please kill me at the end
あやねを助けをよろしく頼む。
俺が帰る場所は、この村じゃない、あんた達の居る村なんだ。
だから、どうか逃げ延びてくれ、あいつと一緒に。
夏七子は目の前で殺された。
犯人は見えなかった。
たぶん"見ていたら"俺も殺されていただろう。
ヒューマノイド・ヒューマンイーター
これで未来はほぼ確定した、
小さな革新の一歩が大きく世界を、未来を変える
さあ、絶望を謳歌しろ。
助けに来た村人を食った。
村全員を食った。
そこに例外はなく、眼に映った者全て。
満たされない空腹
満腹にならずに腹が減る
食べれば食べるほど腹が減る
寒い
空腹を満たすために食えば食うほど腹が空く
満たされないジレンマに、 、泣き噦るしかなかった
ようやく食欲が収まった時、目の前には見覚えのある顔ばかりが転がっている。
その顔は所々、食されたかのように抉られている
いつも、いつも遅いんだ。
私たちは愛し合うことが出来ない。
愛していると伝えたい時、それはいつも相手が居ない時。
愛していると分かった時、いつもそれは後になってからだ。
だから、私は真斗を愛していた。
これまでも、これからも愛していた。
どんな時でも何度繰り返そうと私は、真斗愛していたのだろう。
いつも、真斗の居ない時に、真斗の愛がない時、ナくなった時に私は真斗を愛した。
今も今までも。
私は真斗を愛した事しかできない。私は真斗から愛していた事しか貰えない。
だが、それが植え付けられた"者"の記憶によるものだとしたら。
それによる思い込みか、それによって引きずり込まれた。
そう思った時、私は消えた。
ついには1人に、この世界に蘇った理由がなくなったから。
せめて最後は、彼の手で。
「じゃあね、真斗」
私の中で誰か達が泣いていた。
ごちそうさま
言いそびれていた言葉が
やっぱり、逃げれば良かった
真斗はまったく悔しそうに笑顔で言った。
逃がさないけどね、
先輩が冷たく言う
聴こえはしないが、そんな気がした。
「死ね」
さよなら、私の好きな人
さようなら、私が好きになった人。
さよなら、『私』が好きだった人
これにて真斗達の物語は終了です。
と言っても、番外編やるつもりですけど。
前の2話くらいは既に番外編です。




