複雑な恋心
2話です!よろしくお願いします!
昼ご飯を食べて、準備も済んだところに、恵美が来た。「行こう!」明るく、元気に言った。「うん!」私も、明るく返事をした。敦也の家は、山の方向にある。「結構、遠いいね」少し疲れたように恵美が言う。「うん、少し疲れた」そんな、弱音を言いながらも敦也の家に着いた。私がインターホンを押した。中から、「は~~い」敦也の大きい声が聞こえた。「おう!入って入って!」楽しそうに私達を誘導した。敦也の部屋に着くと、目の前に、友が座っていた。「おう!遅かったな」「そうでもないよ」私と恵美が声を合わせて言った。「何する?」敦也がみんなに問いかける。「なんでもいい」私と恵美が言った。敦也は微妙な顔をした。「みんなで、ゲームしよう」「賛成!!」三人が、声を合わせる。時間はすぎていき。「私、もう帰るね。彩花はどうする?」恵美が私に問いかけた。「もうちょっと、いる!」私たちはテンションがあがり、みんな声がでかくなっていた。「じゃあ、また明日ね」恵美が、みんなに手を振る。「バイバイ」「また、明日」「じゃあね」私達も手を振った。「じゃあ、もう一回やったら、帰るね」「うん」敦也が元気よく、言った。「は~~、負けちゃった。友は、まだ帰らないの?」「俺は、5時に帰る」「そう・・・じゃあ、帰るね!バイバイ!」「バイバイ!」二人が手を振ってくれた。外に、出ると雨が降っていた。少し歩くと私は寂しくなった。(友、まだ来ないのかな)帰る方向が違うのに、そう思っていた。(もうちょっといて、一緒に帰ってくればよかった)信号で待ちながら、雨の中でそう思っていた。(好きなのに、好きって言えないよ。だって、友達以上恋人未満だもん)自分に言い聞かせた。(どうしよう・・・泣きそう)心が寂しい。一緒に帰ろう。なんて、言えない)半泣きな私。その時、なんとなく上を見てみたら、そこには木で作られた小さな小屋があった。看板には、黒い字だけどかすれた字で、「時計」と2文字だけ書かれていた。(時計屋さんかなぁ?)なぜか、不思議な感じだった。(入ってみよう!)なぜだかわからないけど、その小さな時計屋さんに入ってみた。
2話目を読んでいただきありがとうございます。やっと、小さな時計屋さんを見つけましたね!3話目も、がんばります!