出会い
一人の少女を一人の大人が徐々に変えていくストーリー
世にいう真面目で、地味な私は学校で頼まれた資料を作り終えて、帰宅しようと校門をあとにした。
6時だというのに、外はもう真っ暗だ
肌を突き刺すような2月の冷たい風に帰る足も早まる。
近道をしようと考え、いつもと違う道で曲がると知らない道へ来てしまった。
今更戻るのも面倒だし、きっと進んでれば知ってる道へ出るはず、、、
そんな事を考えていたら、前からフラフラと歩いてきたまだ若いスーツの男がいた。
怖くなって逃げようと来た方向へと体の向きを変えた時、後ろから抱き着かれてしまった。
叫んで助けを呼ぼうとした瞬間、男が
「お願いだ、もう少しこのままでいさせてくれ、、、」
今にも泣きそうな、まるで心をどこかに置いてきてしまったような、声にならない声で囁いた。
私はなぜか足がそこから一歩も踏み出せなかった。
初めて小説というものを書きました。
文章も成り立っていないかもしれませんが、ずっと頭の片隅にあった、書きたかったものなので自己満足ではありますが、読んでいただければ、うれしく思います。
少しずつ、連載シテいこうと思っています。
よろしくお願いします