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32話 翌日自宅にて 21


 頑張っている方を応援したくなるのは人として間違っていないはず。

 もちろん平々凡々な私にできるコトなんて限られているのは自分が一番分かっているというもので。

 だからこそ‘できることなら’なんだし…。

 ……変なことは言ってませんよね?


 首を傾げる私に、

『---,----------,-------------------』

「実はどうやら、佐伯様に対しては、殿下の‘症状’が出ないようなのでございます」

と、またまたハンカチを目元にあてたセパシウスさん。

 声も随分涙声なのに、しっかり聞き取っているユーリくんがさすがです。……という感心はちょっと脇に置いておいて。

「あの~、念のためにお聞きしたいのですが、私のことを男性と思っているワケではないんですよね?」

 一応確認させていただきました。

「はぁ?何言ってるんだ、おまえ」

 どんなに呆れられても、これだけは確認しておかなければいけないのですよ、祥くん!重要なんです、絶対に譲れないポイントなのです!!

『…------.--------------,---------,--------------』

「勿論でございます。佐伯様が女性であられるからこそ、ぜひご協力いただきたく、まかりこした次第でございます」

 それを聞いて安心しました。

 

「……それで、具体的には何をしたらよろしいんでしょうか?私なんかができることと言っても、たかが知れていると思いますけど」

 安心したところで次に気になる点を尋ねる(え?寧ろこっちが本題?)。


 私の問いに、

『---……』

ここぞとばかりに身を乗り出し話し出そうとしたセパシウスさんを公子サマが右手で制し、

『~~~~~~~~~~~~~~』

「どうか私の友人となってください」

とのたまわれた。


「友人……ですか?」

 更に首を傾げる私。

 公子サマと友人……ちょっと想像がつきません。

 自慢じゃありませんが、‘友人’と言えば女性ばかり。男性で‘友人’と呼べる存在は居なかったりします(‘彼氏いない歴=年齢’は伊達じゃありません)。

 地元に小中学生の時のクラスメートの男子も勿論いるけれど、せいぜい会った時に挨拶するくらい。しかも田舎で校区が広いし地元を離れているコも多いから、滅多に出くわしません――と言うか、滅多に会わなくて顔見ても誰だかわからない人もいます(お恥ずかしい話ですけど…)。

 祥くんや慶くんは親戚兼幼馴染みなので、あまり参考にはなりませんし(遠慮無い言動は物心ついた頃からのお付き合いあってこそですからね)。


「ちなみに、友人と言うとどうすれば良いのでしょうか?」

 分からないことは聞いてみるのが一番!――ということで、‘にこにこ’スマイルに戻った(?)公子サマに聞いてみました。


 

 


 GWで頑張りたいと言いつつ実行できなかった自分に鬱です。


 次で一応‘翌日自宅’パートは終了(の予定)です。


 ………たぶん(汗)



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