見えていない物を見えているつもりで
ねぇ、私が消えても貴方は私を忘れずに居てくれるかしら?
ふふ、不思議ね。
貴方を助けて死ぬことより、今は貴方を一人残してしまう方が今は怖いの。
いつか必ずまた私は貴方と巡り合うわ。
その時に今度は……ちゃんと愛し合いましょうね?
愛してるわ。……ゼーシア。
人は過ちを犯す
その先に後悔すら無くて
繰り返す先に何が待ち受けようとも
狂おしい未来に打ちのめされて
悲しみが後にも立たず
朽ちていく時間の感覚が
薄れていく意識が遠くまで
偽りしか流れない
モノクロの世界で流れる現実に
願いを託す私は涙を流す
当たり前の現実が
容赦なく押し寄せてくる
終わりなど見えない他者の
余り見える舞台の中で
私は手を伸ばして叫ぶよ
強く想いを込めて
君に届けたくて
出会いはいつも唐突に
君と居てモノクロの世界が色付いたよ
失いたくない離したくない
貴方の手をこのまま掴んで
私は祈りを込めて
君の幸せを叶えるために
願いが今を恋焦がすのなら
夢でなく現実にすればよい
色鮮やかな世界で
再び貴方に会えますように
私は夜に1人
夜風と共に砂になって消えたよ
いつかいつか
君に会えるまで会えますように
あぁ……意識となった今でも
私は信じてるよ
冷たい日も寒い日も暑い日も
貴方を照らせる太陽になれますように
何度俺は自ら死のうとしても、君が自らの命を犠牲にして助けてくれた事実が頭から離れず、死のうにも死ねなかった。
……あぁ、何で君は俺を遺して行ってしまったんだ?
会いたい……今すぐ会いたい
愛してるよ……ディーヴァ。