小さな王子
(トイレに行きたい。)
毎回この時間になると尿意が襲ってくる。
慌ててベットから出ようとしたが、
真っ暗闇の城は怖かった。
だが、もう限界だった。
トイレへと向かおうとしたその時、
片づけ忘れた玩具に足を引っかけた。
ドンと床に激突&お漏らしはお約束だった。
その後いつもどおり証拠隠滅したが、
次の日に城では夜な夜なズボンを履いていない、
子供の霊が出ると有名になっていた。
「寝る前にトイレに行こう。」
そう心の底で決意した王子であった。
3作目です。もっと小さな~シリーズを書いていくつもりです。
良ければ読んでいただけると泣いて喜びます!!