表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

入部

私立大根中学の歴史は誰も知らず、ただひとつだけ分かるのは知ってもなん意味もないということだ。

さてこの中学には多くの部活がありそどれもがそれなりの人数がいる。

しかし理科部だけはこの数年間誰も入って来なかった。

そんな理科部に三人の新入部員が来たのだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「すいませーん。理科部ってここですか?」

そういったのは、寺田てらだ 芳美よしみ。普通の人っぽいが実はかなりの力持ち。成績は中の上。

「ああ!何て楽しみなんだろう!なんの実験ができるのだろう!?」

彼女は、黒口くろぐち まい。バイオレンスな雰囲気をいつも醸し出している。成績は下の中だ。しかし理科はトップの成績である。

そして最後に真面目そうな青年がなにも言わずに入ってきた。

彼の名前は平澤ひらさわ けん

かなりの真面目君であり成績は上の中。しかし性癖に難があり、かなりのMである。


芳美「あれー?誰もいないな。」

舞「誰かいないのか?」

そのとき、ガタンッ!と大きな音がして棚が揺れた。

皆が一斉に棚を見た。

するとそこには

「上」

とだけ書かれた紙がはってあった。

三人が恐る恐る上を見るとさっきまでなかった人体模型が吊るされていた。


「ギャァァァァァ!!!」

そう叫ぶと芳美は、おもいっきり人体模型を殴った。

すると人体模型はバラバラに砕け中から若い人が出てきた。

「やあやあ、どうも。私は理科部の顧問の片吉かたよし 源三郎げんざぶろうです。」

芳美「なんだ人がいたのか…ってなんで人体模型のなかにいるんですか!?」

源三郎「そりゃ人体模型が家だからだよ。君に粉々にされたけど…」

芳美「わ…私が悪いんですか?」

源三郎「まあとにかく新入部員が来てくれてよかったよ。理科部の主な活動はあまり決まってないから適当にそこら辺の道具を勝手に使っていろんな実験してね~」

芳美「そんな適当でいいんだ…」

舞「よし!まずはこの薬品とこの薬品を合わせてみよう!」

源三郎「あっ!そこらへんの薬品はだいぶ使ってなくて違うものになってるから気をつけてね」

舞「えっ…」


どっかーん!!


健「あっ… きもちいい…」


こんな感じで私立大根中学の科学部が始まったのであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ