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背けたい事実
予約投稿2。
「背けた目」
道端に咲く
一輪の花
目を背けたくなる。
どうしてそんなに誇らしく
咲くことができるのか。
太陽の微笑みを
一身にうけて、
遠くに広がるように咲く花。
あぁやめておくれ。
それ以上私を、
みじめにしないでおくれ。
「きらいだ」
努力という言葉がきらいだ、
友情という言葉がきらいだ、
勝利という言葉がきらいだ、
全て、その陰にあるものを
否定しているようできらいだ。
明るい部分しか目にしていない、
そんな気がするからきらいだ。
そして、
そんな被害妄想ばかりしている、
自分が一番嫌いだ。
花はひまわり。