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エルフ、砂に生きる  作者: 初荷(ウイニィ)
砂エルフ、旅情篇
175/196

つやつや






トロールを倒し、魔法薬の材料を手に入れたばあさんに急かされ、俺たちはビナロワの街まで戻ってきた。


ばあさんは戻った自宅前で弟子を大声で呼び出すが、弟子も負けずに言い返すメンタルの持ち主であった。


「マリオ!それで釜はどうなんだい!?」


「いつでも使えるけど“火”と”水“はどうすんだ?金積んでも仕入れ先が無いぞ」


マリオの言葉に、ばあさんが“ふひっ”と嗤って俺たちを見た。


「その点、抜かりは無いよ」


壁際で覆われていた布を払うと、その下からはもう一つの釜が姿を現した。


「エルフの兄さん、そこに水を入れとくれ。集めたものじゃないよ、生み出せるんだろう?」


唯々諾々と従うのも──と思った俺は試すことにした。


「水よ」


右手は空気中の水を集め、左の義手からは水を生み出した。


「どっちがいい?」


「ふん、マリオ」


一瞥したばあさんだったが、鼻を鳴らして弟子を促した。


「えっ……どっちも申し分ないと思うけど(わざわざ俺に振るってことは違うんだよな)」


聞こえた独り言は全くその通りだ。


「見分けられなかったら修行のやり直しだからね」


「!!?!こっちだ。不純物はないし、何より右より魔力が含まれている」」


逡巡したが選んだのは左の水球。


“ぐふっ”


ばあさんがマリオの腹を拳で突いた。マリオも痛くはないだろうが不満顔だ。


「余計な事付け足したから減点だよ。どっちも不純物は含まれていない浄水だよ。川の水とは比べ物にもならんさね」


“まぁ”とばあさんは区切る。


「疫病には空気感染するものもあると記録があるからね。例外として湿気を集めた水を使えない状況もあるよ」


「そんな患者を──」


「ないない!幸か不幸かそんな現場に居合わせたことは無いよ!さぁ、兄さんはそっちの釜に水を半分まで溜めとくれ。それからじいさん、あんたの火蜥蜴(サラマンダー)ちゃんは何が好みだい?薪でも炭でも何でも言っとくれ!マリオ、久しぶりの魔法薬製剤(ポーションクラフト)だよ、気合い入れな!」




俺に求められたのは魔力を含んだ水の生成だけで、バルボーザは火の管理だったのだが、ばあさんの注文の細かいこと。


「人肌より少し高い温度の火加減とか……鉄をも溶かすサラマンダーじゃぞ……逆に難しいわい……」


竈の中ではサラマンダーが炭を抱えて丸くなっている。その周囲にも炭が置いてあるのだが、バルボーザは釜からの湯気を見ながら炭を出し入れして火力を調整しているのだ。


「今まではどうしていたんだ?」


呪文使い(スペルキャスター)とか精霊使いを雇ってた。けど奴ら休み休みやっても一日で根を上げるから大した量も作れなかったのさ。しっかしあんたたちは最高だね。水は一瞬で溜めてくれたし、火の管理も安心して任せられるよ」


裏口の扉からはマリオがざるに薬草を盛って入ってきた。


「師匠、畑の薬草の良いところ見繕ったけど足りるかな?」


「……ゆっくり抽出すればいけるだろ。すり潰しすぎるんじゃないよ」


「分かってるって」


マリオは薬研の前に陣取ると、薬草を一掴みいれてすり潰し始める。


「さて兄さんはこっちだよ。手伝っとくれ」


ばあさん、こき使う気満々である。




頼まれたのは釜の上でトロールの背骨を支えること。


その支えている背骨を、ばあさんは分厚い刃のついた鋏を両手で持ち、関節の間に入れて切断していく。


切断できなくとも亀裂が入れば良いようで、バキバキと音をさせて釜へ投入していく。


「あとは時折混ぜながらトロトロと、量が半分になるまで火にかける」


「……この火力でそこまで減らすとか、相当時間がかかるぞ」


バルボーザも呆れ顔だ。


「そこは……上手いこと頼んだよ」


ばあさん笑顔で丸投げしてくる。


「単純な火の管理なら俺で賄えるんだけど、魔法薬ともなると普通の火じゃ必要としている効果まで精製に至らないんだ」


マリオが申し訳なさそうにバルボーザへ説明。いや、そこはばあさんが説明するべきではなかろうか。


「仕方ないのう。付きっきりで火の番も手間だから、上手いこと言い聞かせてみるわい」


誰にって?サラマンダーにであろう。


「マリオ、あんたは薬草を煎じな。兄さん、水をまた頼むよ」


指示を出しながらばあさんは薬箪笥から瓶を数本取り出し、計量スプーンを片手に蓋を開けると、テーブルの上に設置されていた石板の上に一匙一匙数えながら移し始めた。


瓶の中身の白い粉がそれなりの山になると中央を凹ませ、今度は長めの金属のヘラを手にして別の瓶を傾ける。


ヘラを伝うのはとろみのある油のようなもの。それを丸々一本空けると、ばあさんはヘラを使って混ぜ始める。


「エルフの兄さん、水を頼むよ」


「おっと」


見物している場合じゃなかった。マリオに請われるまま、もう一つの釜へ水を入れていく。


釜への必要量を満たすころには、ばあさんの手元には粉っぽさは無くなっている。


「兄さん、手が空いたならこっちを手伝っとくれ。───あぁ、人手があるってなぁ楽だねぇ」


これだけ扱き使っていればそりゃあ楽だろう。まぁ報酬も出すというから、ばあさんの対面に行くと新たな金属のヘラを手渡された。


「まずは均一になるまで混ぜるよ」


たしかにダマになって綺麗に混ざり切ってはいない。指示されるがまま混ぜていくと、ヘラを通して魔力を持っていかれる。


「ばあさん、これって───」


魔法薬(マジックポーション)って言ったろう?製薬工程で魔力を込めにゃいけないのさ」


ばあさんは“ふひっ”と笑って言うが、恐らくヘラと石板がセットの魔道具なのだろう。


魔力は微量を緩やかに流れていくので負担は少ないが、混ぜ込む作業を行いながらなので地味に大変だ。


材料も魔力も、均一に混ぜ込むのは一苦労である。


しっかり混ぜ終わる頃には、マリオが見張っていた釜の煮出しが終わっていた。バルボーザの方はまだかかりそうである。


マリオは竈から釜を抱えると、ざると漉し布を載せた新たな鍋に中身を空けていく。


立ち昇る湯気を吸いこむマリオの顔は真剣かつ満足気である。


「まだまだ混ぜるよ」


まだ混ぜるそうだ。


ばあさんは白いゲルに凹みをつけると、笊を持ち上げ中身をコップ一杯分ほど注いでいく。


緑色の液体は混ぜるほどに色を薄めていくのだが、合計三杯ほど混ぜ込むとしっかりとした緑色に染まった。


「魔力を馴染ませるためにも少し寝かせておく」


ばあさんはゲルをヘラで掬い上げると、棚から取り出したボウルへ移し、埃避けなのか濡れ布巾を被せる。


「そっちはどうだい?」


釜をかき混ぜている手を止め、バルボーザは振り向き答える。


「あと三十分弱といったところだろう」


竈の中のサラマンダーとはうまく交渉できたようだ。


「あとは時々混ぜればいい。一服しようじゃないか」


マリオが人数分のカップを用意すると、ばあさんは余った鍋の中身を注いだ。人数分注いでもまだ余っている。


「……飲めるのか?」


「煎じたこれは混ぜれば止血、飲めば造血補助と───解毒効果はせいぜい老廃物の排泄程度だね。美容と健康目的だけど、飲み過ぎると腹を下すよ」


伸ばした手が止まってしまう。


「師匠、意地が悪すぎ。下ると言っても一日五杯も十杯も飲んだらってことだから安心してくれ。でなけりゃこのばあさんが毎日飲んでないよ」


「師匠をババア呼ばわりするんじゃないよ!」


丁々発止の遣り取りの師弟。


つまりは薬草茶なのだろう。


「───儂は酒の方がいい」


カップの中身をすすりながらバルボーザがボヤいた。




一服が済むころには釜の中身も嵩を減らしていた。


ばあさんが頷くのを合図にバルボーザは火蜥蜴(サラマンダー)を役目から解放してやる。いつものゴーレムロバ(ヴァロ)の心臓部を寝床にするのだろう。


トングで拾える大きなものは予め除去。その次にざるに漉し布をセットして中身を漉していく。


「そして“隠し味”を忘れちゃならない」


薬箪笥から新たな小瓶を取り出すと、中身の白い粉をスプーンですり切り一杯を計量。


さらりと回すように入れると、念入りに掻き混ぜた。


「この一杯精製するのに半年かかったんだ。これからの作業が出来を左右するから集中してきな」


想像以上に希少な素材を投入していた。


そして先程のボウルを再び石板の上に乗せると、俺とばあさんが両サイドを握り、反対の手にヘラを握りしめる。


そこへマリオが混ぜ終わったトロールの背骨から煮出したエキスを注いでいくのだが、すでにそこから魔力が感じられる。


カップで一杯、二杯、三杯……


ばあさんが掻き混ぜ始めるのを合図に、こちらも同じようにヘラを動かしていく。




攪拌を始めてしばらく───


「ふぅ、ふぅ、ふぅ……」


ばあさんの額から汗がにじみ顎を伝う。対して俺はそこまで消耗していない。


ゲルは熱を帯びて蒸気が昇り、投入した分の水気もだいぶ飛んでしまった。


「いい出来になりそうだ……マリオ、交替しておくれ」


「わかった」


いがみ合っている風に見えていた二人の言葉が素直だ。


交代したばあさんがエキスをもう三杯投入した。


「師匠、マジかよ……」


マリオの口元がひきつった。


「マジだよ。しっかりやりなマリオ。やり遂げられたら過去最高の出来になるよ」


「くそっ、あんたの(魔力量の)せいだからな」


一部よく聞こえなかったが、俺のせいだと睨むマリオ。最高の出来になるらしいのに俺のせいとは、解せぬ。


何に対して機嫌を損ねたのか分からないが、軽く肩をすくめて混ぜ始めるとマリオもすぐさま手を動かし始めた。




視界の向こうではサミィがトロールのガラをいじっている。匂いをかいでいるのは確かだが、あれは舐めているのだろうか。


「ふう、ふう、ふう」


マリオの額にも玉の汗が浮かんでいる。


「なんで、そんなに、すずしい、かお、してられんだ」


例えるなら長距離走で体力を消耗しているといったところだろう。この場合体力ではなく魔力なのだが。


「それなりに、消耗してる、ぞ」


俺の額にも汗がにじんでいるが、それは魔力消費によるものではなく、ゲルの発熱によるものだ。


それでも砂漠に比べれば楽なものだ。


“コッ、コッ、コッ”


石板の横に、ばあさんが底の浅い口広の陶器を並べ始める。陶器と言っても大きなものではなく、口の広さが指三本分ちょっとと言えば分かるだろうか。


対となる蓋も陶器だ。釉薬がかかっており、内も外もつるりとした赤茶色をしている。


「おつかれさん。もう十分だよ」


ばあさんの言葉にマリオはヘラをぐいっとゲルに突き刺した。


「ちょっと、みず……」


「ほれ」


冷水が欲しかったのか、外の井戸への扉に向かおうとするマリオを制止し、空いていたカップに水を生み出してやる。


「……どうも───しかも冷えてやがる」


「マリオ、あとはこっちでやるから休んでな」


「はい」


休めと言われたがその場を離れる気はないようだ。


並んでいる手のひら大の陶器の一つを片手に、ばあさんは突き刺さったヘラを手に取ると、ゲルを掬っては陶器に入れていく。


とろみのある液によって満たされた陶器は九つを数えた。


「これは飲み薬じゃなくて塗り薬さ。患部に塗ることによって、元からある治癒力を向上させる。けどこれは再生薬って言った方がいいね。飲み薬にした場合は全身の傷が対象となるから、場合によっちゃ治癒による体力の消耗のせいで一歩も動けなくなるのが問題さね。飲み薬を服用しなくちゃいけない時は、担架かベッドの上にしといた方が賢明だよ」


“切断された手足をくっつける場合、一本につき一瓶だからケチるんじゃないよ。”と、なんとも物騒な一言を付け加えた。


「ま、こんなとこだろうね。次は……っと」


呟きながら蓋を閉め、紙の帯で外れない様に縛っていくのだが、紙には何やら模様が描いてある。


「符術?」


「よく知っているね。だけどやる事は大層なものじゃないよ」


石板の端に陶器が並べられ、これまたどこからか取り出した短杖(ワンド)を構えるばあさん。


「■■■ ■ 堅固・封印 (ハード・シール)


呪文を唱え短杖(ワンド)を端から端まで滑らすように叩いていく。


“カカカカカ───”


符の下の蓋が小気味よい音を立てていくと、端から術が発動して薄く発光していくのだが、その間ずっとマリオが瞬きもせず見つめていた。


「え~……」


思わず呆れた声が漏れてしまう。


通常であれば一つずつ術を行使せねばならないところを、一度の詠唱と連続した対象の指定で術を成立させてしまったのだ。


“めんどくさいから“と言わんばかりのやり方、身内の所業を思い出してしまう。世の中ベテランともなると、こういった小技の一つや二つ身に着けているのだろうか。


「くそっ」


罵声の主は師匠の技を見て盗もうとしていたのだろうが、どうやら今回も叶わなかったようだ。


「符が貼り付いている間、器は割れもしなけりゃ中身の劣化もないよ。けど符が破けたりしたらその限りじゃぁないから気をつけな」


“てことでアンタらの報酬”といいつつ、ばあさんは俺たちの前に魔法薬(マジックポーション)を二つずつ押しやった。


「アンタら剣術(やっとう)つかうんだろ?自分用でもいいし、誰かに使ってもいい。もしもの時の備えだよ」


二日酔いの薬を渡す程度の気安さで、望んでも入手困難な魔法薬をしれっと渡して寄越してきた。森でのトロール討伐の剣捌きを目撃したからなのだろうか。


バルボーザと視線が絡んだが、手が伸びたのはほぼ同時であった。


「「有難く」」


俺はそのまま付与ポーチに収め、バルボーザも自身のカバンに仕舞った。


“これ以上自分に使う羽目にはなりたくないな”


「さってと!ふひひ……残りは飲み薬に、っと」


トロールの骨のエキスに薬草の煎じ液を同量投入するばあさん。魔法薬を作った後だったので液の残りはさほどなかったが、二つを混ぜ合わすとそれなりの量になった。


次に取り出したるはガラス瓶。物語に描写されるような透明度はないが、複数の瓶のサイズは均一で液を入れれば透けて見える。


ばあさんが小さな漏斗を使ってガラス瓶を満たしていくと、内容量が少ないせいか瓶はざっと十本並んだ。


「それなりの数になったな」


「内服薬は摂取量が多いと危ういからね。さっきも言ったろ?」




“みゃぁう”


いつの間にかサミィがテーブルの上に上っていたようだ。俺のカップに残っていた薬草茶をチロチロと舐めている。


「おいおい───ん?お前、なんか毛並みがツヤツヤしてきてないか?」


気のせいではない。確かに毛並みに艶が出ている。


「あーっ、薬草茶飲んで、そういえばトロールのガラもいじってなかったかい?……あ~魔法薬の効果が!あああダメダメ、飲ませちゃ。ネコの魔力量なんてたかがしれてるから、これ以上は気絶しちまうよ!」


ただのネコではないのでばあさんの心配も杞憂なのだが、ここは素直に助言を聞いておく。


「残りはアタシのモンだよ!」


大声で宣言すると、手始めにばあさんはボウルに残ったゲルを手のひらで拭い、それを顔全体に伸ばし始める。


“フヒッ”


嬉々とした行為はそれだけに収まらない。


頭皮・首筋までに及び、そこまで塗布されると石板にはほぼ残っておらず、諦めきれないのか何度も指先で拭っては手全体にも摺り込んでいく。


「これでまた十年は若返ったよ!」


本来の使用目的ではないだろうに、再生薬と評したのはこのせいか。余りでやっているだけまし……と思いたい。


横を見ればバルボーザもマリオも、得も言われぬ表情をしていた。


“フヒッ”


俺たちの反応を他所に、その魔法薬の効果たるや、みるみるうちに肌の肌理(きめ)は細やかになり皺も伸びていく。


「化けたものだ」


「失敬だね!若返ったとお言い!」


確かに肌艶はそうなのだが、なんというかアンバランス感が否めない。なんというか───そう、見た目と佇まいが合致していないのだ。


矍鑠(かくしゃく)としていたばあさんだが、それは年齢以上に元気であるということ。身体つきは年相応に痩せて筋肉も落ちている。


樹木に例えるなら今のばあさんは、あちこち枝が落ちている木なのに、残っている少ない枝葉が艶めいているといったところか。


しかしそれはタネを知っている俺達だから分かりえる。


「程々にしておかないと違和感の塊になるぞ」


「言わせておけばいいのさ!それにしょっちゅう素材が手に入るこたぁないから、その心配は無用だよ!」


“さあて、幾つかは秘蔵するとして、どこに声をかけるかねぇ……ふひひ”


ああ、聞こえない、聞こえなかった、何も知らん。


「師匠、キキリヒコの実はどうする?すぐにはダメにはならんが薬にしないと」


そうだった。当初の依頼はこの木の実の採取であった。


「じゃ俺たちはここで」

「じゃ儂たちはここで」


すでにドアノブに手がかかっている。


「待ちな!報酬ははずむよ!」


「虫下しは入用じゃなくてね」

「現物支給されても今は必要ないわい」


扉に隙間が開いた瞬間、サミィが我先にと滑り出るので、俺たちも後に続いていとまを請う。


「じゃあまたの」

「気が向いたら依頼を受けるよ」


ちらりと振り返ると地団太を踏むばあさんと、あきれて首を振るマリオの姿が見えた。


そういえば、とうとうばあさんと名乗りあわなかったな。


俺たちは小走りで自分のゴーレムへと駆け寄った。







いろいろ詰め込み過ぎてしまった(*ノωノ)

なろうにおける薬草ってヨモギの類いではなかろうか?


ブクマ・イイね・一言、お待ちしております。


お読みいただきありがとうございました。



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