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空の空  作者: lycoris
空の空
26/115

it's tomorrow yesterday

なんでこんなに時間がかかったのか自分でも分かりません。すみません

こんなに朝が来るのに嫌悪したのは初めてだ。


いつもとは違う支度を始める。


昨日のうちにあらかた終わっている。


それでもしがみつこうと。


真斗と夏七子ちゃんが起きてきた。


かなこちゃんに最後の挨拶をする。


笑って抱き合った。


またいつでも来てね。


今度はウチにも来てね。


家を出ると委員長と青山さんが待っていた。


私たちも送るよ。


みんなで車に乗って、どんどん進んで行く。


来た道を帰って行く。


気付いたらいつもと違う道。


会話はほとんど無かった。


私は風景を焼き付けるのに必死だった。


目に、心に。


目的地に着いた。


最後にみんなで写真を撮ろう。


青山さんが車掌さんにカメラを渡して撮影を頼んだ。


みんな笑って、


撮影が終わると先に青山さんが泣き出した。


私も我慢が切れた。


青山さんと委員長と肩を叩き合って再会を約束した。


そして、真斗の頭にゴミが付いていたので、


それを取るついでに(ひたい)にキスをした。


「ありがとう。またね!」










長旅も終わって久々の町。

帰って来た。

家に着くと灯りはついていなかった。

寝るには早いし、帰る日時も伝えてあったはずだから出迎えがあるだろうと思っていたけど。

バッグからしばらく使ってなかった家の鍵を取り出した。

鍵は既に開いていて、ドアを開けると家中真っ暗だった。

カーテンが開けっぱなしで月明かりで何とか見えなくもない視界。

電気のスイッチを押すも反応しない。

停電かもと、まずは親を探しに行った。

玄関から近い父の書斎に向かった。

そこに、懐かしい気配がした。

そこに父は居らず、先生(サンタクロース)が椅子に深く腰を掛けていた。

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