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人類に恋した地球外非生命体(AI)  作者: シャル・シャナ
プロローグ ようこそ地球へ
13/30

黒のアインツ

「あの真ん中の女の子で間違いないんだな?」

後部座席に座る男が運転手に問いかけた。

「ああ、間違いない。あの子が岡本の娘だ」

二人は路肩に止めた黒のアインツ(縦2人乗りスマート自動車)の中で話している。これはデイクロス本社から受けた極秘任務であり、外に話が漏れてはいけないので二人は常時エンジェープのCアシストの機能をONにしてテレパシーのようなもので会話している。

「さあ、攻めるか。」

「ああ。ここまで何百個ものミッションをクリアしてきた俺らなら大丈夫だ。」

これが運転手の口癖だった。


黒のアインツからすがたを現した二人は同じく黒の服装をしていた。前から出てきた男は、黒のスーツに革靴といった正装。もう一人はくろのジャージ上下にサングラスといったラフな格好。同じ仕事仲間とは思えないような雰囲気の差だがこの差が彼らのミッションを成功させるための手だった。

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