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エルフ、砂に生きる  作者: 初荷(ウイニィ)
本編

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38/196

38・事後処理とじゅうたん

前回に続き三人称に挑戦してます。

なんかこう、なんか…ね。いいのかわるいのかモヤっとしてます。

一瞬の出来事を、その光景を、眼帯(アイパッチ)は洩らさず装備した者たちに見せ付けた。


ヴィリュークは耐性が付いていたのか、”やっちまった”という表情だが、オルエッタは口を開け目を見開いている。


彼女は前方の様子とヴィリュークを繰り返し交互に見やる。察するに説明を求めているのだろうが、彼は説明する気はさらさらないようだ。




じゅうたんは原っぱにいる彼らの周囲をぐるっと回るように(ドリフト)して勢いを殺し、子供たちと山賊の間に着陸した。


「エイツァ!シィナ!」転がるようにじゅうたんから降りたオルエッタは我が子の無事を確かめる。


そして子供たちを両脇に抱えると、少し離れたビイトへ走る。


「ビイト!大丈夫かい!」二人を降ろし、しゃがみ込んで状態を確かめはじめる。




子供たちはオルエッタに任せて、ヴィリュークは山賊どもへ向かう。


その前に忘れてはいけない、ヴィリュークは空に向けて発見の合図を魔法陣で繰り返し点滅させる。おっつけ仲間が来るだろう。


目下、奴らはサミィが砂で拘束中である。


向かう途中、地面に突き立った装備品を回収していく。


山刀を防いだ盾は薄っすらと傷がある程度、軽く磨けば傷は取れるだろう。地面に突き立った部分も異常はない。それよりも盾の内張りが、サミィの爪でひきつれている。使用には問題ないのだが心情としては貼り直したい。そう考えながら盾を背負う。


槍は山刀を地面に縫い付けていた。両手で握り締め、山刀を両足で踏みつけて固定すると、力を入れて引き抜きにかかる。なんとか引っこ抜けた槍は、当然と言わんばかりに刃毀れはなかった。流石はばあさまの相方(ドワーフ)謹製。自重しなかっただけはある。軽く拭うと盾の定位置に納めた。


踏みつけていた幅広の山刀を検めると、手入れはされていないが結構上等なものだった。何とも可哀想な使い方をされている。しかも槍の穂先の形に穴が開いており、突き抜けた側の穴の縁はバリが出来ている。今後は槍の威力を示すトロフィーくらいにしか役立たないだろう。取り敢えず回収しておく。


降り立ってから大分間があったにもかかわらず、未だサミィが興奮冷めやらぬ様子で唸っている。


「サミィ落ち着け。もう魔力を込める必要はないだろ?だから落ち着け」そう宥めて片腕に抱きかかえる。


黙って抱きかかえられたサミィであったが、魔力を込め過ぎたのだろう、尻尾を手や指に絡めて催促するのでヴィリュークはゆっくり魔力を流してやった。




「っきしょう!」

「早くこれをどかせ!」

「ぶっ殺してやる!」


山賊どもがお決まりの文句をどなっている。


「指一本動かせないのに威勢がいいな」先程の山刀を肩に担ぎながら、持ち主の山賊に話しかける。


「俺たちに傷一つ付けてみやがれ。仲間がお前らエルフんとこへ報復しにいくぞ!」事情を知っているヴィリューク達にしてみればハッタリもいいところだ。


額から血をダラダラ流しながら、がなりたててくる。


「ぁっっつ……とんでもねぇ魔法ぶっぱなしやがって……お前らのガキは凶暴だな、躊躇(ためら)いなくぶっぱなす辺り、将来はあやしいんじゃないか?」


「ひょっとして、俺たちみたいに山賊になったりしてな!」


「「「ぎゃははははは!」」」


「討伐隊から命からがら逃げてきたくせに、口だけは達者だな」


憂さ晴らしとばかりに山賊の口は止まらない。


「なんだったら、俺たちが仕込んでやるぜ!」


「その前にこの傷の落とし前…じゃねぇ、しつけをしてやらねぇとな」


「そりゃあいい、こういう場合は痛みが分かるように罰を与えないといけねぇ。さっきの一発じゃ足りねぇだろ」




そこに山賊どもの暴言を背中で聞いていたオルエッタが立ち上がり、ぐるりと振り返る。


子供たちにとっては自分たちを心配し、優しく声をかけてくれたオルエッタ。突然背を向けると、不穏な空気が立ち込めはじめる。


「自分たちのやったことを棚に上げて、随分と都合の良いことを口にするなぁ、あんたら」


力の入り過ぎた拳が既に白くなっている。


「うちの子たちにしでかしたこと、きっちりその身で味わってもらおうか?」


じりじりと殺気が強くなっていく。


「は、ははっ、こんな親じゃ…子供も…先が知れる…ってもん…だ」


この殺気に当てられながらも煽れるとは、バカを通り越して凄いのかもしれない。しかし煽られた方は殺意を拳に込めて、大きく振りかぶる。


子供たちはオルエッタの背中しか見えないので分からないが、山賊含めヴィリューク達は正面から彼女の”鬼の形相”を目の当たりにする。


「オ、オルエッタさん。それは不味いって」


「あたしだけならともかく、うちの子たちを貶めるとは、覚悟しなぁぁっっ!」


助走をつけて踏み込もうとしたその時、幼い声が待ったをかける。


「おかあさん!」




「おかあさん、やだょぅ…もうこわいの、やだよぅ」シィナが母に待ったをかける。


「おにいちゃんもビイトも痛かったのに、もっと痛いのはやだぁ…」涙声で母に話す。


娘の声を聴いた”鬼”が泣いた。いや鬼ではなかったのも知れない。娘の声に正気を取り戻した母親は、泣き顔で(きびす)を返すと娘たちに駆け寄った。


泣きながら娘たちを抱きしめていると、ようやっと仲間のじゅうたんたちが到着し始め、各々魔法陣を発光させていく。


これで地上からの捜索隊は村へ撤収するだろう。


一番乗りはカルジェロとエステル達だった。


カルジェロは着陸もそこそこに子供たちへ走り出し、エステルがフォローに入る。


とはいえそんなに手間がかかるはずもなく、エステルがヴィリュークに状況を確認しに来るが……


「砂の拘束魔法!!?!なんて…ものを……」


驚愕の声を上げるが、腕の中のサミィを見やると語尾が沈んでいく。


「どうすんのよ!これ!」


「ごまかすしかないだろ!俺のせいにすればいい。適当に合わせてくれ」


今も昔もあまり砂系の魔法は良い目で見られない。特に集落の外にでない者ほどその傾向は強い。




全部のじゅうたんが揃い、状況を確認していく。


見事なまでに砂の円柱から、山賊どもの首だけが”ちょん”と乗っかっている。


「はぁ~、こりゃまた見事なものだな」


「きっちりと制御してあると形も綺麗だな」


「ヴィリューク、いつまに?砂漠暮らしで覚えたか?」


「ま、まぁな。暮らしが長いとちょいちょい小技を覚えるもんなんだよ」


思いのほか、エルフ達の忌避感が少ない。少し悩んだが、元凶はばあさま(ひとつ)しかないので考えるのをやめた。




続々と到着したエルフ達に山賊たちは鼻白むが、まだ心が折れきってない様子である。


「みんなちょっと手を貸してくれないか?」


珍しくじゅうたんから弓矢を取り出すヴィリューク。持っていないわけではない、そう、使っていないだけなのだ。


同じく弓矢を手に集まるエルフ達。


「どうも俺たちは悪人でも殺せないと思っているらしいんだ。ちょっとそこら辺の勘違いを正したいんだが手伝ってくれ」


「構わんが、何するんだ?」仲間の一人が問いかける。


「……てめぇ、なにしやがる」


「まぁ、ちょっと待ってくれ」


山賊の頭領の砂の円柱に近づくと、サミィに小さく合図をして円柱をさらに太くしてもらう。


円柱から五メートル位離れた所で立ち止まると、サミィを下ろして弓を構える。


そして空に向けて無造作に矢を放った。


全員何事だろうと首をかしげていると、円柱の端っこに矢が突き立つ。


「まずはこんな辺りでどうだい?」と仲間にニヤリと笑うと、全員得心が行ったようで、横一列に整列、揃って空へ矢を放つ。


暫くのちに空から矢が降ってきた。


円柱のきっちり外周の前半分、つまり山賊の顔の前に突き立っていく。もう一度放つと今度は後ろ半分に。


「ん~、倍の距離にしよう。今度は逆に責めてみよっか。どんどんやっちゃって~」


ヴィリュークの合図に十メートルの距離から射かけるエルフ達。いっぺんにやると誰の腕が良いか分からないので、順番に曲射を始める。


得点(?)が高いのは、まず高く撃ち滞空時間が長い事。そしていかに対象に近い位置に射れるか。


当てたら色んな意味で終了であるが、相手の恐怖心を煽ろうと、射た瞬間”あっ”とか”おおっと”とか演技を始める。


そんなのに限って矢が肌をかすめるものだから、生きた心地がしない。


しばらくして息も絶え絶えになった山賊。


「わかったかな?俺たちはあんた等を殺さない様に気持ちを押さえているんだ。手足射抜かれないだけありがたく思え」


「……」


「今から一人づつ砂の拘束を解くから大人しくしてろよ」


「……」


返答する元気も無くなったか、彼らは大人しく縄で拘束されていく。




そういえば子供たちはどうなっただろう。


様子を伺うと、子供たちもオルエッタさんも顔に付いた土と涙で酷い顔になっている。


それを手持ちの少ない水で、少しでも綺麗にしようと奮闘中であった。


黙ってじゅうたんに行き、ヴィリュークはいつものセットを収納魔法陣から引っ張り出すと親子たちの元へ向かう。


「おかあさん、痛いよ」


「がまんしなさい」濡らした手拭いが乾き始め、さすがにこれで擦ると痛いだろう。


「オルエッタさん、これ」空の桶を手渡す。


「ありがと、って空じゃない」


「気が早いよ。これから入れるんだ」そういって水使いの面目躍如。桶になみなみと水を張る。


「さぁお前ら、まずは手を綺麗に洗え」


歓声を上げて子供たちが桶に群がり、洗いはじめるとすぐに水は汚れてしまうが、どんどん捨てて新しい水で満たしてやる。


次は一人づつ顔を洗わせる。


シィナはさほどでもなかったが、エイツァとビイトは殴られたり倒れしなに地面にこすりつけられたせいで傷が目立つ。


ビイトの擦り傷は大した事は無かったが、エイツァの蹴られた痕は赤く腫れていた。


「こんなになって……」とにかく冷やさねばとオルエッタは手拭いを水に浸し、絞ったものをあてがう。


その横でヴィリュークは改めて水を作り出す。


今度は革袋にじょうごをセット、先程同様に水が生まれじょうごに注がれるが、明らかに生成速度が遅い。それでも何とか袋を満たす。


「オルエッタさん、水を替えよう」そういって温い水を捨てさせ、革袋の新しい水と交換させる。


「使ってくれ」


促されるままに手拭いを浸した瞬間、予想外の冷たさに思わず手を引っ込めるオルエッタ。


「っっっ…」ヴィリュークの顔を見上げるが、彼はそれをよそにさらに続ける。


「あと新しい手拭い。革袋(これ)にまだ水が入ってる。もう一つ直ぐに作るから」


色々押し付けると、もう一つの革袋に冷水を作りはじめるが、はたと気づく。


「シィナ、これ持って」空のコップを持たせると、冷水を作ってやる。


満たされた水をゆっくり飲み始めるが、すぐに夢中になって飲み干してしまい、泣きそうになってしまう。


「ご、ごめんなさい。ぜんぶのんじゃった……」


「シィナは優しいな。みんなに飲ませたかったのか?大丈夫、いくらでも作ってやるからな」


今度はビイトに、さらにエイツァにと水を飲ませてやる。エイツァは冷水に浸した手拭いをあてがいながら喉を鳴らしている。


「次!次はおかあさんにも作ってあげて!」


受取ったコップをオルエッタに手渡すと、目の前で水で満たす。


「全く…気ぃ利かせてんじゃなぃょ……」小さな声で呟くと、コップの水を一気に飲み干した。


「…ありがと」コップを突き出すように返す。


握り締めているので、コップの上端を摘まんで軽く引くが放してくれない。


うながすように”くいくいっ”と引いてやっと放してくれたが、その時一言追加される。


「ヴィリューク、ありがとう……」何に対する礼なのか、小さな声だったが彼の耳にはちゃんと届いていた。




「ふーん」


ヴィリュークが自分のじゅうたんに戻ると、腰を下ろしたエステルがこっちを見て呟いた。


「ん?なんだ、帰りはこっちか?」


「そ、あんなことがあったんだし、親子一緒のじゅうたんの方がいいじゃない。それでこいつらどうするの?」


縄で厳重に拘束されている山賊たちを指す。


「向こうの領主サマに引き渡さないといけないだろう。まぁ早馬で来てたヒトがいるから、そのヒトに頼むんじゃないかな」


「けど、こいつら連れて普通に下山とか面倒だよね……」


嫌そうな顔でお互い見つめ合う。


「仕方ない、じゅうたんで運ぶか」自分に言い聞かせるように宣言する。


「ひゃはは、こりゃいい!金を積んでも乗れないエルフのじゅうたんに、山賊して捕まったら乗せてもらえましたってか!!牢屋の中で自慢になるぜぇぇ」


まだ軽口をたたく元気のある山賊の頭目、それとも言わずにおれない性格なのか。


「ヴィリューク、わたし嫌よ!なんでこんな奴らを緊急事態でもないのに、エルフのじゅうたんに乗せなくちゃならないだなんて!」


なんだなんだと、仲間たちが集まってくる。


「まぁまぁ」と宥め、ついでに皆も収納魔法陣へ呼び寄せる。


「運ぶとは言ったが乗せるとは言ってないぞ」ひそひそ


「どういうことよ?」


「こういう事さ」


注目の中引っ張り出したのは……フックが付いたロープであった。


魔法陣の周囲を取り囲んでいたエルフ達は、お互いにニヤリと笑い合った。




「よし、村へ向かおうか。おい、あんたら立ちな」ヴィリュークが音頭を取る。


エステルはじゅうたんで発進待機中である。


「よし、じゃあ回れ右!」


ぐずる山賊に再度号令をかけると、やっとのそのそと後ろを向く。


そして縛っていたロープに先程のフックを引っかける。


「エステルいいぞー」


発進・上昇していく中、ヴィリュークはじゅうたんに飛び乗る。


「わ、わ、わっ!なんだっ、て、てめぇなにしやがる」突然宙吊りになり、移動し始めたことに焦る山賊。


「先に説明すると暴れられそうだったんでな。一応それ馬車も牽引できるロープとフックだから、強度は安心してくれ」


「ばば、ばかやろう!こんな運び方あるかぁっ!だ、大体どこに繋がってんだ!」


「そうは言うがな、俺もお前ら乗せるの嫌なんだもん。」ロープの先は収納魔法陣の中へ続いている。そしてこの機能の元凶は言わずもがなである。


「なんだもん、て…」エステルがクスクス笑っている。


下では下っ端山賊が唖然と見ている。


「じゃ、俺たちも出発しようか」


「ひ、ひぃぃぃ」逃げ出そうとするが、無情にもエルフの魔法が発動する。


「「スネア!」」


子供たちのスネアと違い、足首まで草に絡めとられ下っ端どもは転倒してしまう。


片足のみ絡めとり、身体をひねって顔面から倒れないのを可能にしたのは、せめてもの情けか。


……残りのじゅうたんもすぐに発進し、高度を上げていった。




じゅうたんはヴィリュークのを先頭に、二等辺三角形を描く様に編隊を組む。


「制限解除の飛行は気持ちいいわね~。夜にみんなで飛ぶのもなんかいいわぁ」


「じゅうたんバカらしい発言だけど、これは同意してしまうわね。星空も綺麗だし」


「「山賊さえいなけりゃね」」エステルとオルエッタがハモる。


当の山賊たちは、じゅうたんから宙吊りで青ざめている。


「この解放感はアレをやりたくなっちゃうなー」


「あんたも好きね~、アレはお祭りの時とかお祝いの時でしょ?」


「でも練習しておかないと!いざって時に失敗したら恥ずかしいわ!」


エステルは何やら考え込み始め、様子がおかしい。


「ねぇ、オルエッタさん。師匠は何の”制限解除”っていってましたっけ」


「ん~…確か空中きどぅ……いやいや空中飛行の制限解除よ!」


「空中機動の制限解除ですよね!よし、お許しは出ていたぁぁぁ!!」


「まて!あんたの解釈は拡大しすぎだからっ!」


同乗者のヴィリュークは退避先が見つからない、吊り下げられた山賊の頭目はなにがなにやらよく分かっていない。


「さぁ、一丁行きますよ~」




そう宣言したじゅうたんは、余計なもの(山賊)を引き摺っているのも物ともせず、山の稜線を駆け下りる。


「ひぃぃぃぃぃぇぇぇえええ」何の声だろう。


十分に速度が乗ると、その勢いのまま急上昇、そして身を反らす様にして宙返り。


「ふぉぉぉぉおおおお」


森の樹のてっぺんを掠めながらじゅうたんは宙返りを成功させた。


「ひゅっと、ひゅっとした。たm…がひゅっと…ぉふ…」


雑音など物ともせず操縦者は感想を述べる。


「いやぁ、爽快ね~。そろそろ次の成人する子達に練習させないとね」


能天気な発言に何とかヴィリュークが反論する。


「おいぃぃ!なにいきなり垂直ループしやがる!とっさに身体を固定できたからいいものを、遅れていたら空中に放り出されてたぞ!!」


「まぁまぁ、大丈夫だったんだからいいじゃない」


「そういう問題じゃねぇ!」


言い合いをしているじゅうたんの下では、山賊が半分意識を失いながらうわ言を呟いている。


その後方上空では、子供たちが今の空中機動を親におねだりするのであった。


一気に駆け下りたおかげもあり、村への帰還はもうすぐだ。



エステルさんに女性らしい発言をさせるつもりだったのに、どうしてこうなった。


お読みいただきありがとうございます。

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