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第八十三話 意志を継ぐ者


「てなワケでソルとおれは教会とオルガの消息を(さぐ)り始めた。

 ルシウスやナイト達を巻き込んで国や世界を飛びまわってな。

 アカツキもちょっと大きくなった頃から協力し始めたんだよ。アサヒに似て戦闘能力だけならナイト達にもあっという間に追いついたから。なあ?」


「ああ。

 その途中でマーリンから娘……リト、お前の母親を探しているという便りが届いた。

 俺たちもマーリンも世界中を飛び回っていた時期だったからお互い上手く連絡が取れず、以降マーリンとは疎遠(そえん)になってしまった。

 そうしている内にオルガから薬の素材の発注書に(まぎ)れ込ませた手紙の束がヴィルヘムを通して父に届いた」


「そこに教会の数々の裏事情が綴られてたってワケでアカツキが先行(せんこう)して探りに行ったらコイツ捕まりやがった」


「その話は(すで)にしている。蒸し返すな。

 父と俺、ナイト、ダイダラの四人で王城に忍び込みオルガと、ルナを救出した。

 それとほぼ同時期に……カティ、お前は知ってるな」



 ルシアンとアカツキは交互に語り、最後にカティに話を振った。



「俺んちの……ノクト家の滅亡(めつぼう)……」


「そうだ。教会は以前からノクト家の結界術に目を付けていた。

 そしてその血……生まれたばかりのお前を手に入れんと教会派の中央貴族によってルシウスを罠に嵌めた。

 お前達の処刑にはなんとか間に合ったが今までにない程激しい戦闘となった」


「んで視るだけ視といて引っ込んでたおれ以外みーんな賞金首。

 おれらは一旦ヴィルヘムに(かくま)われたけどなーんせ大所帯だ。

 だからソルが前からルシウスに作らせてたこの結界に引っ越すことにしたんだぜ」


「おや、随分と懐かしい話をしてますね」



 いつの間にか後ろにオルガが立っていた。(くわ)えたタバコ型の薬をピコピコさせる。



「ノクト家の救出の折にソルとダイダラは大きく負傷しました。

 ダイダラ元からの生命力というかなんと言うかで今もあの通りですが……ソルの怪我は力及ばず治し切る事は出来ませんでした」


「親父から聞いてる……オルガはそん頃まだ呪いを破壊した影響で自分の方が血反吐吐いてたって……。

 俺たちを命張って助けてくれたソルやアカツキのことをぜってー忘れんなって……。

 俺、アカツキとハトコだったんだな……」



 ルシアンの話をオルガが引き継ぎ、カティが呆然(ぼうぜん)と呟いた。



 ルシウスが今までカティにアカツキとの関係を話さなかったのは血縁だから助けてもらったという甘えを持たせない為だったのだろうか。



 リトはカティの心境を思うとなんて言葉を掛けたらいいか分からなかった。



「ソルのバカは怪我の経過もよくねえくせにその後も教会からガキやら実験体やら助けるために無茶しやがって……」



 ルシアンが微かに俯いた。



「俺が十四の時に倒れ、そのまま息を引き取った」



 アカツキが静かに父親の死を語った。






 しばらくみんな言葉もなく沈黙が降りていたがアカツキが再び口を開いた。



「父は亡くなる少し前から教会の中枢人物と接触していた。その後俺が引き継いで人を送り込んだ。

 朧気ながらも教会の実態を掴んだ俺達はヴィルヘムの全面支援を受けながら各地にゲートを通すことや仲間を増やすこと、教会の被害者たちを救うことにしばらく時間を費やした」


「お陰で結界ん中はガキだらけ。

 せっまいしうるせーわ世話に追われるわでてんやわんやだったぜ。

 オマケに顔の割れてねえおれはゲート通すためにあっちゃこっちゃに旅させられてはルシウス呼んじゃタンス作って……ってこき使われてたんだよひでぇだろ?」



 ルシアンが憎まれ口を叩いたがそれが本心からではないことはすぐに分かった。暗くなった雰囲気(ふんいき)を明るい声色で吹き飛ばそうとしているだけだ。



「ヴィルヘムの支援があったとはいえ繋がりを怪しまれない為には限度がある。

 だから俺やナイト、ダイダラを中心に変装薬で姿を変え、戦力を提供するという形で返していた。

 父とルシウスが作ったこの結界を俺は帰るべき場所……「家」と定め、夜の巣を設立した」


「僕とメルが助けられたのも丁度その頃だったよぉ〜」



 とのんびりエルが割って入った。



「大人たちはみぃんな出稼ぎやゲート作りに忙しくてオルガとルシアンと一緒にメルや子供たちの世話をしてたよねぇ」


「お前もガキだったろうが」


「しかしオムツを変えるだけのルシアンより子供達の勉強を見たり私と薬剤諸々(もろもろ)の研究を手伝ってくれたりずっと役に立ってくれてましたよ」


「あ゛あ゛?なんだと?

 テメェのスリーサイズ(さら)してやろうか?」


「どうぞお好きに。知られて困るものではありませんので」


「きーっ!」



 エルが当時の夜の巣の様子を話してくれたのにいつの間にかオルガとルシアンの喧嘩(けんか)が始まってしまった。



「本当に……点と点が線で繋がってたんですね……」



 リトはそっと呟いた。



 アカツキの秘密。勇者アサヒのその後。夜の巣の創設。エルとメルの事件、アルの兄、ジルベルトが得た情報。

 そして解呪の魔法を習得していたリトがルナを助け、アカツキに助けられて、ヨルと出会い……今、ここにいる。

 全てが繋がっていた。




「あなたがマーリンの孫だと聞いた時には私も驚きました。

 何せカイルの心の友。強い絆で結ばれた仲間の血縁でしたから」


「もっと早く話してくれても良かったのに……」



 リトが肩を落とすとアカツキがその頭をくしゃりと撫でた。



「そう言うな。お前の出生を調べたりと機を掴みかねていたんだ。

 他にルナの不老不死の呪いやタソガレの件もあった……何より、お前をエルに引き会わせたかった」


「そしたら一緒に誘拐されちゃったからねぇ。

 リトくんは喉が使えなくなっちゃったし、ルナちゃんの成長とアルくんの件。更には先月の王都襲撃って色々あったから……」


「まあここまで引っ張ることになった訳です」



 オルガがぷかぷかと煙を吐き出しながら締めくくった。






「ねえ、パパとママはアダムさんのことをどう思ってるの?」


「「敵だ」ですね」



 ルナが恐る恐るといった様子で訊ねると二人は即答した。



「かつてカイルの仲間だった彼が黒幕となる何かきっかけがあったのだろうと彼がやろうとしている事は人類への冒涜(ぼうとく)です」


「決して許されない残虐(ざんぎゃく)な行為、非道な実験、教会はあまりにも多くの罪を犯した。それをヤツが裏で操っているなら俺たち程止めるのに適任は居ないだろう」



 リトはそれもそうだと思った。



 アサヒの孫であるアカツキ。

 カイルの従姉妹のオルガ。

 マーリンの孫のリト。


 かつての勇者一行の関係者がこれだけ揃っているのだから。



「ついでに教えてやるよ。鍛冶場でアカツキの魔砲を作ったり調整してんのはドルデンの孫のドルダンだぞ。ダルデンも今も元気にしてる。

 俺らの協力者だが別に工場を持ってそっちで色々やってんだ。

 あの鍛冶場とオリハルコンがわんさか採れる鉱山は実在するドワーフの谷に繋がってるんだぜ。

 俺がどんだけ苦労して紋様(もんよう)刻みに行ったか……」



 リトは目を剥いた。



 かつて夜の巣に来たばかりの頃言葉を交わしリトの魔銃の調整を行ってくれている快活(かいかつ)なドワーフがドルデンの孫だなんて……。


 本当に勢揃いじゃないか。



「不思議な縁だよな……。

 何かタイミングがちょっとでもズレてたら何も起こんなかった……こう、丸っとした円みたいに繋がってる」



 アルが自分が思っていたのと同じようなことを言い出しリトはくすりと笑った。



「ああ、そうだな」



 アカツキもふっと笑う。



「……リト、お前が来てまだ一年も経ってないのにお前のお陰で全てが回り始めた」



 アカツキの手がリトの頭を再び撫でる。



「例え、お前が教会のなんであれ。俺たちはお前の「家族」だ。何があっても味方でいると約束しよう」


「はい」



 リトは感謝の気持ちをめいっぱい込めて返事した。






「さぁ〜て食後の運動だよぉ。

 どこからでもかかっておいでぇ〜」



 砂浜から離れた林の中。


 リトの前にはエルが立ちはだかっていた。

 観戦者はもちろんアルとルナ。ついでにカティとエドワード、ルシアンまでいる。



「魔法使い同士の戦いだ。ぼくも遠慮せず魔法を使わせてもらうよぉ」



 エルの丸メガネが怪しく光った。



 エルと対峙(たいじ)するのは初めてだ。


 エルにはいつも教えを()う立場なわけで……。

 しかも一度きりとは言え僅か十歳で超遠距離転移魔法を成功させた天才中の天才。



 正直言ってリトは(かな)う気がしなかった。腰が引ける。



「ほらほらぁ及び腰だと勝てるものも勝てないよぉ。君は僕の弱点だって知ってるんだから」



 それはそうだけど……。



 エルは体術はからっきし。接近戦に持ち込めれば勝率は上がるだろうが何かしらの対策は取っている筈だ。



「いやー楽しみだぜ!

 おれこの試合ナマで視るためにエルに触ってねえんだ!

 まあ触ってもリトとの対戦だから変わっちまうんだろうけど」


「エルが誰かとやり合うのって初めて見るかも……」


「リト!がんばれー!」



 みんな口勝手好きに言ってくれる。



 コテンパンに負けたらアルはきっと(なぐさ)めてくれるだろう。



 そう思ってリトは魔銃を構えた。


 一枚の葉がひらひらと舞い落ちたその時同時に叫んだ。



「ウィンド!」


「エレクトロ!」



 風の壁に紫電が飛び散り、リトは跳び上がって木の幹を足場に半分悲鳴のような声で叫んだ。



「ちょっとエル!僕を殺す気ですか!」


「まさかぁ!ハンデだよ。出力はちゃぁんと絞ってるから大丈夫。

 大きな範囲攻撃や高等魔法は口に出した方がわかりやすいでしょぉ?」



 木の幹を蹴って次から次へと襲い来る風の弾丸を躱すリトにエルが叫び返す。


 リトは魔銃からエネルギー弾を放った。エルはそれを杖の一振りで大きな盾を張り防いでしまう。

 リトは魔力感知の濃度を最大限に引き上げエルの行動を先読みした。

 雷の矢が飛んでくる前に木の幹を蹴ってエルの後ろに着地する。当然シールドが張られるがリトはそれよりも早くエルの懐に飛び込んだ。


 リトの蹴りをエルが杖で受け止める。リトは魔銃を構え、撃った。エルは危なっかしげに上体を反らして弾を避け杖を振る。

 するとリトとエルの周囲を取り囲むように氷の矢が現れた。

 リトは魔銃に熱魔法を込め、次々と熱弾を放ち矢が放たれる前に全て溶かす。そして周囲に熱が立ち込めたのを利用して



「ファイア!」


「嵐絶堅牢壁!」



 リトの詠唱で大きく炎が巻き上がりエルは超接近しているリトごと嵐風の壁で防いだ。


 エルが軽く杖を振り大きく後ろに飛び退る。



「いやぁ〜今のは中々だったねぇ。

 危ない危ない」



 エルの服もリトの服も裾が炭になっている。リトはエルが二人とも守るのを見通して罠を張っておいた。


 ぱちんと指を弾く。



 するとエルの足元に打ち込んでいたただの氷の塊が急成長し、大きな氷柱へと変化する。



「物理エネルギーに変換した氷を操ったのかぁ。これは確かに僕の魔力感知でも引っかからないねぇ」



 エルはふわりと宙に浮き、いとも容易く氷柱を躱してしまった。



 でもまだだ。



 リトが再び指を弾くと幾つもの巨大な氷柱が飛び出しエルを追う。それだけではない。リトは次々と氷柱を魔銃で撃ち抜き氷柱を砕いた。


 空高くまで氷の欠片が宙を舞い、キラキラと輝く。



 リトはエルに向けて魔銃からとある物理魔法を放った。



「雷弾!」



 リトの一言で弾けた紫電が砕けた氷を伝い宙に浮くエルの周囲を取り巻いた。


 リトの魔法変換速度は早い。その上物理変換魔法を魔銃で撃ち出すので当たるまで魔力感知に引っかからないのだ。



「うわっと」



 エルが感電しバランスを崩して地面にベシャリと落ちる。リトは慌てて駆け寄ろうとしたが



「まだだよ。魔法使い相手に倒れたからって安心しちゃぁダメじゃないか」



 と顔を上げた。丸メガネが怪しく光る。



「オル・ミラージュ」



 一言呪文を唱えるとエルの姿が掻き消えた。


 これこそがエルが完成させたリトの魔力感知にも引っかからない完全隠隠蔽(いんぺい)魔法だった。


 リトはそのまま駆けた。



 姿を消したとしてもまだエルは感電してそこにいるはずだ。それを捕らえれば……



「そっちじゃぁないよぉ〜ファイアアロー」



 リトは突如背後から現れた魔法の気配を察知し上体を逸らして(かわ)した。そのまま手をついて側転して避けると雷の矢が突き立った。



「ふっふっふ。これぞ隠蔽魔法の真骨頂(しんこっちょう)

 相手を認識することは不可能!攻撃はどこから飛んでくるかわからない!」



 エルの声がそこら中に響き渡り本当にどこにいるかわからない。



「ふふふふふふ、はははははは、はーっはっはっはっは」



 エルの高笑いがそこら中から聞こえる。



 さては今回の試合、これが見せたくて仕組んだな。



 が



「エル、そこに転がったままじゃないですか」



 リトは足先でちょいちょいと先程落ちた場所からほんの少し離れただけのエルをつついた。



「あっ酷いっ!そこほっぺ!やめてやめて」


「あっすいません」



 エルが魔法を解いてその場に現れた。



「いやぁ〜。やられたやられた

 物理変換魔法がここまで魔力感知に引っ掛からないとはねぇ。

 リトくんも随分と上手く使いこなすようになったじゃぁないか」


「エルを何とかするには取り敢えず動きを封じないとって思って……雷弾は物理電撃とイスタルリカの「スタン」を元にしているから感知されるかと思ったんですけど」


「気づくのが遅れたよぉ〜気がついたらバチバチィッて」



 エルは()めてくれるがリトは今の試合の結果にイマイチ納得していなかった。



「ぅお〜い。エルぅ、手ェ抜きすぎて逆にやられるとかカッコ悪過ぎんだろ」



 やっぱり。最後のはわざと食らったのか。



 それに、途中で発火させた時エルはリトをも守った。試合でなければリト一人焦げておしまいだったのに。

 ルシアンの野次でリトは確信した。



「もっとバンバン激しい魔法のやり合いが見れると思ったのに全っ然じゃねえか」



 ルシアンがつまらなそうに胡座(あぐら)に肘をついて顎を乗せる。



「エル……」



 リトはじとりとした目でエルを見た。



「ぅっ……ごめんってぇ〜。

 オル・ミラージュのお披露目(ひろめ)がしたかったんだよぉ」



 やはりそれが目的だったか。



「エルカッコ悪いぞー!」


「リトすごい!でもエルはカッコ悪い!」



 アルとルナからも非難された。



「いてて……もっと激しい魔法使えばそりゃぁ楽しい試合になったろうけど僕とリトくんが本気でやり合ったらそこら中焼け野原だよ?」


「「「「……」」」」



 それももっともだ。



 みんな一斉に黙りこくった。エルもだがリトは限界知らずの高位魔力持ち。本気でやりあえば辺り一帯吹き飛ぶこと間違いなし。



「まぁ愛弟子(まなでし)のね、成長を見たかったてことでぇ……ね?」



 エルが小首を傾げるが若干二十五歳の青年にそんな仕草をされても可愛くはない。



「いてて、それにしても新しい「スタン」を組み込んだ雷弾は大きな武器になるだろうねぇ。

 タソガレにも有効かも……。中々に痺れたよぉ」



 エルはやっと起き上がって服についた草を払った。

 そしてリトの頭に手を置くと撫でた。



「騎士団を離れてもしっかり成長してるみたいで安心したよぉ。

 リトくんの吸収力はすごいから。これからも研鑽(けんさん)してどんどん新しい魔法や技を習得していってねぇ。

 君はもはや夜の巣の大きな戦力。欠かせない存在だ。

 勇者アサヒが作った平和な世界を守るため、そしてその意志を継ぐ者としてこれからもみんなで切磋琢磨(せっさたくま)していこう」



 エルの力強い言葉にリトはしっかりと頷いたのだった。

いつもお読みくださりありがとうございます!

評価やブックマーク、感想など大変励みになっております!

今後も読んで面白いと思える作品へしていきたいと思いますので応援よろしくお願いいたします。



これにて夜の巣創設編はお終い。

第八十四話からは新たな展開へと進みます。



アカツキとアサヒの関係、そして創立メンバーの物語。

驚いていただけましたでしょうか?ヴィルヘムがアカツキを可愛がっているのもご納得いただけたことかと思います。

……自分の父親と同い年の人達に対して大変偉そうですが。

そしてTwitter(X)でご存知のお方もいらっしゃるかと思いますが。

正直いってアカツキは老け顔です。ナイトと同じか、年上に見えるでしょう。

しかし一応言い訳として、成人した(二十歳以降の)高位魔力者は歳をとるのも遅いのです。

アカツキより魔力の高いナイトの年齢は分かりづらいのです。

ですがルシアンは別です。自前のミニマム身長に童顔です。お胸は立派に育ちましたが。

オルガとカイルも実はちょっと顔が似てる設定です。

そしてアダムも……



もし、「面白い!」「続きが読みたい!」と思えば評価やブックマーク、いいねをポチッと押していただけると大変幸せます。(*´˘`*)♡

そして感想、感想をいつまでもお待ちしております。

文章じゃなくても構いません!呻き声や雄叫びでもよろしいのでどうぞよろしくお願いいたします!


それではまた明日。ᐕ)ノ……の、前に。閑話を二話この後更新いたします。


あくまで閑話なので読み飛ばしても問題ございませんがもし気になったりお時間がありましたらお読みいただけると嬉しいです。

第三章最終話エルとメル(下)の最後に語られていた二人がイスタルリカから逃げ出した直後のお話です。

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