この想いが届くまで
作曲家を夢見て上京してきた天馬杏子は、入学する専門学校の寮を探していた。結局見つからずに電話すると、その場で待機するように説明される。そんな彼女の真上にある桜の木から降ってきたのは、同じ寮で年下の先輩である高雛飛翔だった。そんな飛翔に惹かれ始める杏子だったが、彼が女性に触られるとじんましんが出る体質だと知る。
「この想いが届くまで、私は何度だって言い続けます!」
届かなくても、届くまで。いつまでも、心の優しいところに届くまで。
「この想いが届くまで、私は何度だって言い続けます!」
届かなくても、届くまで。いつまでも、心の優しいところに届くまで。