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現実に戻ると

作者: 朝焼 悠

また少しずつ

独りに戻ってく


それも仕方ないことのように思える


つまり僕は

自分の足で立っていない


立ち上がれたつもり

立ち向かえたつもり

全てつもり


淋しいから

繋がりを求めて

繋がりから

勇気を得られて

それもつもり


どこにもいけない僕は

きっと優しい人の背中に

これまで揺られながら

ここまで運んでもらっただけ


たまたま

優しい人たちと

すれ違えただけ


自分でのつもりだったけど

僕じゃなかった


結局

僕自身が

闘っていたわけでも

強くなれたわけでも

良い人間になれたわけでも


ひょっとしたら

誰かに好感を持ってもらえるような

なんて

なにもかも

そんなはずなかった


またここに来て

堕ちちゃだめなのに

心が砕けてく


どうしようもないくらい

現実では

独りだし

淋しいよ


自分の弱さを

何もかも棚に上げて

僕はこうやって

逃げてばかり

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― 新着の感想 ―
[良い点] 大丈夫です!!!!! そんなことないです!!!!!!! >たまたま  優しい人たちと  すれ違えただけ 『たまたま』なんてないんですよ!!! 『偶然』なんてないんですよ!!! 全ては…
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