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44・新たな使用方法、新たな暴走者

ギルド長との話は続く。


「では明日の夜、顔合わせの意味も兼ねて食事会を開きますので、日暮れ過ぎにこちらへお越しください」


そう言うと、また畳まれた紙が押し出されてきた。広げてみるとグレードが高めの店の名前が書いてある。富裕層向けの店だ。


「ガサツなつもりはないが、テーブルマナーには期待しないでほしいのだが……」


「大丈夫ですよ。個室を用意させてますし、探索者の方たちのマナーもお察しですから気にする必要はありません」


そういう事ならばいいか。お客さんはどんなやつか、今から楽しみにしておこう。




「さて、次はエステルさんの件ですね。何でも画期的な通信手段を備えた魔道具を開発なさったとか」


「は、はい!こちらになります!」


一組のカバーのかかった帳面を披露する。それからはエステルとギルド長との質疑応答が始まった。


機能説明から始まり、通信可能距離、精度、予想されるトラブル、使用に当たっての諸注意がエステルより説明される。


それだけではない。ギルド長からもエステルやばあさまが失念していた点を指摘していく。


専門的になっていくにつれ、俺は暇を持て余していく。お茶が温くなったなぁと思っていたら、女性職員さん(いやもう秘書さんと呼んでもいいだろう)が熱いお茶と交換してくれ、お茶菓子まで持ってきてくれた。


「エステルとここまで魔道具談義が出来るとは、ギルド長も相当な方ですね」


「彫金や細工物を基本に、ご自身で付与を掛けたり、陣を刻んでいたりしていたそうです」


秘書さんが俺との会話に乗ってきてくれた。顔には出ていないが退屈していたのだろうか?


「ばあさまと近い匂いがする……」


「ばあさまとはヤースミーン師のことですか?」


「ええ、まあ。あと彼女は、先日めでたくばあさまから独り立ちしたばかりなんです」


「なんですと!」




ギルド長が大声でこちらに割って入ってきた。驚いた。エステルと夢中で話していたくせに、こっちの会話も聞いていたのかよ。


「エステルさん、ヤースミーン師の弟子というだけでなく、認められて独り立ちまでしたというのですか!うん、それを聞くとこの魔道具の出来具合も納得できる。うん、素晴らしい!」


そう言うと、ドカドカと机の向こうに歩いて行き、屈んで姿が見えなくなると、何やら探し始める。


「私はね、まだ職人時代に師に教えを乞うた事が有るのですよ。あの頃は楽しかった。毎日が新しいことだらけで、寝る間も惜しんで学びました」


身体を起こすと、その手には一冊の書物があった。


「二年です。教えを受け、理解し、課題をこなせたのは。私の素質ではそこまでだったのです。それ以降の日々は苦しいものでした。課題を与えられても殆ど解けない。模範解答の説明を受ければ理解はできますが、発想がそこに至らないのです」


ソファに座ると、エステルの前にその手に持った本を置く。


【魔法陣大系】と表紙に書かれている。


「これはあなたが持つに相応しい。お祝いとして差し上げま「駄目です、ギルド長」」


秘書さんが言葉を遮った。


「なに勝手に上げているのです。あなたの私物ではないのですよ。一体いくらすると思ってるんですか!」


「でも、兄弟子(仮)としてはお祝いを上げたいですし……」


「なにが兄弟子(仮)ですか。自分の財布から出しなさい」


隣で俺も一緒に頷いてしまう。まともな人がいるとおちつくなぁ。


「あのぉ」控えめにエステルが声をかける。


三人の視線が集中した。




それでも彼女は物怖じせず言葉を続ける。


「それでしたら、せめて写本させていただけないでしょうか?いいこと思いついちゃったんです。写本の時に使う紙とか大量にありませんか?」


エステル、いい笑顔なんだが大丈夫なんだろうな?


「ありますけれど……何に使うのです?」訝しげな秘書さん。


「写本ですよ、写本。私はちょっと準備しますので……ヴィリューク、紙運び手伝ってあげて」


「おい、どれだけの紙を使う気なんだ」


「取り敢えず三冊分かしら?」


俺はげんなりとしてしまい、ふと横を見ると秘書さんの顔が心なしか引きつっているようにも見える。


「えーと、なんだかすみません」思わず秘書さんに詫びてしまう。


「さぁ、男手も確保できたんだし早く取ってきてください」ギルド長、あんたも男だろ。


「あれは結構高価なんです。紙代はギルド長のお給料から天引きしておきますから。ヴィリュークさん、助かります。ご案内しますね」


秘書さんの声の温度が、前半と後半で差がありすぎである。




案内されるまま廊下を付いていく。


入口に戻る途中にある扉が備品倉庫だったらしい。


「ギルド長はいつもあんな感じで?」何の気なしに聞いてみる。


「ここ最近は鳴りを潜めていたのですが……申し訳ありません。今後ご迷惑をおかけするようなことがありましたら、いつでも仰ってください」


秘書さんはこちらを振り返ると、居住まいを正して深々と俺に頭を下げた。


「頭を上げてください。恐らくエステルが絡むと余計に熱くなるのでしょうね。ここは協力体制といきましょう。どうですか?」


そもそも秘書さんがそんなに畏まる必要はない。ギルド長がエステルとの会話に夢中になって”少し”放っておかれただけだ。


「それで、どれを運べばいいのですか?」


ハッとした秘書さん。”宜しくお願いします”と答え、”こちらをお願いします”と紙の束を俺に一束、自分が二束持って先導しようとする。


そこに手を伸ばし、彼女の一束を引き受け、さらに棚にある同じ束をもう一つ積上げる。


「ギルド長へ請求とは言え、予備は一つで足りるといいですね」全部持ってあげてもよいのだが、逆に恐縮してしまいそうだったので、こんな形にしてみた。


「さ、行きましょうか」


「……」


「??」


「…リカです」


「ウルリカです。ウルリカとお呼びください」何やら少し雰囲気が違う……いや悪い意味ではなくて。


「あ、はい。ウルリカさん」


「はい、ヴィリュークさん。参りましょうか」


俺の前を通り過ぎる横顔に変化は見受けられなかったが、何やら嬉しそうだった。




俺たちが紙を取りに部屋を出てすぐに、エステルは作業に入った。


「さてと…今のうちに準備しておきましょうか」


「私も何か手伝おうかね?」


ギルド長が気を利かせて聞いてくれる。それとも、自分も何かしたくてウズウズしているのかもしれない。


「いえ、準備と言っても大したことはしませんので、横でご覧になっていてください」


そう言って先ほど説明に使っていた一組とは別に、もう二組のカバーを取り出す。


合計三組のカバーをテーブルに並べると、手を打ち鳴らしエステルは気合を入れる。


「さ、ぱぱっと魔法陣をのっけてしまいましょうか」


そう宣言すると、エステルはそれぞれの組の片方だけに仮設の陣を乗せはじめた。


「魔法陣への上書き!!?!」ギルド長が驚愕の声を上げる。


「やや、そんな大層なものではないですよ」


「いや!しかし!」


「ちょっと待ってて下さいね。すぐ終わりますから」


「いや、すぐって?」口をパクパクさせながらギルド長は二の句が継げない。


「ん、完了!」


「どういうことですか?!この技術が広まれば、魔法陣の開発スピードが格段に上がります!」


ギルド長がエステルに詰め寄り、暴走し始めるが……


「てぃっ」額のど真ん中に手刀が当たる。


「まさか私が諌める立場になろうとは……ギルド長落ち着いてください」


「く・く・く……やり方説明してくださいますよね?」




「このテクニックを確立した経緯を一から説明するのも大変なので、ざっくりいきますね。

投影による魔法陣で魔法を発動するには、発動者が正確に魔法陣を記憶・理解してなければならない。ここまではいいですね?

まぁ、ある程度の域に達している者ならば、感覚で発動できてしまいますが、何故できてしまうかは解明されていません。一説には、呪文を諳んじるように魔法陣の細部まで頭に浮かべられればよいとか。

そこら辺は専門家に調べて貰うとして……

切っ掛けは、師匠らしからぬ失敗からでした。たった一文字の書き損じで、魔法陣がちゃんと発動しなかったのです。師匠の落胆ぶりは相当なものでしたが、諦めも悪かったのです。

描かれた魔法陣のミスした箇所に対して、正しい書式を寸分たがわず投影して上乗せしたのです。そうしたらなんと発動するじゃありませんか!

驚いている間に効果は消えてしまったのですが、その後繰り返し試した結果あることが分かりました。」


「そ、それは?」


「正しい書式を寸分たがわず投影して上乗せするのは必須条件として、既に細かく描かれている陣ほど、上書きが成功する条件はシビアになっていきます。基礎となっている魔法陣に上書きする程度なら、誰でも練習すればできるでしょう。しかし既に完成されている魔法陣の場合、自分が描いたものではない魔法陣だと上書きはまず成功しません」


ギルド長が黙って促す。


「師匠と試行錯誤した結果、一つの仮説が浮かびました」


「……」


「……え、と、そんな大層なものでもないのですが」


「勿体を付けないでください」


「上書きするには、筆跡レベルの統合性が要求されるのではないのかと」


「……つまりなんですか?今やられたことは、精密な書き損じの修正であると?」


「ま、まぁそう言いますと語弊がありますが、そんなとこでしょうか」


「発動しなかったケースは、その箇所は赤の他人が修正したので、魔法陣としてそこが悪目立ちしたからだと?」目付きがだんだん冷たいものに変化する。


「や、だから、仮説だと……」


「「……」」


「なんか真面目に聞いて損した気分です。とどのつまりは、貴方たち師弟が使える詐欺的な高等技術の賜物ってことですか?なんの参考にもならないじゃないですか!」


それでもエステルはギルド長の反論を押しとどめる。


「確かにそれだけならただのテクニックかもしれません。そこで私たちは魔法陣の要所要所にバイパス地点を設けたのですよ。陣が正常に動作しなかった時、仮設陣をのせて動作確認できるようにね」


「今回もそのバイパスとやらを使用したと」


「はい、そうで…」言葉に詰まったエステルのこめかみから、汗が一筋。


「ちきしょう、やっぱ違うんじゃねぇーか!これだから感覚でこなしちまう天才って奴は大っ嫌いなんだ!大体漸く連結魔法陣が実用化されたってのに、更に積層魔法陣だと!?気の向くまま作ればいいってもんじゃないぞ!」


「そ、そんなこと言われましても」




紙を運んで戻ってくると、何やら部屋の中が騒がしい。


「全く、何かやらかしたのか」


「いえ、うちかもしれませんね」


俺もウルリカさんも心当たりがあり過ぎるようで。


「両方かもしれませんね」俺の言葉に頷いたウルリカさんが扉を開ける。


「一体なんの騒ぎですか」


凛とした声が室内に響き渡る。いや、外にも漏れてないか?一瞬外が静かになった気がする。


中の二人の言い争いが止まり、言い訳を始める。


「いや、こいつ、やってること斜め上ばかりでぶっ飛んでて、思わずツッコミを入れて」

「いえ、わたしはただ何時もやっていることを解り易く説明していたら」


二人ともシドロモドロになって説明していく。


「ギルド長、予想外の技術を目の当たりにして、理不尽な発言は控えて下さい」

「エステル、ばあさまの所と違うんだから、いつもと同じように技術を披露したら腕利きヘンタイ扱いされるぞ」


「しかし!」

「でも!」


「「デモもシカシもありません」」


「「はい……」」




「それで、準備とやらは整ったのですか?」


一見すると、カバーのみが整然と置かれているのだがどうなのだろう。


「準備万端ですよ!紙を同じ枚数づつ、カバーからはみ出さない様に載せて下さい。あ、閉じなくて大丈夫です。裏表紙からはみ出さなければ大丈夫です」


そう言いながら【魔法陣大系】をパラパラと流し読みしていくエステル。


「やはり順番に初めからかなぁ。製本することも考えると……左端に余白は残しておかないと……いや、ある程度は外周に余白は必要……よし」


エステルは気合を入れると愛用のペンを握りしめ、写本を始めた。




【魔法陣大系】の写本は、けして達筆ではないが丁寧かつ綺麗なものであった。しかし、微妙に文字の大きさがちぐはぐであった。


そこをエステルは文字量を見て、程よい大きさの文字で書き写していくと、行間も丁度良い見やすいものとなる。


魔法陣の基本は円である。


本来、器具を使って円を描く所、エステルはフリーハンドで歪み無い円を適切なサイズで描き、内部には次々と象徴される図形やルーンなどが描き加えられていく。


「……本物の天才じゃないか」目の当たりにした俺は小さく呟いてしまう。


彼女の手元ばかり注視していたので、写されるはずのもう一冊を忘れていた。


そこにあったのは奇妙な初めて見る光景だった。




エステルが描き込むと少し間を置いて、三冊に同じ内容が浮かび上がる。更に間を置いて、残りの二冊にも浮かび上がるではないか。


集中しているエステルに声を掛けるのも憚られたので、ギルド長に聞いてみる。


「何で同時に浮かび上がらないのですか?」俺の小声の質問にウルリカさんも頭を寄せてくる。


「方法はさて置き、本来は対になった冊子同士でないとやり取りは出来ない。それを彼女は接続リンク先を変更したのだそうです」小声で話しているのに、溜息で話しているのに聞こえるのは気のせいではないと思う。


要約すると、今回使用したのはA・B・Cの冊子の組である。


AとA’、BとB’、CとC’がリンクされている所を、AのリンクにBとCも追加したそうだ。


するとAに描き込むと、A’・B・Cへ転写される。


その次にBとCからB’とC’へ転写される。これが時間差の理由らしい。


「今回はこんな接続ですけど、一冊に対して大量の接続先を用意したら沢山の写本が出来ますね」


「間違えたら大量の書き損じが発生しますけれども」


「そこは製本前の紙で作業をして、腕の良いというかミスの少ない写本家にお願いしたらどうでしょう」


三人頭を寄せてひそひそ話をしていると、一枚目が描き上がったらしい。早いな、おい。




「こんな感じでできるんですよ。良くないですか?冊子になってないので、描き上がったらその都度紙をどけないと、上書きしちゃうのが難点ですけど。急ぎ仕事としては中々でしょ?」


エステルの鼻息が荒い。どこに行っても、これ変わらないな。


「分かったから好きなだけ続けな。仮設だから時間制限あるんだろ?」


「そうだった!どんどん行きますよっ」舌なめずりして作業を再開するとは……この天才ばかものめ。


「紙を補充したら、俺は今夜の宿を手配してくるので、しばらくこいつをお願いします」


「それは構いませんが……紙の補充とは?」


「三冊分って言ったくせして、使用しているのは三組の計六冊ですから。あ、補充したら梃子でも動かなくなるか。宿とかどうしようか」


「夢中になると寝食を忘れるタイプですか。では私が後を引き受けましょう。私にも身に覚えがあるのでね」


「職員用の仮眠室もありますので、いざと言う時はお任せ下さい」


二人が引き受けてくれるなら任せてしまおうか。


「ではお願いできますか?夕方に一度様子を見に来ますので」


そう言って荷物を担ぎ、はたと気付く。


「サミィはどこいった?」


「ギルド前で別れたじゃない」顔を上げたエステルから返事が来てびっくりした。


「例の所へ行ってくるって。例の所ってどこよ?あなたなら知ってるって言ってたわよ」


「あぁ、多分研究所だな。回収してこないと」全く、どいつも自由すぎやしないか?




「ではギルド長、失礼します」


「はいはい。では明日の夜に」エステルの作業に夢中で返事が軽いわ。


「では、そこまでお送りしますね」


ウルリカさんが先導してくれる。


先導されるがままにホールを出ると、そこにいる者たちの視線が集中するが黙殺する。好奇の視線なぞ一々構ってられない。


出た所には馴染みの職員が二名佇んでいた。


確か、俺が入ってくると何時も駆け寄ってくる若い女性職員と、ベテラン手前の若い男性職員だ。


軽く会釈をし、ウルリカさんへ挨拶をする。


「ウルリカさん、それではまt」


「あぁーっ、先輩ずるい!なに名前で呼ばれちゃってるんですか!!!」


「大きな声を出さない。ヴィリュークさんが驚いていますよ」


「なに名前で呼び合っちゃってるんですか!そんな関係なのですか!私だってずっとヴィさんて呼んでいるのに、先に名前で呼ばれるだなんてずるい!」


「ロレンサ、いい加減になさい。職員として下心が有りすぎです。黙認できる範疇を超えていますよ」


あ、ある程度ならばいいんだ。


「私だって新人の頃からヴィリュークさんをお見かけして以来、ようやっと今日名前で呼んでいただけたのに、ペーペーの貴方が抗議の声を上げるだなんて十年早いですわ!」


「えっとウルリカさんロレンサさん、色々すみません。すみませんついでに言いますと、ヴィという愛称ですが自分にとってあまり馴染みがないのですよ…」


突然の応酬に割って入ってしまう。


キョトンとする二人へ更に説明する。


「ヴィといわれるのは新たに関係を持たれた人の方が多くて、古い馴染みの方たちはヴィリュークと呼んでくれるのですよ……全部がそうではないのですが、えぇ、はい」


目をパチクリさせる三人(男性職員含む)


「ではまたヴィリュークさん」

「夕方にお待ちしてます、ヴィリュークさん」

「ヴィリュークさん、あまりお気になさらず」


「ははっ、ではまた」


これ以上深く関わりたくはない。一刻も早くサミィを見つけて来よう。

3つしかなかった感想が2つになりました。

投稿者様の都合で削除なされたのだとは思いますが、貴重な苦言を呈する感想だっただけありちょっとしょんぼりです。


お読みいただきありがとうございます。


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