黄昏時から時間移動して
すっかりと暗くなり
夜のゾーンへと入り込んでいる
夕食は
カレーである
それでも美味しいとは
心の不調により
上手いと言う感覚は
薄いのである
これは
もう性格上の問題であり
生まれつきの個性でもあるなぁと感じる
甘いか辛いかは
理解しているつもりだ
食べ物の美味さを理解している人々は
羨ましいのであるなぁ
それも食べる才能であると考えている
私自身は
食べる才能すら無いのであるなぁ
どうやら食の神に
与えられなかったようだなぁ
食べると言うことを
人生で美味しい食べ物との出会い
美味しいと感じる味覚があれば
違う人生へのアプローチへと入り込めるんだ
感覚だけの私でも
酒類と食物への
理解欲求は得ていない
単に食べるだけである
甘いか塩気かの認識だけで頬張るのが
私自身の食事でもある
過去にヨーロッパへ
渡航したことがあるが
前菜からコーヒーまで
2時間も要したのには
驚きだったんだよなぁ
それこそ10分もあれば食することは
充分である思想を持つ
私自身には
2時間は苦痛の世界でもある
現在は二十一世紀なのだが
私自身の感覚的には
次は
二十三世紀ぐらいの
時間単位になっている
要は
超せっかちでもある
長時間の事柄には
耐え難いものが
心に与えてしまうから
キライである
さらには
時速80キロのスピードで走る高速道路でも
いくら走っても
届かない目的地に
イラついてしまうんだ
まさにドライビングの
時間は退屈そのものである
それこそ
瞬間移動が出来ればなんぞと考えてしまう
完全にSFの世界だろう
普段から
考えていることは
超高速の感覚ばかりであるなぁ
やはり
奇人変人に間違いない