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和製ファンタジーにおける”魔法”の設定について  作者: 囘囘靑
第三講:呪文(文様)原論、および封印

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3.2.3.「質媒検索」の可能性

 「文様」の項目の中には、さまざまに別の考えなければいけない問題が埋まっているようです。ここで最後に、「文様」だけに特定の問題として「質媒検索」というものをあげておきたいと思います。


 文様を利用して魔力を具現化する場合には、“質”と“媒”が必要であるとしました。魔力をN、質をQ、媒をMとしたとき、そこから生み出される魔法の効果Eは、


E=N×Q×M


と表すことができそうです。また、「Nが大きくなればなるほど、Eも大きくなる」という相関関係は自明であるため、


E’=Q×M


 という式も立てられます。


 この式は、


「E、QそしてMのどれか二つが特定できれば、残りの一つの変数も特定できる」


 という可能性を示唆しているのです。これを便宜上、これからは「質媒検索」と呼びたいと思います。


「質媒検索は何の役に立つの?」


 とお思いの方がいるかもしれません。私は、封印や結界の解除を考えるときに、この「質媒検索」の手法が効力を発揮すると考えております。


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