ドイツ海軍 航空母艦史 【後編】
もしかしたら、文章を付け足すかもしれません。
グラーフ・ツェッペリン級航空母艦 要目
排水量 :33,550t
長さ :262.5m
幅 :31.5m
吃水 :7.6m
主機 :ギアードタービン、200,000hp(150,000kW)、4軸
速力 :36ノット
航続距離:巡航19ノット9091海里
乗員 :1,720名
航空要員:326名
兵装 :10.5cm対空砲、12門
3.7 cm SK C/30(対空機銃)、22基
2.0cm対空機銃、28基
搭載機 :総数56機
戦闘機16機
艦上爆撃機17機
艦上攻撃機23機
《船体について》
グラーフ・ツェッペリンは日本空母の影響を受けつつもドイツ独自の工夫もかなり多く見られた。特に電気溶接を多用している点では日本と大きく差を付けている。肝心の航空艤装品に関しては日本からの技術提供を受けた物が殆どであった。
《艦載機について》
艦載機は、空軍が採用していた機体を改良したものを採用した。海軍が独自に艦載機を開発しなかった理由は、艦載機開発の経験が全く無かった事と空軍の執拗な介入があったからであった。
当初は日本海軍が採用していた機体を導入する事も検討されたが、早期に取りやめになっている。
新造時はAr 197戦闘機16機、He 51爆撃機20機の計36機を搭載。定数を満たしていないのは艦上攻撃機の開発が間に合わなかったためである。スペイン内戦時もこの状態で参加している。




