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第34話(六聖人のお披露目会2/幻術・肉体変化2)

[三十四]


 夕刻になり、綺麗に着飾ったフォルトゥーナとアンリールに連れられて、元から歩くのが遅いというのに、慣れぬハイヒールを履かされたために更に歩みがのろくなり。その上、こんな着飾った格好で人前に出るのに抵抗を覚えていたために、その上更に歩みがのろくなり、やたらにのろのろとした歩調で廊下を進んでいた。

 その途中、偶然にも遭遇してしまった、エルンストとレイス。

 合流すべく近づいてくる2人から、アスピスは隠れるようにフォルトゥーナの後ろに回り込む。

「こんにちは、今回も綺麗ですねお2人とも。ドレスがとても似合ってますよ」

「っていうか、女って面倒くせぇな。こっちは制服みたいなのがあるから着るものに悩まなくて済むけどよ。お前ら毎回違う格好していて感心するよ」

 合流するとすぐに、女性陣の格好を褒めるレイスに、呆れるエルンスト。本当に対照的だと感心しながら、アスピスはどうこの場を乗り切るかを考える。

 が、一番理想の無視はしてもらえなかった。

「そういえば、フォルトゥーナの陰に隠れている女性って、初めてですよね。会うの。俺は六剣士のレイスと申します。よろしくおねがいしますね」

 にっこりと丁寧にあいさつしてくれるレイスを無視するわけにもいかず、フォルトゥーナの後ろから、アスピスはぺこりと頭だけ下げる。

 それをフォローするように、アンリールが口を開いた。

「照れ屋で、とても恥ずかしがり屋なの。それで、今回、人前に出るのに慣れるようにって。私の遠縁にあたるのだけど、ちょっとの間だけだけど預かることになったのよ」

「そうなんですか」

 それでは無理強いできませんね。と、レイスが納得する中、エルンストがアスピスの腕を捕まえて、フォルトゥーナの後ろから引き出した。

「だったら余計、挨拶くらいできなきゃ困るだろ」

「エルンスト、相手は女性なんですから。乱暴は駄目ですって」

「ちょっと引っ張っただけだろ」

 レイスが慌ててエルンストの行動を咎めるが、エルンストに悪気がないせいか、まったく効果はなかった。

「エルンストにデリカシーを求める方が間違ってるのよ。レイスってば」

 思わぬエルンストの行動に、内心焦りを覚えたフォルトゥーナが、アスピスを庇うようにしながら、レイスを通してエルンストを非難する。

「お前らそうやって、ここで庇ってるけど。そいつ、お前らや俺らが六聖人や六剣士として客人の相手しているとき、ひとりになるんだぜ」

「そうだけど……」

 エルンストの台詞に、ちょっと戸惑いをみせるフォルトゥーナを見上げながら、アスピスはそんなこと初めて知ったと言いたげに、見つめてみせる。

(こんな格好させて、ひとり放置って。それはないんじゃないの~)

 頼むよ。と、すがる思いでフォルトゥーナを見つめていたら、アスピスの腕を掴んでいたエルンストの指先に力が入り、更に引っ張られるようにして、エルンストの前へ引き寄せられてしまった。。

 じーっと見つめてくる視線が痛い。

 思わず視線を逸らせたら、今度は顎を捕らわれて強制的に上を向かされる。

「エルンスト、女性にする態度じゃないでしょ」

「そうですよ。失礼ですよ。エルンスト、離してあげてください」

 フォルトゥーナとレイスに責められる中、それでもエルンストは観察するように、アスピスのことを見つめ続ける。

 そして、エルンストの中でひとつの答えに行き着いてしまったようであった。

「お前ら、やったな」

「な、なによ……」

「アスピスで遊ぶんじゃねーよ」

 ぼそりと低めの声にて呟かれたエルンストの台詞に、フォルトゥーナがちょっと尻込みするよう応じてみせると、怒ったように言い放った。

「どーも変だと思って見てたら」

「だって、せっかく精霊術や結界の技術を磨いてきた訳だし、成果を確認するいい機会だったんだもの」

「これは、ちょっとした試験というか」

 ねぇ。と、フォルトゥーナとアンリールが顔を合わせて、同時に頷き合う。

「こんな、今日みたいなときにやらなくてもいいだろ。誰も付いていてやれねぇときを選んでどうするよ」

「っていうか、本当にアスピスなんですか?」

 怒るエルンストの脇から、レイスが不思議そうにアスピスのことを覗きこんでくる。

「どう見ても、アスピスだろうが」

「そういえば、面影がありますね。いわゆる成長した際の姿ってやつですか?」

「そーなの。とても綺麗になってるでしょ。20歳のアスピスはこんな感じに成長するみたいよ」

「なに感心してんだよ、レイスは。本来、こいつも保護対象内なんだぞ」

「あー。そういえばそうですよね。どうしましょうか」

 浮かれたようにアスピスを披露するフォルトゥーナを無視し、エルンストとレイスが急に真顔を作り出す。

 そして、真剣な顔をした2人にまじまじと見つめられたアスピスは、閉口する気分で音を上げた。

「やっぱ、やめようよぉ」

「俺も、それを勧めるな」

「ですね。護衛の対象ではありますが、護衛できない状態ですし」

「でも、もう時間がないし」

「アスピス、こんなに素敵なのよ。お披露目したいじゃない」

 守る側と守られる側の感覚の違いからなのだろうか。渋るエルンストとレイスに対し、アンリールとフォルトゥーナが、アスピスを連れて行きたそうに、さり気に主張し続ける。

「アスピスに何かあったら、私が相手を精霊術でやっつけるから! ね!」

「もちろん、私もそのときは容赦しませんから!」

 懇願するように、エルンストとレイスにお願いする2人は、なにがなんでもアスピスをパーティ会場へ連れて行きたいらしい。

(お披露目って、本来六聖人や六剣士の方のでしょうが)

 それがなんで、アスピスが巻き込まれるのだろうかと思いながらも、フォルトゥーナとアンリールの押しに、エルンストはまだしもレイスが勝てるとは思えず。コルセットでぎちぎちにされたお腹の部分を苦しく感じながら、アスピスは半ば観念していた。

「仕方ないですねぇ」

「おい、レイス!」

「こんなにきれいに着飾って、髪も整えて、お化粧もして。準備万端なんですから、おふたりの気持ちもわかるかなって」

「お前、アスピスの意思は忘れてるだろ」

「そうじゃないですけど。綺麗だなって俺も思いますから、つい」

「どこがだよ。もっと肉付けろ。っつーか、こいつ抱いたら小骨が刺さりそうだぞ」

「ちょっ! エルンスト、女性に対して失礼すぎる発言よ、それは」

「そうですよ。それに、細くて目立ちにくいですけど、形の綺麗な程よい大きさの胸でしたよ!」

「――ッ!」

「ちょっ! それをここで言うか?」

 アンリールの爆弾発言に、絶句して顔を赤くするレイスと、動揺をみせるエルンストは、珍しいかもしれない。

 そんなことを思いつつ、そんなに細すぎるのかと、アスピスは己の体を黙って見降ろす。

 そして、エルンストとレイスが至った結論は勝手にしろであった。

「俺たちは、六聖人に付き添わなけりゃならねぇから。アスピスになにかあっても、助けに行けないってことは、覚えておけよ」

「分かってるわよ。っていうか、こんなパーティでなにがあるっていうのよ。単に六聖人と六剣士の顔のお披露目場じゃない。これまで大事になる問題なんて起こったことなんてないでしょ」

「護衛とはいっても、形だけのものですものね」

 忠告するエルンストに、フォルトゥーナとアンリールが、口々にこれまでの経験からの感想を口にする。そして、勝手にしてくれと諸手を上げたエルンストを先頭に、みんなはパーティ会場へと向かって行った。



 みんなと離れてから、仕方なく、ひとりポツンと壁の花になっていた。

 パーティ会場の大広間の中央ではダンスを、その周囲を、六聖人と六剣士たちがそれぞれ組みになるようにして、様々な人と会話を交わしているのを眺め見る。

(けっこう大変なんだ)

 年に何回かこれが開かれると言っていたから、その度に、みんなこんなことをしているんだと感心させられる。特にフォルトゥーナは、アスピスの代役なのである。そのことは表沙汰にはされてないので、知っている人は少ないのだが。

(あたしもいつかは、やらなくちゃダメなのかな。こんな格好して……)

 今日は無理やり着せられた感が強いが、フォルトゥーナやアンリール。他の六聖人たちはみんな綺麗に着飾っていた。おそらく、自らの意思で。そういうものだと決められているからだろう。

 そんなことを考えてたら、周囲に男の人が数名集まっていて、その内の一人が、アスピスの頭の脇に手を伸ばすようにして、壁に手をついた。

「なぁ、せっかくだから一緒に遊ばねぇ?」

「え?」

「小部屋の方へ行こうぜ」

 男はそう言うと、アスピスの手を勝手に握り取る。

「いえ、結構です」

 これは勘でしかないのだが、アスピスを正面から見据えた男の目を見てたら、嫌な感じがしたのだ。

 思い出したのは、盗賊団にいたころ、エルンストの瞳を通して見た景色の中に混ざっていた一場面。女性を襲っていた男と同じ目をしていたのである。

 知らず生じた嫌悪感が、顔に出てしまったようである。

 男たちの表情が一転した。

「なに気取ってんだよ、田舎娘が」

「エフィリス家に関係があるつっても、傍系のアンリールの遠縁っていうじゃねぇか。それってもう、関係なんてあると見せかけて実はなにもないって感じだろ」

「いいからこっち来いって言ってんだよ。俺たちを誰だと思ってるわけ」

「伯爵家だよ、俺たち全員。逆らったら、お前みたいな田舎の貴族なんてものは、簡単に潰せちゃうんだよ」

 分かったら、ついて来い。と、手首を掴んでいた男が、強引にアスピスの手を引っ張り始めた。

「ちょっと、やめてください」

「いいから、こいって。今夜は、一緒に楽しもうぜ」

「だから、嫌だって言って――ッ」

 必死に抵抗していたら、かかとに力が入ってしまい、ズキリと大きく痛みが走る。

 瞬間踏ん張る力を失ってしまったアスピスは、抵抗することができなくなってしまい、ひっぱられるままずるずると広間の端の、廊下へ続く出口のある方へと連れて行かれる。

(このままじゃ、絶対やばい)

 エルンストは、助けることはできないと言っていた。

 それはそうだろう。六剣士として、六聖人の警護があるのだ。

 ならば自力でなんとかしなければならないと、廊下までもうすぐというところまで連れてこられる中、必死に打開策を模索する。

(まさかここで精霊術ぶっぱなす訳にいかないし)

 かといって。

(アネモスを召喚するという訳にもいかないだろう)

 そうなると

 廊下はもう、目の前である。そこへ連れ出されたら、そこからはきっと、後は相手の思うままであろう。

 それだけは絶対に避けたいと思いつつ、出口に差し掛かろうとしていた。

(もう、だめなの?)

 そう思い、泣きそうになるのをぐっと耐えつつ。自分の運命って。と、半分嘆く気分でいたら、背後から声がかかった。

「私の客人を、どこへつれていくつもりかしら?」

 現れたのは、アンリールであった。

「カサドール、彼女歩けなくなっているみたいだから、抱いてあげてくれる」

「それだったら、エルンストを呼んでやれ。さっきから、イライラしてこっちを見ていたからな」

「あら、そうなの。助けることなんてできないんだぞって、何度も脅していたのに」

 アンリールの台詞に、カサドールが苦笑を零す。

「それは、立場上言わなければならない台詞だ。俺も同じ立場だったら、同じことを言うさ」

「男って、つまらないわ。無駄に意地張っちゃって」

「意地って言うより、役目上だろ。俺たちは、六剣士であることが大前提なんだ」

 困ったやつだと言いたげに、アンリールを見つめるカサドールの瞳は優しく。2人が仲睦まじいのがよく分かる。

 それはいいのだ。いいのだが。

 強制的にアンリールとカサドールのやり取りの見物客となった、男たち。それと、それに引っ張られているアスピスは、発する言葉を失っていた。

 ただ、そんな中でも分かったことは、男たちの目からさっきまでの危険な色が消えていたということだろうか。

 六聖人に六剣士。更には、カサドールは六大貴族のひとつエフィリス公爵家の本家筋の者なのである。

 伯爵だと威張った男たちにとって、爵位はかなり重要な存在らしく、気分はすでに脱兎しているようなものであった。それを意味するよう、アスピスを掴む手からは完全に力が抜けていた。

「カサドールは、ちょっとこのままここにいて。フォルトゥーナとエルンストを呼んでくるから」

「わかった。だが、あまり子供を使って遊んだりするなよ。泣き出しそうだぞ」

「それは反省しているわ。まさか、こんな罠があるなんて思わなかったんだもの。アスピスってば、ちょっとキレイすぎたわね」

「本当に反省しているのか?」

「だって、本当のことだもの。アスピスの将来が、とても楽しみだわ。たくさんの男の人が泣かされるわよ」

 それじゃあ、ちょっと行ってくるわね。と、アンリールが立ち去ると。カサドールがこちらに意識を向けてきた。

「エルンストが来る前に、お前らは消えておけ。殴られるくらいで済めばいいが、今は帯剣しているからな。(黄)の剣が飛び出してこないとは、言い切る自信が俺にはないぞ」

 ゆっくりと、淡々と、男たちに向けて語るカサドールからは、恐ろしい気迫は感じられないものの、底知れぬものが感じられ、男たちは慌てるようにして廊下の奥の方へと走って行ってしまった。

 途端に、アスピスはその場に崩れるように腰を落とす。

「エルンストが止めたらしいが、アンリールたちのお遊びのせいで、怖い思いをさせてしまったな。すまなかった」

「え? あ、いえ……」

「女性をむやみに抱いては、悪いうわさが立ってしまうからな。申し訳ないが、エルンストを今、アンリールが呼びに行っている。それまでもう少しそのままで我慢してくれ」

 エルンストより4つほど年が上となるカサドールが落ち着いて見えるのは、年齢のせいなのか。性格のせいなのか。

 レイスとは異なる穏やかさで、どこか相手を包み込む広さを感じさせるカサドールに語り掛けられ、アスピスはようやく安心できた気がした。

 そして、これで本当にもう大丈夫なのだと思い、ホッとした途端、涙がぽろぽろと零れ落ちてきてしまう。

「ごめんなさい」

「お前が悪いんじゃない。怖くて当然だったんだ、謝る必要なんてないさ」

 そう言いながら、抱き上げるのは駄目でも、頭を撫でるのは許容範囲内らしく、カサドールが頭をゆっくりなでてくれる。

 そんな中、息を切らしたエルンストが姿を現した。

「だから、言っただろうが!」

「彼女に当たっても意味ないだろう。被害者なんだから。怒るなら、アンリールやフォルトゥーナにしておけ。と言っても、2人も深く反省しているようだがな」

 泣いているアスピスを見て、しゅんと気落ちしている、アンリールとフォルトゥーナの方を指し示しながら、カサドールはエルンストへのんびり告げる。

「まぁ。せめてものわびと言ってはなんだが、個室に彼女ひとり置いておくわけにもいかないだろうから、エルンストが付いていてやれ。フォルトゥーナの護衛も俺が引き受けてやるから。それで、今回は2人のことは許してやってくれ」

 なんだかんだと、アンリールに甘いらしいカサドールの提案に、エルンストは渋々ながらも乗ることにしたらしい。返事をする前に、アスピスを抱き上げる。

「それじゃあ、フォルトゥーナのことも頼んだぞ」

「あぁ。ただし、忠告だが、今回のことが城内の女たちの口に上るのは避けられないと思え」

「わかってるよ、んなことは」

 覚悟しておけよ。と、言外で伝えてくるカサドールにさっさと背を向けたエルンストは、空いてる小部屋の中へアスピスを抱いたまま入って行った。



「ねぇ、ここって休憩所?」

「それも兼ねているが、一晩の男女の交流場所にも利用されているところだ」

「交流……ねぇ」

 ふーん。とうなずきながら、ヒールを脱いだ脚をエルンストに預けるようにして、ソファーに寝そべっているアスピスは含みある呟きを洩らしてみせた。

 瞬間、エルンストが軽く額を抑えてみせる。

「お前の理解の範疇が、まったくわからねぇ」

「なにが?」

「なんでもねぇよ。こっちのことだ」

 エルンストはそう言うと、ごまかすように呟いた。

「それより、脚をバタバタさせるんじゃねーよ。ドレスがめくれるだろ」

「いいじゃん。普段、膝丈のスカートなんだし」

「そういう問題じゃねーだろ」

 膝のあたりまでめくれ上がる度に、ドレスを直すエルンストを、アスピスは呆れた思いで見つめてしまう。

「そんなこといちいち気にしなくていーのに。案外細かいとこあるんだね」

「だから、そういう問題じゃねーんだよ」

 悪戯心が湧き上がり、更に足をバタバタさせてみせると、エルンストが半分怒ったように告げてきた。

「じゃあ。なにが問題なの?」

「そーいうところが、ガキだってんだよ。つーか、大人なら人前で寝転がって脚をバタバタさせたりしたり、ドレスがめくれて平気でいたりしねーっつうの」

「うるさいなぁ。どうせ、子供ですよ」

 悪かったわね。と、嫌がらせに更に脚をばたつかせる。

「アスピス、いい加減にしろ」

「えー」

「だから、下着が見えるんだよ。分かれよ、そんくらい」

「いつも、そんなの気にしないくせに。ていうか、温泉で水着姿みても平気でいたじゃん」

「あれは、そういうもんだからだろ。つーか、今の自分の姿が俺にどう見えてるかわかってねぇだろ」

「えー。そうかもだけど。でも、フォルトゥーナの水着姿にも全然動じなかったでしょ」

 ちょっと下着が覗けたって、たいしたことないじゃん。と、アスピスが不貞腐れていたら、機嫌を直せというようにエルンストが「これでも飲んでろ」とアスピスにジュースの入ったコップを手渡してきた。

「ありがとう」

 アスピスは一応お礼を言いながら、カップを受け取ると、ジュースを口にする。

 瞬間、顔がカーッと熱くなり、アスピスの顔が真っ赤になっていった。

「これ、お酒ッ!」

「は? つか、悪りぃ」

 慌てて、エルンストはピッチャーに入った水をグラスに注ぎ、今度は自ら一口飲んで中身を確認してから、アスピスに手渡す。

「ぽかぽかふわふわくらくらするー」

「とにかく、水を飲め」

「はーい」

「ったく。中身はそのままってことか」

 酔っ払いとなってしまったアスピスの面倒を見ながら、エルンストは自分たちのことは棚に上げ、アスピスにお酒を飲ませたことを咎められるだろう今後のことに思いを馳せて、頭が痛くなっていた。

誤字脱字多発中。少しずつ直していきます。すみません。

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