その先は険しき道
先月は更新できずに申し訳ありません。
お詫びという訳ではありませんが、お昼頃にもう一話更新いたします。
術の取っ掛かりが出来ると、一先ずクリフォードに手はかからなくなった。
彼は目的の技能ではないが、出来なかったことが出来るようにになると、行使することが楽しくてたまらないようだ。
更には土術の感覚を頼りに水術を試行錯誤し始めると、少しづつではあるが向上が認められていく。
ここまでくるともうこちらから手を貸す必要もなくなり、クリフォードは土操作・水操作の習熟に熱が入っていく。ゆくゆくはそれぞれの術師に師事して術を覚えていくことになるだろう。
「ある程度熟練度が上がれば、術式を覚えて発動させたほうが効率が良くなる。だが操作だけでやってやれないことは無い───が、手際よくやらないと魔力が消費されていくばかりだがな」
そう解説しながら俺は空中の水分を一口集め、ぱくりと口に含んで喉を潤した。
「水術を使えるようになると、水使いの規格外っぷりが分かりますね」
クリフォードは手をかざして意識を集めるが、まだ水を集めるには至らず集中を解いた。
隣の領に接するこの村に対して、一行は二日間滞在し境界を巡回した。
領内の治安は安定しているものの、他領に接しているこの村では境界の向こう側からの侵入に注意を払っている。
仮に警戒対象である魔物や害獣に遭遇できなくとも、大勢の移動跡が残されていれば大抵のものは警戒してしばらく近寄ることは無い。しかしそれでも現れる相手がいたとき、彼らの出番である。
「出てくるならもう少しドンと出てこいってんだ」
「全くだ」
「”はぐれ”じゃないっすかぁ?」
その巡回の最中にゴブリンが一匹出てきたせいで、隊は他にもいないか森を捜索する羽目になった。
もちろんゴブリンは瞬殺されたのだが、”一匹いたら十匹隠れていると思え”というのがゴブリンなので、これも彼らの仕事である。
「隣の領でゴブリン狩りで大成果をあげたって言っていたから、それの生き残りがきたんじゃないか?」
「その連絡もひと月以上前だよな」
「その線アリじゃないですか?ガリガリに痩せていたからロクなもん食ってませんって」
集団戦が主な手口のゴブリンなので、それなりに数がいるならばここまで痩せているのは不自然である。
「足跡を見逃すな!早く帰りたいからって手を抜くなよ!」
不平に対して隊長の檄が飛ぶ。
「ゴブリンの足跡……って言われても」
「身長百二十前後の二足歩行。足の大きさは二十強。小さい隙間でも潜り抜けてくるから、捜索の視点は低くしないと見逃しますぜ」
クリフォードのつぶやきに、ベテランの従士がコツを教えてくる。先輩から後輩への教えは、探索者も騎士団も変わりはない。
一日かけて捜索して判明したことは、この森にゴブリンの類いはおらず、退治したゴブリンの物であろう足跡を見つけただけだった。
村を拠点としての二日間の滞在だったが、特に問題がない事が改めて確認された。
三日目の朝の出発時には、村の者たちの見送りがあった。
「若、まだ見送ってくれてますぜ」
クリフォードが馬上で振り返ると、それに気付いたキャサリンが大きく手を振ってくるので、大きく二度三度手を振り返して前に向き直る。
「若ぁ、そんなつれない態度じゃ女をモノにできませんぜ」
「出来たためしのないお前の言葉じゃ重みがないな」
「んだとぉ」
先輩諸氏のからかいに気恥ずかしさを覚えるも、まんざらでもなかった彼はもう一度振り返る。
しかしもう彼女の姿は見えず、村の門が小さく見えるだけであった。
巡回任務からから無事帰投した隊であったが、別動隊は既に前日帰投していた。
馬場は人であふれ、荷物や鞍を降ろされた馬たちが次々と馬丁達に厩舎に連れていかれる。上級騎士たちの鞍は、手入れの為に従卒達が運んでいくが、下級騎士達の装備の手入れは自らの仕事である。
勿論装備と言えば鞍だけでなく、身に着けていた武器や防具は言うに及ばず、携行していた全てのものだ。
これらのものを、彼らは早急に整備しなくてはならない。次回の巡回までと甘い考えは通用せず、いつ緊急事態が発生しても良い様に、翌日までに整える。
とは言え、巡回中も毎晩手入れを欠かしていない彼らの装備は、さほど大きな手間もかからないのであった。
騎士団員達の通常業務をよそに、装備を解き軽く埃を払った俺とクリフォードは、帰還の報告をしに廊下を進んでいた。
メイドに案内されたのは、日よけ傘が設えられているテラスだった。領主一家が傘の下のテーブルを囲み、ティーカップを傾けている。
「おう戻ったか、クリフォード」
「ただいま戻りました」
男同士の挨拶を皮切りに、大奥様と領主婦人も労いの言葉をかけてくる。
「ヴィリュークさんもありがとうございました」
「どうでしたか?巡回は」
それに対してクリフォードが報告するように答えていく。
家族に対してなのだから、そんなに形式ばらなくてもよさそうなのだが、数日間の巡回から完全に切り替わっていないのだろう。
そしてクリフォードは、彼にとっての最大の成果を報告した。
コップに注がれていた水がゆっくり持ち上がり、形を変化させながら宙に浮いた。
クリフォードは差し出した右手を開きながら、口を真一文字に閉じて集中している。
驚きの余り、口を開いて凝視する父親。
口角を上げ、様子を見守る祖母。
口元を覆い、涙を流す母親。
”とぷん”
コップへ勢いを殺せなかった水は水滴を跳ね上げ、テーブルを少し濡らした。
「ありがとうございます、ヴィリュークさん。あなたにお願いしてよかった」
「涙の感激で恐縮なんだが、続きがあるんだ」
取り出したのは革の袋。紐解くと中から出てきたのは土である。
再び手を差し伸べて集中するクリフォード。水の時と違い、土はすぐに反応を示す。
まずは小さくも柱が屹立。かと思うと柱は次々と並び、壁を成す。
そして壁が四方を囲うと底から土が湧き上がり、立方体を形成した。
立方体はどんどん大きくなると、袋に入っていた土は一粒も残さず一塊となった。
変化はそこで終わらない。
立方体は型に押し込められたかのように圧縮・縮小していき、クリフォードは眉根を寄せて集中を高める。
”ふしゅん”
水分が音をたてて土から抜けた。が、抜けた水蒸気は塊に降り注いだ。
「折角水分を抜いて固めたのに。まだまだこれからだな」
「すいません」
最後が締まらなかったが、水術で土から水分を抜くのは慣れが必要だ。得手不得手は出るだろうが、この先の見どころはある。
「水術と土術の二つもとは……我が息子ながら驚きですな」
「これは、どうしたものかしら」
息子の才能の披露に、両親は驚きと戸惑いを隠せない。
「クリフォード」
「はい、おばあ様」
「道はさらに険しいものになりましたよ。あなたはそれを成すことができますか?」
一族の長老の問い掛けに、次期当主は居住まいを正して宣言した。
「はいっ」
大奥様が視線を向けてくるが、俺は小さく首を振った。これ以上は専門家に教えを請うべきだ。そもそも俺は水使いの運び屋だからな。
「術の家庭教師を探さなくちゃ!」
「ブレンダ、術師が来てくださるのは望み薄でしょう。普通はこちらから出向くものです。土術はあの人の覚書があったはずだから当面それを使うとして、土術師もそうだけれども水術師の腕利きとなると……」
大奥様が顎先を指でさすりながら黙りこくる。
「ワルドはこの間訃報が届いたし、ルビニアの所は少し遠い。助平爺の所は正直不安だわ……」
聞き覚えがる名前が出てきたが、偶然なのかそれとも聞き間違いなのか。
「それよりもまず、やることがあるだろう!」
音をたてて男爵様は立ち上がると宣言した。
「未来の二系統術師の誕生だぞ!盛大に祝わねばなるまい!」
その夜は宴会が開かれる事になった。
酒蔵が開かれ、貯蔵庫の中身は次々と調理場に運ばれる。
穀物や野菜の類いは十分だったのだが、いかんせん肉類が足りなく近隣の村へ買い付けに行ったのだが、逆に肉不足を加速させてしまう。
クリフォードの祝い事と聞きつけた村人が押し寄せたからだ。
各家から食材が持ち寄られたのだが足りるはずもなく、今から狩りに行くには時間が足りない。
「今回は特別だから。出来るようになっても、非常時以外はやらないように」
俺はクリフォードを伴って河原に来ていた。他にも両手に桶を下げている男たちが数人。
「魚を取るって言ってたよな?」
「竿も網もいらんとか意味わからん?」
「魔法でもぶっ放すのか?」
男たちの雑談をよそに、クリフォードにはこれからやることを良く”視る”ように伝えてある。
裸足になって川の流れに足を浸す。
流れが速いので、体の一部が水に触れていたほうが水中を探りやすい。
などと言っているうちに獲物発見。上流に頭を向けて泳いでいる所を……瞬間的に魚の周りの水流を逆転、勢いづいた魚を水ごと更に加速・水面に跳ね上げさせると、宙を跳んだ魚は河原に落下した。
「「「???」」」
「逃がすな!」
その光景に呆けていた男たちは、慌てて駆け寄り確保する。
「何匹って言っていたか?」
そう問いかけるも見習い水術師は、ああでもないこうでもないと頭をひねり、身振り手振りで水の動きを考察している。
仕方ないので男の一人に視線を投げる。
「上流に出張ってる奴らもいやすから、あれくらいの型なら、十五から二十もいれば十分じゃないすか?」
「そうか。急いで獲ってしまおう。ここの水は結構冷える」
そうして俺はくしゃみが出る前に漁を終えたのだった。
まだ歓声が聞こえてくる。
宴会のピークは過ぎたものの、料理や酒がまだ残っているのだろう。少数ながらも騒ぎ足りない者たちがいるようだが、後片付けの者に追い立てられるのも時間の問題だ。
「明日の昼には、お暇します」
「本当にお世話になりました」
男爵様は酒がすすんだ様で、同席はしているが目つきが怪しい。
領主婦人もいるが、会話は専ら大奥様相手だ。
「実家にお戻りになるのですか?」
「そのつもりではあるんだが、この先を旅してみたい気持ちもある」
とうとう男爵様が寝落ちしてしまったようだ。首がカクンと落ちた
「あなた、ちゃんと寝室にいきましょう?すみません」
ブレンダが夫を支えながら席を立つ。扉の前でこちらに振り返ると、彼女と視線が合った。
「ありがとうございました……では失礼いたします」
パタリと音をたてて扉が閉まると、あとは時々カップが小さく音をたてるばかり。
「おかげで心配事も一つ減りました。あとはあの子の結婚式に出られれば思い残すことは無いわ」
「三年、遅くとも五年後には大丈夫ではないか?」
「知り合いに当たってみようかしら」
「そうしたら”ひ孫が抱ければ思い残すことは無い”と言うんだろう?」
「ヒトの欲というものは尽きませんね」
他愛もない会話を続けていると、カップの中身もなくなる。
「ではこの辺りで」
お互いに就寝の挨拶を交わすと、部屋に残ったのは老婦人だけとなる。
「あとは彼を差し向けてくださったあの方に、もう一度お会いできれば言うことは無いわ……」
背もたれに身を預けると、口からは自然と言葉が漏れた。
翌日、それは突然だった。
「ちょっと手が空いたので一っ飛びしてきたわ」
「にゃ~」
別れの挨拶も済ませ、門まで見送りますと男爵一家と連れ立って歩いていると、彼方にあるはずの無い飛行物体が見受けられた。
もしやと見守っていると、それはあっという間に接近・正体が明らかになり、目の前にはじゅうたんが着陸。
「リヴェーナ、お久しぶり。元気してた?」
「お師匠様?!」
「ばあさま……に、サミィまで」
私もいるわよ、と鳴いてサミィがアピールしてくるので頭をひと撫で。
「どうしたんだ?これから帰るところなんだが」
「連絡はあったけど、それっきりだったでしょ。ギルド経由も手間だから直接ね。それに───」
ばあさまがじゅうたんを一蹴りすると、じゅうたんは勝手に巻き上げられ直立。ばあさまが腰のポーチの口を向けると、そこへ目掛けて倒れこみ自ら収納されていった。
「はい、あんたのじゅうたん」
「……エステルめ、また妙な魔法陣を。馬鹿じゃないのか?」
「完成したじゅうたんをエステルが届けに来てくれたのに、居なかったから私がね」
修繕と改良が終わったじゅうたんをエステルが村まで届けに来てくれたのだが、しばらく滞在していたが肝心の俺は帰って来ず、仕方ないのでばあさまに託して帰ってしまったそうだ。
付いて来たサミィはそのまま残り、ばあさまに同道。
「交換日誌に返事がないって怒ってたわよ」
「魔道書簡、だ」
港街からうちの村までは交換出来ていたのだが、山を越えてこの領は流石に遠かったみたいで、新たな記載はなされなかったのだ。
ばあさまの指摘にエステルとの日誌を開くと、新たな書き込みがあるではないか。
「いつの間に」
「村に来た時に交換可能距離になったからでしょ?」
今ここで書き込みしても、遠くて届かないのではなかろうか。
「せめて手紙でも出すか」
「そうなさい」
「っと。皆さんお待ちかねだぞ」
ばあさまの突然の来訪に、その場の面々が困惑していた。
結局、ばあさまを置いて一人帰るわけにもいかず、俺は屋敷に逆戻りとなった。
そして大奥様の師匠が来訪の知らせは、屋敷に緊張が走った。
お茶を供するメイドたちの緊張はそれなりではあったが、それどころでなかったのは騎士団員たちであった。
彼らの緊張をよそに二人は昔話に花を咲かせ、領主一家は合いの手を入れながら会話に参加。
彼らが楽しんで聞けているのは、二人の話に現実味がないからだろう。しかしばあさまの正体を身をもって知っている俺は、それを基準に二人が何をどうやらかしたか推し量れてしまう。
(楽しそうでなによりですよ)
「ヴィリューク、退屈そうね」
「いや!そんなことは無いぞ。ここでは楽しく過ごさせてもらったし!」
「ふーん。リヴェーナ、この子何かやらかしてなかった?」
「いえいえ。お世話になったのはこちらのほうです」
となると当然クリフォードの一件が明らかになり───
「へー、一戦交えたのね。それで?」
やましいことは無い。
巡回中のクリフォードの術への開眼だってめでたい事だ。
それでも俺は、ばあさまが何か言い出さないかと身体を強張らせ続ける。
「折角だから見せてもらおうかしら」
「まぁ!ぜひお願いします!」
無理とは分かりつつも、逃げ出したい俺がいる。
練兵場では予想通りの展開になった。
師匠と大師匠の目の前での訓練だ。
団員たちは、緊張で固くなりながらも訓練を始めた。身体を動かすと徐々に緊張もほぐれ、一緒に参加していた時と同じ光景が広がった。
しかし平和だったのはここまで。
ばあさまが瞬間的に殺気を放つと、反射的に武器を向けてこられたのは数名。
残りはそこで固まってしまう。
「お師匠様、戯れが過ぎます」
「ばあさま、何をいきなり」
「使い物になりそうなのがいるじゃない。流石リヴェーナが見ているだけはあるわね。反応できた子、順番にかかってらっしゃい。少し揉んであげるわ」
そうしてばあさまは止める間もなく、選別した者たちをシゴき始めた。
「ほれほれほれ、しっかり受けないと痛いわよ」
何合防いでいるのかもわからない。始め多少は剣を交わせていたのだが、今や防ぐばかりである。
「ヴィリュークさん、すげぇ」
「俺らじゃ二・三回で終わってたのに」
「ガキの頃からこれじゃ強くなるはずだわ」
ばあさまは騎士団員をしごき終わると、物足りなかったのか俺に手招きをした。あぁ、分かっていたさ。
「足元がお留守よ」
剣にばかり集中していたら、水面蹴りで足を払われてしまう。
何とか手を付いて地面とのキスは免れたが、転がって逃げる間もなく踏み潰されてしまった。
むぐ、免れたと思ったのに───ぐええ。
俺への鍛錬で発散できたのか、打って変わって丁寧な指導が始まった。
素振りから始まり、型を数種。
個人指導では弱点の克服法を指導。それは身体的なものから技術的なものまで。
壁にぶつかっていた者は得心し、鍛錬に一層熱がこもるほどだった。
元弟子は師匠に恐縮ひとしおだったが、師からの言葉は”甘やかしすぎたかしら”と一言で軽く流した。
「さすがに二連続宴会ではないか」
「たっぷりしごいたから、お酒飲む間もなく熟睡でしょう?」
言葉通りしごかれた団員達は、食事もそこそこにベッドに向かったらしい。当直の者は疲労と睡魔で苦労する事だろう。
だが俺は、今夜もグルーバー男爵一家と夕食を共にしている。
「私は手加減していただきましたが、ヴィリューク殿のスタミナは相当なものですな」
「この子はともかく、政務が滞ると言われてしまってはね」
ばあさまの言葉にグルーバー男爵も苦笑いなのは、明日の朝一からデスクワークが待っているからだそうだ。
そして会食も終わり、今晩も食後のお茶が湯気を上げている。
昨晩と違う点は男爵様の酒量と、クリフォードとばあさまがいることだ。
「それで?当人がいる席で聞くのもどうかと思うけれども、当てはあるの?」
「候補はいなくもないのですが、跡取りとして、この年から修行に出すのも問題があるのです」
「そうね、普人の年齢からすると……平民だったら問題なかったわね」
「はい」
男爵夫妻は黙って成り行きを見守っているが、クリフォードには詳細を知らされていないようだ。場の雰囲気にただ緊張している。
俺はばあさまの表情で大体を察せられるがね。
「私は一向にかまわないわ」
ばあさまはティーカップをテーブルに置くと、ソファーに深く身体を沈める。
「お願いできますか」
リヴェーナはティーカップに手を付けず、浅く腰掛け背筋を伸ばす。
「いいわよ。じゃあ毎月薬を持ってくるときに見てあげるわ。じゅうたんで一っ飛びだしね」
「やった!」
「ありがとうございます」
「え?え?」
男爵夫妻は喜んでいるが、クリフォードは今一つ分かってない。
「ヤースミーン様が水術・土術を指導してくださるんだよ!喜べ!」
「術を!?いいいい!?ぃゃ、あありがとうございます!」
一瞬で分かったようだ。
今彼の頭の中では、昼間のしごきが再現されているのだろう。そして術での同レベルの指導がどのようなものか、想像できないに違いない。
だが安心しろ、ばあさまはちゃんと加減してくれる。急性魔力欠乏症寸前まで絞られるけどな。
「クリフォード、いやなの?」
「いいい、嫌ではありません!光栄です!よろしくお願いします!」
新たな弟弟子になるのか。道は険しいが挫けず励んでほしいものだ。
お読みいただきありがとうございます。




