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キモ異世界転生 〜立ちションかと思ったら、ちんちんでラーメンを啜ってる人でした〜  作者: 七宝


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神パワー発動

 さて、情報を整理しよう。神の話だと神様が殺されたのは約9億年前。狂気は刃物。神様は吉野家派だった。


 ここで怪しいのがすき家だが、実在企業を殺人犯にするなんてさすがに常識がなさすぎるので、その線は薄いだろう。


 ていうか、9億年以上前からすき家あるんだ。吉野家も松屋も。俺が元いた世界では9億年もやっていなかったはずだ。


「何考えてるんですか?」


「事件のことだよ。それ以外ないだろ。流れで考えれば分かるだろ」


「当たり強くないですか?」


「事件のこと何も分かってない上に神様パシらせてたヤツになんてどんな態度取ってもいいだろ」


「そんな⋯⋯」


「で、コーラとポテチ買ってくる人がいなくなってからはどうしてたんですか?」


「神パワーで目の前に生み出してました」


「そんなこと出来るなら上司にやらせるなよ」


「神パワーで生み出したポテチより神様に買いに行かせたやつのほうが美味しいんですよ」


「神って人格者じゃなくてもなれるんだな」


「そんなこと言ったら社長は全部一人で仕事しなきゃなんなくなりますよ」


「ならないよ?」


「なるよ」


「なるのか⋯⋯?」


「なる。絶対なる」


「そこまで言うのなら⋯⋯はい」


「勝った」


「別に勝ち負けでやってませんけど⋯⋯」


「負け惜しみ?」


「勝ち負けでやってねえつってんだろが!」


「ハイハイごめんごめん(笑)」


「!?」


「まあ落ち着きなって(笑)」


「殺すぞ!」


「ひいっ! もしかして神様を殺したのもあなたですか? こんな怖いこと言うなんて⋯⋯ひええ」


「なんでそんなふうなの?」


「えっ」


「なんでそんなふうなの? 自分で嫌な人間だと思わない?」


「人間じゃなくて神ですけど」


「はぁ⋯⋯」


「え、もしかして怒っちゃいました?」


「おちょくってます?」


「焦ってます」


「焦ってんの!?」


「怒らせちゃったかなって」


「煽られてるんかと思った」


「で、殺神犯のことなんですが」


「頑なに様はつけないんだ」


「手がかりが見つかりました!」


「なんで!? 普通そういうのって1回別れてから何かしらあって、次会った時にやるやつじゃない!?」


「そうじゃないこともあるってことですね」


「納得いかないけど突っ込むのめんどいからもういいや、好きにやって」


「実は今私、分身してお風呂の中を探ってたんですよ」


「そんなこと出来るんだ」


「神パワーです。なんでも出来ます」


「じゃあ神パワーで一気に犯人突き止めてよ」


「そんなのつまんないじゃん!」


「じゃあ出来るは出来るってことですか?」


「うん」


「やれよ! 神様の無念晴らせよ!」


「もう死後9億年経ってるんで無念とかないと思いますよ」


「そういえば神様は転生とかしないんですか?」


「しませんよ」


「じゃあどうなるんです?」


「ただただ臭い場所にいるはずです」


「なんで?」


「そこまでは知りません。私も聞いただけなので」


「誰から?」


「神様です」


「で、手がかりっていうのは?」


「ダイイングメッセージです!」


「ダイイングメッセージ! すごい!」


「お風呂の底に神の言語で『強すぎ 勝てん』と書いてありました」


「ダイイングメッセージなのか⋯⋯?」


「ダイイングメッセージでしょ! これまで神様より強い生物なんて現れたことありませんでしたからね!」


「これまでの『これ』が9億年前なのこの件だけよね」


「いちいちそういうの拾ってたら一生進まないので、無視します」


「はい、無視してください。うんちのパニーニ」


「それにしても、神様より強い生物⋯⋯いるはずないんだけどなぁ⋯⋯てことは新キャラなのか?」


「新キャラ?」


「もしくは、力を隠していたか⋯⋯」


「チカラ?」


「あなたはなにか思い当たることはありませんか?」


「あなた?」


「無視するとは言いましたけど、ふざけ倒していいとは言ってませんよ」


「スペイン村拓也。通称スペタク」


「話通じなくなったらこの連載終わりますよ?」


「元の世界で俺を操ってたヤツ怪しくないですか?」


「強いんですか?」


「知りませんよ。でも本人に悟られることなく人を操るなんて、人智を超えた頭脳が無いと不可能じゃないですか?」


「確かに、一理ありますね」


「え? 百理ぐらいない?」


「ない。あっても三理」


「厳しい」


「それにしても、神様が頭脳戦で負けたとは⋯⋯」


「まだ推理の段階ですけどね」


「強すぎってムキムキの話かと思ってた」


「ムキムキかもしれませんよ?」


「え? でも頭脳が」


「ムキムキで頭も切れるのかもしれませんよ?」


「いや、そんなキャラいないでしょ。頭いいキャラはガリガリって相場が決まってるんですよ」


「ハルクとかいるでしょ」


「え? でも緑じゃん」


「緑だとなんなの?」


「シュレックみたいじゃん」


「俺はそう思ったことないけど、仮にシュレックみたいだとして、それでハルクがムキムキの賢者じゃないってことにはならないよね?」


「なる」


「ならんわ! アホ!」


「いや、なるで。計算してみ」


「何の計算?」


「ほら、電卓貸したるから」


「電卓で何を⋯⋯」


「18782+18782=37564!」


「小学生のやつじゃん」


「そんなことより早く犯人探しましょうよ」


「早く見つけたいなら神パワー使えよ」


「神パワー発動!」

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