戦闘機じゃああるまいし、酸欠にて…………何も起こらない処か寒い以外は息苦しいさとか無いな…………正確なのか?
「それにしても何で、マサさんだけあんなに高く飛べるだろうか?」
原因はステータスにある魔力限界突破にあるのだが、それを制御に少し大変なのだが、さて何時気づくだろうか?
「ステータスの知力は表示されてたけど、魔力だけ限界突破て有ったが表示されてないのだよね………魔法での原因それだったりしてね……………まさかね………」
試しに何か魔法を撃って………寒いから下に戻ろう………何か冷えてきたし。
ゆっくり降りて行くイメージでて微妙に速い気が………
何とかトムの近くまで降りて来れたが、降りて来るのに真冬に軽装位寒かった。
「何かマサさん顔色悪いですよ」
「上寒かったからな…………日本より気温低くない」
「まあ異世界ですからたぶん」
たぶんなのかよ。
「寒いし何か暖かい魔法………フレイムボールか、放たなければ温かいよな………でも何か嫌な予感がするのは何故だろうか?」
「何かフレームボールとは、ソフトボール位の火球て説明来てますよ、まあ普通わと………」
何か嫌なフラグ建てなかった?
「何か嫌な予感がするから、湖まで行ってからにしよう」
「少し顔色良く成りましたね」
「では行こう」
慣らし運転ついでに。
「………旅ハウスどうします?」
「忘れてた・・・・・・休んでから行こうか? 腹減ったし」
「ですね」
調理道具とかあるし、買ってあった味付きジンキスでも焼くか………ご飯は確か旅ハウスに米みつらしきBOX在ったな、確か炊飯器もて結局旅ハウス………外から見るとまんま家だよなこれ…………まあ上からだが。
「さてと今て昼近くの11時過ぎだったのか…………て、地球に居た時間はもう夜だったはずだが………」
「そうなんですか?」
「仕事帰りに、買い物頼まれてたから…………頼まれて無かったらどうなってたんだろうか?」
考え更けるマサに対しトムは…………
「それよりご飯にしましょうマサさん」
「………何でトムお前は…………」
「???」
何か色々ぶち壊すトムであった
その後二人? は旅ハウスで、食事を取り一路誰も来ない………まあ来ないだろう湖がある場所に辿り着く。
「町や集落や人の住居ある場所から、結構遠いな………何か魔物? が沢山森とかに居るけどな」
「家畜や動物等以外は、エーテル魔石あるのが魔物で無いのがモンスターですね。
モンスターは基本素材や肉にドロップアイテムが主ですが、魔物はエーテル魔石の他にもモンスターと同じく、素材や肉やドロップアイテムがありますよ」
「引き取りとか在るのか?」
「え~と………街に行けばギルドがあるから、そこで聞いてくれだそうですよ」
「……………」
何か丸投げされた気がするが………
「では試しにこのデカイ湖の中心に、❮フレイムボール!❯………て何かソフトボールでは無いぞこれ」
なんか建物壊す鉄球の大きさなんだが。
「マサさん制御して制御して」
「どうやって?」
「魔力を圧縮する感じで」
「……魔力を圧縮? 何か手から流れてる、感覚を絞る感じかな?」
オォ~何か小さく成ってる気がする………
「マサさんどんな魔力してるのですか?」
「? マークで見えないが、限界突破してるみたいだが」
「魔力は成長しないカテゴリーなので、マサさんの魔力はチートみたいですね」
「でトムは?」
「999の限界値ですけど?」
何処ぞの銀河鉄道だよて限界値だからか?
「フム………私はそれ以上て事だな」
二人揃ってチート魔力て事なのだな、て知力が魔法に与える影響は無いのだろうか? そもそも魔法使えるキャパシティも、術のPtみたいだし。 まあ後々わかるかな……制御もコツ分かったし、制御外せば強敵の苦戦にも役立つはず…………先ずは、レベル上げとここら辺の安全確保だな。
「ここに拠点作ろうか、トムの食料の魚居そうだし」
「先ずは森を切り開きますか?」
「硫黄の様な臭いするし、温泉付き拠点最高だな」
温泉初期にあるのはラッキだな。
「その前にあのフレイムボール消さないと、湖の水温が上がって魚とか全滅しますよ」
「忘れてたよ、さてマッチの炎まで圧縮してと、近くの小川にポイと…………」
ポン
「「え?」」
クラッカーより少し大きめの音が響く、以外に小さい爆破だった。
「あの圧縮で、エネルギーが減らないはずだが普通」
「放出した魔力を戻したのでは?」
「そんなオチだよな………魔力戻せるだな………これも制御かな?」
〖魔力制御を修得〗
〖魔力操作を修得〗
「トム、今ので魔力操作と制御修得したぞ………」
「普通なら何日も掛かりそうですよね」
「まあそうだろな…………アニメや小説が座学に成ってたりしてな」
「まさか~そんな都合良いオチ無いですよ」
その詳細は今後も解けない謎に成るのだった。
「まさかエアーウイングが高度だったのて、魔力に関係してるのかな?」
「僕でもあんな高度飛べないですよ」
「999の魔力でもか?」
「まあ多分もう少し高く行けそうかなぁ~とは思いますけど、何か寒そうだから嫌です」
まあ寒いけどモフモフなトムなら大丈夫だろ,今度一緒に飛ぶか、魔法を使わない飛行ユニットでも作ろうかな、二重消費は燃費悪い乗り物と変わらないからね。
「トム,技や術の回復とかてどうなんだ?」
「待ってました、この異世界ではポーションとドロップアイテムや酒等で回復できますよ、傷や異常状態回復も薬品等ありますが、傷や異常状態はマサさんの回復魔法で何とでも成りますよ」
フムフム…………回復系魔法とか何種類かあるな…………、異常回復に蘇生に………蘇生? まあ後だ………気絶等の回復か、…………原理は知識庫しか無いよな。
「トムはそこら辺の木を伐採してくれ、間違っても伐採し過ぎるなよ」
「切り株とかどうします?」
後で何かに使えるかな?切り株,まあ木は建築材だな。
「そうだなそのままにしといて,後でスキルやオリジナル魔法で抜いたりして、更地にして地下室に三階建ての家に、研究ラボに温室を作る材料にする予定だ」
「温室に昼寝用の寝床を…………」
「二階にトム用の部屋作るけど…………外が良いか?」
「………え?…………」
「二階と三階ベランダとかにも,日向ぼっこ出来るスペース作るけど………」
「ありがとうマサさん」
トムの目がキラキラだな、納得したみたいだな。
「さて,凝りに凝った今の気分最高な建物にするぜよ」
「何故にぜよ?」
木材に鉄に屋根はトタンにして………布が微妙に欲しいの無いな,近くの町に買いに行くか?
「トム作業中止、買い物行こうか足りない物がある」
「冒険者登録もついでにしますか?」
「そうだな色々素材集めたいから、旅もするからな………登録しとくかな」
異世界甘味や果物食べ歩きとかしたいしな。
「海鮮食べ放題とか、マグロにカニの食べ放題に…………」
「…………え? そんなに旅で食べたいのか? その内に、船でも作って船旅も良いかもな」
「船? 何か嫌な予感が…………」
船酔い嫌だし重力制御とかして、波の揺れを相殺する船を目指すかな、駆逐艦並みの大きさにとメモメモと、よしアイデア固まったぞあとは知識庫で使えそうな技術でも探すか。
「さて旅装備に着替えてと…………トムの、三度笠と外套だけてトム用もあったぞ」
「あったのですね…………」
「さて着替えよう」
急いで二人で着替え終わる。
「では参りましょうかマサさんや」
「何処の黄門だ・・・お前は」
エアーウイングで街の近くまで移動するのだった,ついでにスキルの魔力操作.制御修得により,普通に飛べる様に成って居た。
まあ気を抜くとまた高度に成りかねないけど・・・・・・
次回に続く
初めまして、何分初めてなので脱字とかあるかもですが、まあ面白かったら感想お願いします。
仕事しながらですので不定期でアップ予定です。
それではまた次回。