塩害の話
その男はどこからどう見ても警官だった。この世界にも警官らしい警官がいるんだな⋯⋯って、すき家がまんますき家なんだから驚くことでもないか。
\( ´・ω・`)┐事件ですか? 事故ですか?
今聞くんだ。
「実はヒソヒソヒソヒソ、ヒソヒソガリガリ」
なんかチクってる⋯⋯
\( ´・ω・`)┐あなた、鼻くそ捨てたんですか?
「え、覚えてない⋯⋯捨てたかも」
\( ´・ω・`)┐ポイ捨ては犯罪ですよ!
「確かに! ごめんなさい! ⋯⋯でも、ほじった鼻くそは今後どうすればいいんです?」
\( ´・ω・`)┐食べてください
「キモ!」
\( ´・ω・`)┐いやあの、真面目に
「え」
\( ´・ω・`)┐鼻くそって塩分ありますよね
「はい」
\( ´・ω・`)┐塩分が森の植物にとって毒だというのは知っていますよね
「はい」
\( ´・ω・`)┐あなたみたいな人が沢山いたらどうなると思います? 森が死ぬんですよ!
「そんなに!?」
\( ´・ω・`)┐そんなに。
「ごめんなさい」
\( ´・ω・`)┐あやまれてえらいね
「ありがとうございます」
\( ´・ω・`)┐じゃあね
「ばいばい」
「改心したようガリね。これからはちゃんとほじった鼻くそは捨てずに食べるガリよ」
「やだよそんなの」
「話が違うガリ!」
「でも安心して。ジジイに食べさせるから」
「ジジイって、その方がどなたか知ってて言ってるガリか!?」
「え? 知らん。誰? なんか長老らしいってのはなんとなく聞いたけど?」
「ワシのことなどどうでもよい。お前は魔王を倒すのじゃ。その為ならばお前の鼻くそを食らおう」
「どうでもよくないガリよ!」
「そうだよ、気になるから言えよ」
「ワシのことなどどうでもよい。お前は魔王を倒すのじゃ」
「ふざけてる?」
「長老、こんな奴に舐められっぱなしでいいガリか!?」
「別に舐めてないけど、早く教えてよ」
「ワシのことなどどうでもよい。お前は魔王を倒すのじゃ」
「ワシのことなどどうでもよい。お前は魔王を倒すのじゃbotになっちゃった」
「じゃあもう俺様から言っちゃうガリよ?」
一人称俺様なんだ。ガリガリなのに。
「このお方はこの世界の長老様ガリよ! 世界一偉いお方ガリ!」
「それほんと?」
「ほんとガリよ」
「さっき道端でチンコ出してたよ?」
「それが何か? ガリ」
「語尾じゃないならなんなんだよそれ」
「おちんちんの何がいけないガリか?」
「いけないと思ってないんなら何でズボン履いてるの?」
「寒いから」ガリ
「ガリがはみ出た!?」
「ガ〜リリガリリ♫ガリガリの〜♫」
「急にどうした?」
「先祖代々伝わる子守唄ガリよ」
「誰に歌ってるの?」
「お前」
「えっ」
「お前」
「語尾ふざけてるやつの急な『お前』こわ!」
「俺様思うガリよ」
「また話変わった?」
「フーとハーの温度が同じって話、信じてない」
「なんの話?」
「吐く息の話」
「あーね、それは俺も信じてないわ」
「ワシも」
「「「あっはっはっはっはっは!」」」
バトル開始!!!!!!!!




