<夏樹side>
病弱日記1話になります。
これからお世話になります
ピピピピ・・・ピピピピ・・・
甲高い目覚まし時計の音が僕の部屋中に響き渡る。
「・・ぅるさぃ・・」
目覚まし時計を止める暇もなく僕は夢の中に入っていく。
外から小鳥のさえずりが聴こえ出したころ
僕の目覚ましが鳴り続けていることに異変を感じたらしい僕のお兄ちゃんが
心配そうな顔で入ってきた。
「夏樹ー?ずっと目覚ましなってるけどー?」
カーテンを開け終えたお兄ちゃんが僕の布団をめくる。
「お兄ちゃん・・・」
「大丈夫?」
そう言いながら僕の額に手をやる。
「結構熱高いけど・・・一回リビング行こっか」
お兄ちゃんは僕をお姫様抱っこしてリビングに運んでくれた。
ほんと自分の体質が嫌になる。
ソファーに横になった時ふと思い出した。
「お兄ちゃん・・学校は?」
「熱出してる弟おいて学校なんて行くわけないだろ。」
「だめ・・・学校行って・・」
「やだ。」
「行って。」
「やだ。」
かたくなに拒否してくるお兄ちゃん。
迷惑かけたくないのに…
そんなことを考えていると
ガチャ
玄関が開いた
「ただいまー。」
相変わらず仕事が忙しいお父さんが朝帰りで帰ってきた。
「なに?珍しく喧嘩ー?」
ほんっと呑気な人だなぁ。
すこし羨ましさを感じていると
「お父さん、夏樹がさー。熱出してる弟おいて学校行けって言うんだけどー。」
「うん。行けば?」
「「 え?? 」」
言い出しっぺの僕も思わず驚いた。
「なんで夏樹まで驚いてんのw
お父さん今日休みだから大丈夫だよ。」
「でもー・・・」
「でもじゃないでしょ。はい。いってらっしゃい。」
「うぅ・・いってきます・・」
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どうもゆっこです。
病弱日記1話になります。
内容がぐちゃぐちゃになりました。ハイ。
H30 5/28 ゆっこ