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エルフ、砂に生きる  作者: 初荷(ウイニィ)
森エルフ、砂エルフ
80/196

カップルたちの饗宴

ワイバーンの乱入によって決勝戦に水を差された態になったが、決着がついたことに変わりはない。


苦労はあったが思いがけない収入(ワイバーンの素材)に、お祭り騒ぎはさらにヒートアップしていく。


幸いなことに湖で止めを刺せたので、血抜きや冷却の手間が楽だったのはちょっとした副産物であった。


湖畔にワイバーンが引き上げられると、村人総出のワイバーン解体が始まる。


けしてエアレースの表彰等が忘れられたわけではない。この手の処理は時間との勝負なので、エアレースより優先順位が高いのだ。


そう、けして忘れた訳ではないのだ。






解体の終わった素材は、丁度村に来ていた、運の良い商人たちが買い付けてくれることになった。


彼らは予定を変更し、街へ卸しに戻ることとなる。


また、出る幕の無かったゴダーヴが、ワイバーンの皮の買い付けの交渉に参加してしまったのも仕方ないだろう。


あのサイズを革へなめすのも相当の手間ひまなのだが、希少性を考えれば苦労は厭わないのが職人である。


しかもまだ若いワイバーンなので取れた肉も臭味が少ない事から、この祭りに供される事が決定。


数名が薬味の採取に森に入る。


勿論食べきれない分は塩漬けや燻製に回され、各世帯の備蓄や場合によっては臨時収入に化けたりするのだ。


切りの良いところで作業は中断され、残りは明日となった。


そうしてようやっと表彰式が開かれる。


その後はお楽しみの宴会だ。






夕日がギリギリ顔を覗かせている頃合いに、ようやっと表彰式が始まろうとしている。


表彰台にはそれぞれ一位から三位までのペアが立っているが、一位の席にはフレッドだけしかいない。


『お待たせしております!一位のヴィリューク選手ですが、先程治癒師のセンセーからの許可が下りました!着替えが済み次第登場となりますので、今しばらくお待ちください!』


「ったく、あの水使いの規模と言い回復速度と言い、あの砂エルフ何者だ?」


「噂に違わぬ実力の持ち主って奴かな?」


ジェラルドとフレッドの会話には、取り敢えず妙な遠慮は無くなっていた。


「痛むのか?」


フレッドが体のあちこちを(さす)っていると、ジェラルドが見つめているのに気付いて慌てて取り繕う。


「や!あのじゅうたん(立体機動)の上で耐えるのは、思いの外負担だったみたいで!今になって節々が痛くてさ……」


「……うちにいい軟膏があるから、後で取りに来い」


「え?あ、助かる」


予想外の言葉にフレッドが固まると、ジェラルドもそのまま黙りこくってしまった。


だがそれを聞いていたアンナは手を伸ばし、ジェラルドの手をそっと握ると、相手もきゅっと握り返してきた。






会場の救護所の裏手では、ヴィリュークのガラビアを始め、身に着けていた服が揃って風にたなびいている。


びしょ濡れの服を剥がされ毛布に包まれたヴィリュークであったが、身体が温まってやっと目を覚ました。


収納鞄は持ってきていたので着替えを引っ張り出すが、替えのガラビアが無く仕方なしに普通の上下を引っ張り出す。


実家を出る前はこれが普段着だったのに、今となってはガラビアの方が落ち着くとは何と言う砂漠への染まりっぷり。


レースの運営関係者が様子を見に来て式に出れそうかと訊ねるので、問題ないと答えると準備が出来たら出てきてくれとのこと。


まだ身体の怠さは感じるが、荒事をするわけではないので問題はない。


一通り確認を済ませると、ヴィリュークは救護所をあとにした。






救護所のテントを出ると、先程の関係者が待っていてくれたので、ヴィリュークはそのまま案内してもらう。


表彰台まで少し距離があったが、先導があったので見物人達も道を譲ってくれ、スムーズに壇上のヒトとなるヴィリュークであったが、なぜか視線が集中する。


”はう……”


居心地が悪いなと思って隣を見ると、両脇のフレッド・ジェラルド・アンナも目を丸くして見つめている。


「なんだ?何かついているか?」


「えと、ヴィリュークさんですよね?」


「?何をいまさら?」


「あまりにもさっきと姿が違うので」


フレッドとアンナはおっかなびっくり話してくるが、ジェラルドは違った。


「いや、誰だよ!服でいろいろ隠してたのも反則だが!髪の色とか、肌の色も!」


ジェラルドが思わずツッコミを入れたヴィリュークと言えば、ごく普通の森エルフの青年といっても差支え無い姿であった。


「肌?ああ、こっちの耳飾りは砂漠仕様じゃなかったか」


日の入りと共に、ヴィリュークのエルフの耳飾りの効果は終了し、肌の色も白く元に戻る。


また、ゆったりめのシャツでラインははっきりしないが、しっかりした肩や厚い胸板は隠しようもない。


何よりシャツの下の筋肉に存在感がある。


さらに会場の女性たちが注目したのは、レース中クーフィヤで隠れていたその髪だ。


露わになった祖母譲りの銀髪が、湖からの微風でたなびいている。


すると邪魔に思ったのだろう。取り出した革紐で手早く後ろに括られると、会場からは落胆の溜息がもれた。






ひと騒動の後つつがなく表彰式が済むと、篝火が焚かれそれをカバーするように照明魔法が設置されていく。


昼の部がエアレースだとすると、夜の部はこのパーティだろう。いや、湖畔のエルフの村なのだから、お祭りといったほうがしっくりくる。


事実、用意されたご馳走や酒の一部は村の運営費から賄われているが、腕に自信がある者たちによる屋台も併設されている。


しかしレースの上位者達は入賞特典として飲み食いは無料になり、そして一名の同伴者を許される。


許されはするが、カップルで出場し入賞した者たちは同伴者を連れてこないのが通例。


なぜならこの席は、フリーの男性ペアが意中の相手に対して告白、周囲に知らしめる場でもあるからだ。


告白後、隣の席に着いてくれた場合の結婚率は100%。いや、プロポーズの場に利用されているくらいなのだ。


女性ペアの入賞例は少ないが無い訳ではなく、逆プロポーズにはならないで、大体が女友達や身内が同席している。






だが今年、例外が発生した。


「ヴィリュークさん、これも美味しいわよ」

「ヴィリュークさん、ささグッと空けて」

「ヴィリュークさん、それよりアーンして」


「あのー皆さん、同席できるのはお一人のみなのですが……」


 運営の担当者がおずおずと声を掛けるが……


「うるさいわね」

「これはそこの屋台で買ってきたモノよ」

「あら、これは私の手作りなんだから」


「「「問題ないわよね?」」」


「……はい」


うなだれる担当者の様子に、ジェラルド・アンナ組とフレッド・ミューシャ組が苦笑いを浮かべている。


「どちらからいらしたの?」

「普段はどんなお仕事を?」

「弓以外なにか嗜まれておりますの?」


そこは美しい花畑に見えるが、実際は華蟷螂(ハナカマキリ)の群れであった。


それもその筈。


膨大な魔力を備え、じゅうたんの操縦も一級品。水使いというだけでも珍しいのに、目の当たりにした実力は並ぶものがない。


ガラビアにクーフィーヤ姿だったので、容姿がいま一つ分からなかったが、着替えてきたその姿は、女性の熱い視線を集める物であった。


しかも両耳の耳飾りは未だ対となっている。つまりは”独身”で”特定の相手無し”である。


こんな優良物件、逃す筈もない。


となると、迂闊な事を話そうものなら、”華”たちはその鎌で言質を捉える気満々である。






まずヴィリュークは当たり障りの無い所から答えていく。


生まれ育った村を出て、王都に出た事。


じゅうたんを使って砂漠を渡る配達人を始めた事。


経験と実力で砂漠を渡る同業者、それをつけ狙う盗賊たち。


砂漠の過酷な環境、そんな中でも逞しく生きる生き物たち。


灼熱の昼、極寒の夜。


厳しさの中、時折見せる美しい景色。


砂漠の玄関口である港街の日常。


それらは聞き入っていた周囲の者達を魅了すると同時に、自分たちの環境が如何に恵まれているか認識させられるものであった。




それでもこのような宴席となると、景気の良い派手な武勇伝をせがまれる。


そう都合よく武勇伝なぞ無いのだが、ヴィリュークは先日の旧王都の調査行を要所はぼかして披露する。


大蜘蛛に襲われた下りでは息をのみ、じゅうたんを引き裂かれても尚諦めぬ場面では手に汗握って聞き入ってくる。


途中狙って恐怖を煽る様に話すと、素なのかノってきているのか”キャッ”と小さく悲鳴を上げて周りの三人が縋り付いて来る。


サンドマンの大群に遭遇した場面では、最高潮の盛り上がりを見せた。


ヴィリュークは、自分の体験と仲間が見聞きした内容を巧みに織り交ぜて話していく。


「仲間からの話では、俺は相当危険な状態だったらしい。処置が遅れていたら今ここにはいなかっただろう」


「その場にいたら、私が癒して差し上げましたのに!」


「いえ、私と私の薬草袋で手当てして差し上げましたわ!」


「それ以前に私の風魔法で、その不埒者を吹き飛ばしましたのに!」


三者三様、”もしも”の話でのアピールが激しい。


「いえ、逆に私はあなた方がその場にいなかったことにホッとしています」


ヴィリュークの言葉を聞いて目を見開き、”まぁ!?”とばかりに抗議の視線が投げ掛けられる。


しかしそれに臆することなく、ヴィリュークは言葉を続ける。


「大輪の花も、可憐な花も、麗しき花も、森でこそ花ひらくのです。手折(たお)るなど以ての外(もってのほか)、森の花を大事に運んでも、砂漠ではじきに枯れてしまうでしょう」


そう言うと手の中の杯をグッと飲み干し、悲しそうにため息をつくと一人一人の手を握り締め、じっと瞳を交わしていく。


その両脇のカップルたちの視線がヴィリュークに突き刺さるが、彼は全く意に介さない。


「どうか私の気持ちをお察しください。綺麗な花を私の手元に置きたいのは山々なのですが、森の花にはきっとお似合いの蜜蜂がいるでしょう。」


「「「ヴィリュークさま!!!」」」


「けっ」ジェラルドは酒杯を口にそっぽをむき、


「……」アンナは自分も甘い言葉が欲しいと恋人を見つめ


「ふふっ」ミューシャは先日の夜を思い出して彼を見つめ


「……」見つめられたフレッドは顔を赤くして視線を彷徨わせる。


周囲の者達の見方は大まかに二つに分かれた。


一つは”なにこの茶番”。


一つは”なんて甘いロマンス!”


「お願いです。私が耐えている間に、その姿を隠してください。私は花の香りと今夜の思い出を胸に、明日この村を去ります」


ヴィリュークと連れ添う事となれば、生活は砂漠方面となる。


話しとして聞く砂漠は、異国情緒たっぷりで楽しいが、実際暮らすとなると臆してしまう。


いや、そう思わせるように仕向けたのだが。


”冗談じゃない”と思ったのか、”危ない危ない”と思ったのか、ヴィリュークの言葉を本気にしたのかは定かではない。


ともかくヴィリュークの言葉を合図に、妙齢の”美女”三人はハンカチを口元にあてがい、小走りでその場を立ち去っていったのであった。






美女たちの退場を合図に、ヴィリュークの話に聞き入っていた者達が散り始める。


今度はそれぞれで祭りを楽しむ様だ。


「ふぅ」酒杯をあおり飲み干すと、酒精の混じった呼気を吐き出す。


「随分とお楽しみでしたねェ、ヴィリュークさン」


ジェラルドの嫌味が放たれるが、当の本人は何するものぞ。


「そんなに羨ましがるな。隣の彼女が凄い目で見ているぞ」


「羨ましいだなんっっ、ってぇ!」アンナがジェラルドの脇腹の肉を捻り上げる。


方やフレッドは、ゆるくミューシャと手を繋ぎながらご馳走をつまんでいる。


余所の異性に目もくれず、時折お互いに食べさせ合っている辺り、これはもうゴールイン間近であろう。もう二人に障害は存在しないのだ。






「それでフレッド、お前さんのじゅうたんだが、どうする?」


「え?どうとは?」


ヴィリュークが調整したとはいえ、現在のフレッドのじゅうたんは両極端な状態である。


通常のスピードは馬車よりも速い程度だが、リミッター解除しようものなら(魔力が尽きない限り)ワイバーン相手に負けたりはしない。


用途として考えられるのは、制限を掛けた状態で子供の練習用にするくらいだ。


「リミッター解除でエアレースに出るとして、勝ち進んだとしても魔力切れで棄権がオチだぞ」


「そもそも私が操縦して、ヴィリュークさん並みに飛ばせるとは思えないんですけどね」


そう割って入るミューシャであったが、曲がりなりにも操者である身としては、このまま眠らせておくには惜しい気持ちもある。


自分のじゅうたんもあるのだが、それはそれ、これはこれ。便利な言葉だ。




「職人の伝手がないこともないのだが……」


その言葉にフレッドは食い付いた。


「ぜひ紹介してください!」


「だがなぁ……」


そう言って、ちらとミューシャを見やる。


「一人は最近独立したばかりの織物職人だ。俺のじゅうたんの修繕を依頼している相手で、腕は確かだ」


うんうんと目を輝かせて頷いている。


「もう一人はそいつの師匠だ。俺のばあさまなのだが……」


そこにミューシャが割って入った。


「その方はいくつなの?」


「え?ヴィリュークさんのおばあさんだよ?年齢を聞いても───」


「違うわ。その独立した方の女よ」ハナっから断定して女呼ばわりしてくるミューシャ。


「女性だなんて一言も……」


「バカね。織物職人ときたら女と相場が決まってるのよ!───で?」


何故か睨みつけられるヴィリュークは、平静を保って答える。


「女だ」


「ほら、やっぱり。決まりね。おばあさまを紹介してください」


すでにミューシャの中では、妙齢の職人と位置付けられ、フレッドに近づけたくないのが見て取れる。


「あー……」


別にどちらでもよかったのに、ミューシャの射殺せそうな視線にフレッドは屈してしまう。


「おばあさんの方でお願いします」


後日ヴィリュークに書いてもらった紹介状を手に、二人でじゅうたんの調整を依頼しに行くのだが、退屈しのぎにヤースミーンがしばらく囲ったのは言うまでもない。






翌朝、と言っても商人たちが買い付けた素材の積み込みや、ミスリルシルクの受取り等で、準備が整った頃には太陽も其れなりに昇ったあとであった。


朝も早ければひっそりと出発できたのだろうが、こんな時間ともなれば見送りがいるのも致し方ない。


門の前には大勢の村人の見送りが待ち構えていた。


「ばあさまには俺の方からも言っとくから、落ち着いたら訪ねて見てくれ」


フレッドとミューシャは手を取り合って礼を述べる。


「いろいろありがとう」


「君が来てくれたおかげだ」


「今度は負けねぇからな」


ジェラルドが拳でヴィリュークの胸を押してくるので、やりかえしながら返事をする。


「俺のじゅうたんが直ったらな……と言いたいところだが、あれ使うと反則級だからなぁ……」


「フレッドのアレよりか?」ジェラルドの顔が引き攣る。


「ヴィリュークさん、ありがとうございます。重く苦しい時間から解放されてホッとしてます。ミスリルシルクが必要な時はいつでもどうぞ」


アンナが目を潤ませてくる。


「その時は頼むよ」







その後も様々な村人から別れのあいさつを受けるが、大体はエアレースがらみの挨拶だった。


それは称賛だったり、来年の出場依頼であったりだ。


それよりも水使いとしての挨拶や相談は全くなかった。水術師と水使いは似て非なる物と理解しているのだろう。


さらには視界の端に、昨晩の女性三人がチラチラ見える。


挨拶はしたいが声を掛けても良いか悩んでいる様子なので、ヴィリュークは茶番を一席ぶってやることにする。






結果、素面の時でも受けが良かった。無関係の村人たちの囃し立てる声がうるさい位だ。暫く村の話題の中心は彼女たちだろう。


いつまでも留まっていても切りがないので、いい加減出発する。


それぞれの馬車に行きで一緒だった護衛の男達も乗っているのは、まだ契約続行中だからであろうが、往路とは違った冷たい視線を投げかけてくる。


”もげろもげろ”とブツブツ言っている辺り大変気味が悪い。


しっかり距離が離れたのを確認して、ゴダーヴが口をひらいた。


「おぬし、よくやるな」


しかしヴィリュークは”必要な事だったんだ”と答える。


「こうでもしないと彼女達の立場が無いからな。振られたと言う事実ではなく、お互いに泣く泣く身を引いた悲恋(茶番)ってことにしとけば面目も立つし、それを慰めに男たちもやって来るさ」


「本心は?」


「上手く逃げれてよかった」


「俺もそれ位モテたいです」


ゴダーヴの隣でセウィムがしみじみと漏らした。


それを聞き流してヴィリュークは”ふう”と息をつく。


まだこれから王都経由で、ヤースミーンの所へミスリルシルクを届けねばならない。


休暇で帰るとなると面倒くさいが、仕事扱いなのでそこは割り切っていく。


ヴィリュークの請け負った依頼(おつかい)は、まだ途中である。


最終的にエステルに荷物を届けて終了なのだが、彼のじゅうたんの修繕はいつになることやら。


”気長にやるさ”


ヴィリュークは大きく伸びをして、心の中でつぶやいた。




本エピソードもこれにて終了です。

感想もしくは評価ボタンを押してくださると嬉しいです。


現在の妄想の欠片は、サミィの話と砂エルフを海に、の二つですが……

緑化もさせようか思ったのですが、作者が勉強しないと始まらないので、これを書くとなると時間がかかりそうです。

皆さん、妄想してますか?


今回もお読みいただきありがとうございます。ではでは。


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