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回顧
ふと思い出す、落ち葉の色どり。
「将来について考える時」
静けさ
暗闇に一人
部屋はただただ冷たかった
明かりもつけず
一冊の本に視線をおとしている
だが、よく見えない
いつもはぼんやりと見えるのに
今日に限って
黒黒としている
「こうふく」
きいろ、きいろ、きいろ
いちめんのおちば
そとはさむいはずなのに
こころはこんなにもあたたかい
くるくるとまわり、
ゆかいなきもちにみをまかせる
ほほにふれるかぜさえも
いまはただここちいい
ああ、
このままきえてしまいたい
ひのひかりにつつまれながら
いきたえてしまいたい