M33 ホーリーナイト
「衣装、届いたよ。」
学園で3人にそう言うと、3人は衣装合わせがしたいと言ってきたので、放課後にあたし達の部屋で初衣装合わせをする事にした。
ハロウィンの時と同じで、今回も2ピース。上は赤を基調とした薄手の絹でしつらえ、袖や服の裾にフワフワと白の綿毛をふんだんに使って飾っている。襟下は白いセーラーカラーに赤いラインを引っ張ってアピール。前は黒の大きなボタンで閉める。下は上と同じく、赤を基調とした薄手の絹でしつらえた膝丈までの短めのスカート。裾は白の綿毛で飾り付け。そして黒い革製のロングブーツ。
そう、いわゆる『サンタコスの女の子バージョン』をイメージして作った。
「コレって・・・」
セーラが目を輝かせる。
「赤と白ってガーネットのブローチとパンジーの花冠?」
「そう。」
マリがニッコリと笑って頷くと、アイナとフレアが頬を紅色に染め上げた。
「素敵・・・!」
「みんなに良い縁談があります様にってね。」
あたしが付け加えるとアイナとフレアは舞い上がって空想の世界にダイブしていったようだ。誰を思い浮かべている事やら。訊かんでも解るけど。
☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆
「ヒナちゃん、誕生日おめでとう!」
「おめでとう!」
マリの祝辞にみんなが続いてあたしの誕生日を祝ってくれた。しかし、前世と同じ12月24日が誕生日かぁ。何か照れるわ。
「ありがとう。」
あたしも笑ってお礼を言う。
「やっと最後の1人が14歳になったね。」
フレアの一言が盛大にあたしの心に引っ掛かった。
「え?・・・最後?」
「そうだよ。ヒナちゃんが最後。」
マリが8月生まれなのは勿論知っている。アイナが6月生まれなのも話の流れで最近知った。
「・・・え?・・・フレアは?」
「私、4月。」
え!?
「セ・・・セーラは?」
「私は9月よ。」
・・・マジで?
「あたしが一番ちびっ子だったの・・・?」
何か自分でも良く分かんないショックを受けてあたしが呟くとみんなが笑い出した。
「ちびっ子って。」
「もうちょっと言い方があるでしょう?」
チクショウ。何か・・・チクショウ。
でも、みんなが用意してくれたプレゼントは素直に嬉しかった。マリはガーネットのブローチ、アイナは山吹色のスカーフ、フレアはルビーをあしらった小さな短剣のオブジェ、セーラは銀の髪飾り。
みんながあたしを想って選んでくれた宝物。
「へへへ。ちょっと、感動しちゃった。」
あたしが照れ笑いを浮かべながら目元を拭うと、みんなとっても優しい笑顔で返してくれた。
さ、そろそろ聖夜パーティーの時間だ。
☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆
聖夜パーティーが始まった。
あたし達5人は同じ格好でパーティーに臨んだ。子爵、男爵だけだと白い目で見られたかも知れないけど、侯爵令嬢と伯爵令嬢が混ざっている時点で、皆の反応は戸惑ってはいるモノの好奇の視線が多いと思う。うん、こういう時、身分も大事だね。
開催が宣言されて、出し物が披露され始める。
「じゃあ、行ってくるね。」
「行ってらー。」
マリが舞台袖に入っていく。
公爵家、侯爵家の令息・令嬢で合奏をするらしい。
舞台に出てきた人数は高等部・初等部を合わせて12人。意外と少ないな。その中でマリはフルートを担当する。銀髪の美少女が銀色のフルートを吹くって素敵だわ。
演目はあたしの知らない曲。でも、この世界では有名らしくて観衆の皆は満足げな表情で聴いている。
舞台の演者達が楽器を下ろした。マリだけがフルートを吹き続ける。
――・・・マリのソロパートだ!
マリは双眸を閉じて、まるで聴く者を眠りに誘う様な穏やかな顔で吹き続ける。キャンドルライトの灯るやや薄暗い舞台で銀髪を輝かせてフルートに口をつける姿は美の女神のよう。
他の人の目にはどんな風に映っているかは分からないけど、クリスマスを知っているあたしの目にはサンタコスも相俟ってメチャクチャ愛らしく映った。
「・・・」
高く美しく響き渡る笛の音にあたしは聞き惚れた。
ソロが終わり、また他の演者達も演奏を始める。そして合奏は終わった。気が付いたら涙が流れていたので慌てて拭う。
「ヒナちゃん、ただいま。」
マリが舞台袖から降りてきてあたしの所に戻って来た。
「お帰り。」
そう返すあたしの顔をマリは心配そうに見た。
「どうしたの・・・?泣いてたの?」
・・・バレちった。あたしは苦笑いした。
「アハハ。マリのソロが綺麗過ぎてなんか感動しちゃったよ。恥ずかしい。」
「ヒナちゃん・・・嬉しいよ。」
サンタマリの微笑みにあたしも顔を火照らせながら笑い返した。
パーティーは平穏に過ぎていく。あたし達5人はお揃いのサンタコスチュームでパーティーを練り歩いた。
「あ、チキンだ。」
あたし達はチキンを切り分けて貰った皿を手にして口に頬張る。ホントは骨付きを齧り付きたいところだけど、ソコは貴族の御令嬢的にあり得ないだろうし我慢をする。
「セーラ。」
おっと、武術祭後のお疲れ様パーティーでも登場した御令息が声を掛けて来た。・・・ん?2人増えてないかい?
4人の御令息達が不満そうな視線をセーラに送っている。
「何故、俺達と回ってくれないんだ?」
セーラが軽く溜息を吐いた。
「私、今日はお友達とパーティーに参加すると言った筈ですけど?」
「俺達は了承していない。」
・・・何言っちゃってんだ、この御令息達は。婚約者ならともかく只のクラスメイトの了承なんか要らないだろ。
そもそも『俺達』ってなんだ。『俺と』なら解るけど、君達はソレで良いのか?或いは一緒に回れたらソレで良いのか?よくわからん。
「セーラさん、この方達は?」
とマリがセーラに尋ねる。
「クラスメイトです。」
「・・・婚約者とか?」
とあたしが確認する。
「ないわよ。」
「じゃあ、了承なんて不要なんじゃ?」
とアイナが疑問を提示する。
「そうね。」
「セーラさん、はっきりと言って差し上げた方が良いと思うよ。」
とフレアが提案する。
「そうするわ。」
セーラは御令息達に微笑んだ。
「皆さん、誘って下さるのは有り難いのですが、本当に本日はこの方達と回ろうとお約束していたのです。衣装も同じにして貰ったんですよ。」
本当の事なのでリアリティはタップリだ。
「・・・」
御令息達は更に不満げな表情を色濃くしていく。
「それでは俺達はどうなる。」
知らんがな。・・・子供の言う事とは言え、だんだんイライラしてくる。が、あたしが口を出すとややこしくなるのは解りきっているので黙っておく。とは言えどうしたモンかな。
「フレア。」
爽やかな声が後ろから掛かった。
「エルロア様・・・!」
蒼の髪をキャンドルライトに照らしながら笑いかけるエルロア様にフレアの乙女モードが一瞬で発動する。
「探してしまったよ、此処に居たんだねアイナ。」
「エリオット様・・・。さ・・・探して!?」
貴公子エリオット様の微笑みにアイナの乙女モードが一瞬で発動する。
「皆さん、お揃いの衣装なんですね。とても愛らしいです。」
愛天使リューダ様の柔らかな声にあたしのササクレ掛けた心が癒やされる。
「彼らは?」
御令息方を見てエリオット様が尋ねる。
「あ・・・えーと、セーラ様をお誘いに来ていたんですけど、お断りさせて貰った処なんです。」
「そうなのか。」
武術祭で圧倒的な成績を残したこの3人は男子の中で一目置かれる様になっている。その3人の視線を受けて御令息方は居心地悪そうな表情で立ち去って行った。
まあ・・・セーラは美人だからね。誘いたくなる気持ちは解るし、誘い方を変えればセーラだって考えてくれるよ。多分。
結局、あたし達は8人でパーティーを楽しむ事になった。
「5人ともお揃いの姿なんて愛らしいね。」
男性陣のウケは良さそう。
「ふふふ。ヒナとマリさんが聖夜をイメージして作ったんですって。」
アイナが言うと、エリオット様が興味を引かれた様に尋ねてくる。
「へぇ、どんなイメージなのかな?」
「ブライダル=スターに因んで、ガーネットのブローチとパンジーの花冠をイメージしたんです。」
マリの答えに3人は感心した様に頷く。
「ああ、それで赤と白なのか。・・・素敵だな。」
「・・・ソレと良い縁談があります様にって意味も込めました。」
あたしが追加するとエリオット様とエルロア様の表情が少し変わった。うんうん、意識はしているみたいじゃない?まあ、パーティーで探しに来るくらいだしね。
セーラがあたしに耳打ちしてくる。
「アイナとフレア、まるで別人ね。」
頬を紅色に染め上げて想い人と言葉を交わす2人を見て、あたしも思わず微笑む。
「そうね。」
「ハナコさん、コレ美味しいですよ。」
頬を染めてリューダ様がアップルパイを差し出してくる。
ああ、愛らしいわ。身長はもうあたしより高くなってしまったけど、愛らしさは全く失われていないわ。頼むから貴方は前世の身だしなみに気を使わない男子高校生のようなむさ苦しい姿にはならないでね。お姉さんのお願いよ。
なんて考えは尾首にも出さずにあたしは微笑んだ。
「ありがとう御座います、リューダ様。」
・・・マリ、セーラ?何でそんな微妙な表情であたしを見ているの?視線がちょっと痛いんだけど。
聖夜パーティーは和やかに進んでいき、今学期の終了を告げられてお開きになった。
☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆
男性陣3人に送って貰って、あたし達は女子寮に戻った。
「ハナコさん。」
マゼルダ婦人があたしを呼び止める。
「はい?」
「あの聖夜ツリーなんだけどいつまで飾るお積もりかしら?」
・・・ああそうか。
「そうですね。聖夜祭も終わった事だし明日か明後日にでも・・・」
「ええ!?」
マリ以外の3人が声を上げる。
「ダメよ!」
「そうよ、ダメよ!」
「もっと飾っていたいわ!」
アイナさん、フレアさん。先程までの乙女モードはドコいった。
「と、言っても・・・」
「じゃあ、何か考えて。せっかくロビーが賑やかになったのに無くなるのは寂しいよ。」
君ら・・・。
「まあ、じゃあ何か考えるよ。」
「やったあ!その時は声を掛けてね。2人だけでいきなり始めないでよ?」
「わかったわよ。」
3人は満足したのか自室へ戻っていった。
「大丈夫?」
マリが心配そうに尋ねてくる。
「ま、どうにかなるでしょ。」
あたしが答えると、マゼルダ婦人が微笑みながら言った。
「私も少し寂しいと思っていたから嬉しいわ。楽しみにしてるわね。」
え!?寮母様も!?・・・いかん、適当にお茶を濁そうと思っていたのにそうもいかなくなってしまった。・・・どうしよう。
☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆
「はぁ~・・・疲れた。」
あたしはコタツに潜り込むと溜息を吐いた。
「うふふ。お疲れ様、ヒナちゃん。」
「マリもお疲れ様。ソロ演奏、カッコ良かったよ。」
「ありがとう。」
時計はもう10:00を過ぎている。湯浴みは明日でいっか。
しかし時計かぁ。時計が在るって事は、振り子の原理とか歯車とかゼンマイとかそう言った技術は発達しているんだよね。この世界って前世の歴史に当て嵌めるなら1600~1700年頃なのかな?
航海術も発達しているみたいだし。って事はさ。蒸気機関なんかも・・・いやいや、アレはもう少し先か。産業革命は更に先だ。まだまだ電気の登場は先の様だ。
ポヤポヤと疲れた頭で取り留めのない事を考えているとマリが紅茶を置いてくれた。
「ありがと。」
あたしは入れてくれた紅茶を口に含んだ。
「あ、甘い。美味しい。」
「ハチミツ入れたんだ。ヒナちゃん、疲れてるみたいだったから。」
「あー嬉しい。」
ムニャムニャとそう言うあたしを見てマリが言った。
「もう寝る?ヒナちゃん。」
「そうだね。」
あたしは伸びをしながら言った。
「・・・今日は私のベッドで寝よう?」
「あ、いいね。マリのベッドはフカフカで気持ちが良いから。」
あたしが言うとマリは真っ赤な顔で微笑んだ。
「うん、じゃあパジャマ持ってきて。」
「OK」
あたしは良く考えずに了解するとパジャマを持ってマリの部屋に入った。アレ?着替えてから来ても良かったんじゃないか?・・・ま、いっか。
「マリ、サンタコスは此処に置いておいて良い?」
「・・・うん。」
「OK」
頭が半分眠り始めているあたしは上を全部脱ぎ捨て、下のスカートも脱いだ。そしてパジャマを手にした時、マリが後ろからあたしを抱き締めた。
「マ・・・マリ!?」
マリの行動に眠気が頭から吹き飛んだ。・・・けど、下着1枚で動きを止められるのは流石に恥ずかしいよ。
「ねえ、ヒナ。」
マリは後ろから囁いた。
「今日はこのままのカッコで寝よ?」
「・・・。」
は?・・・あ・・・え!?このままって・・・このままでってコト!?ソレって・・・。・・・でもでも・・・。
あたしの顔がドンドン火照っていくのがわかる。
「・・・うん。」
あたしは頷いた。
マリは部屋の明かりを消すと、衣装をシュルリと脱いであたしの隣に入って来た。
「・・・」
あたしの心臓がドッカンドッカン突貫工事を始めている。隣には裸のマリが居る。恥ずかしすぎて横が見れない!
コレってハードじゃない?ハードだよな!?
「・・・」
緊張して天井を・・・ってか天蓋を見つめるあたしにマリがポソリと言った。
「楽しかったな・・・。聖夜・・・。」
そう言えば楽しかったな。脚立に始まり、ツリー作成、サンタコスの試着。どれの時もマリはとても楽しそうだったな。
「・・・そうだね。」
あたしはそう返した。
「何か寂しい。」
マリの呟きがあたししんみりとした気持ちにさせる。マリはコレで楽しい時間が終わると思ってるのかな?
「また、楽しい事をやれば良いんだよ。」
「え・・・?」
「楽しかった事も、今感じてる寂しいって気持ちも、全部忘れないように大切に胸に仕舞って。また、新しい思い出を作っていけば良いんだよ。」
あたしはマリを見つめた。
「2人で。」
少し吊り目の綺麗な瞳がまん丸に見開かれてあたしを見つめている。マリはやがて微笑んだ。
「うん。2人で。」
あたしはマリの笑顔に引き込まれて見惚れる。
マリはそっと身体を動かしてあたしにすり寄った。
「大好き。」
ついこの間も言われた台詞があたしの耳元で囁かれた。強烈な胸の高鳴りがあたしを襲う。
「・・・あたしも・・・大好きだよ。」
マリがあたしの肩越しに腕を伸ばしてきて優しく抱き締めてくれた。顔が近づく。
「ヒナ。」
「なに?」
マリの顔が赤い。
「私、もう1つヒナに誕生日プレゼントを用意してるんだ・・・」
「・・・」
「受け取って?」
マリの言葉の意味なんて訊かなくても解る。だからあたしの顔は多分真っ赤だ。凄く恥ずかしい。でも・・・欲しい。
「・・・うん、頂戴。」
あたしが言うと、マリは照れ臭そうに微笑んだ。
柔らかい唇があたしの唇に重ねられる。温かくて、少し湿っていて。そして甘い。
「・・・甘い・・・」
あたしが呟くと
「さっきハチミツ入りの紅茶飲んだから・・・」
ってマリが恥ずかしそうに言う。
そして彼女はグイッとあたしの身体を抱き寄せて身体をピッタリとくっつけた。2人の膨らみが擦れ合ってあたし達はビクリと身体を震わせる。
「・・・!」
「・・・ビックリした・・・」
あたしは呟く。何かとっても恥ずかしい。
「うん・・・。」
マリもこれ以上は無いってくらいに真っ赤になってる。
「でも・・・」
でも?
「・・・気持ち良かった。」
マリの呟きに今度はあたしまでこれ以上は無いってくらいに真っ赤になる。・・・でも彼女の言う通りだった。
「うん・・・。・・・ねえマリ。」
あたしが呼び掛けるとマリがあたしを見た。
「うん?」
「・・・もう1回、しよ?」
マリは俯きながら頷いた。
「うん。」
あたし達はお互いに腕を相手の背中に回すと、今度は静かに身体をくっつけた。マリの膨らみにあたしの胸がくっついて身体がピクリと震える。もう1度擦り合わせると、更に敏感に感じてビクンと身体が跳ねる。
お互いに下着一枚しか身に付けていない。殆ど裸も同然だ。その恥ずかしさと得も言われぬ高揚感の相反する気持ちがあたしの中に湧き上がる。そのせいも在ってか息が荒くなっていく。
あたしはもっとマリを感じたくて、マリの頭に手を伸ばして引き寄せ唇を重ねた。マリもあたしに精一杯応えてくれる。
「は・・・あ・・・」
声にならない声がどちらからとも無く漏れていく。
いつの間にかあたしはマリに脚を絡めら取られていていた。素足で初めて触れ合う。サラサラと心地良い肌触りの彼女の脚を擦り付けられてあたしは身を捩らせる。
彼女の唇に、胸に、脚に翻弄されてあたしはマリに全てを絡め取られていく。
「マリ・・・。」
あたしは彼女の名前を呼んで抱き締める。
「ヒナ・・・。」
マリの恍惚とした声があたしの耳に吐息となって届いてくる。
あたしは今までで一番強くマリを感じる事が出来た。
・・・どのくらいの時間そうしていたのか。長かったようで短かったような。あたし達は息を荒げて仰向けになった。お互いに離れる相手の身体に若干の寂しさを覚えながら。
「・・・凄く温かかった。」
「うん。」
ポツリと呟いてコクリと頷く。
「マリの胸、大きくなったね。」
「もうっ。そう言う事言わないで。恥ずかしいから。」
「へへへ。」
あたしはマリの手を握った。
「ヒナちゃん?」
マリが小首を傾げる。
あたしは微笑んだ。
「2つ目のプレゼント・・・凄く嬉しかったよ。」
マリが笑った。
「ヒナちゃん。14歳の誕生日、おめでとう。」
「ありがとう。」
ああ、あたしって幸せな奴だな。
サブタイトルにナンバーを加えました。
M1、M2~・・・が主人公視点のお話です。
S1、S2~・・・が別キャラ視点のお話です。
M17話とM18話の間に、S3話マリーベル視点のお話を挿入しましたので、良ければご覧下さい。
宜しくお願いします。




