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キモ異世界転生 〜立ちションかと思ったら、ちんちんでラーメンを啜ってる人でした〜  作者: 七宝


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15/22

自殺('ω'乂)ダメー

 1人の男が散歩していた。


「ん? あれは⋯⋯」


 遠くの方に、異様な気配を感じた。目を凝らして見てみると、そこには人の胴体が倒れていた。その体は半分溶けており、ハエがたかりまくっていた。


「うわあああああああああ!!!」


 男は叫んだ。尻もちをついた。しっこを漏らした。


「なんだ!?」

「どうしたどうした!」

「なんかあったか!」

「人死にか?」

「はやく死体を見せろー!」


 男の叫び声を聞き、人が集まってきた。中にはスマホを構えている者もいる。


「あなたは救急車を持ってきてください! あなたはAEDを作ってください! あなたとあなたは、そこに並んで壁を呼んでください!」


 男が指示を出す。


 ドロドロの衣服を破り、野次馬が作ったAEDのパッドを貼りつけていく。


「これハンペンじゃねぇか⋯⋯?」


「これしかなかったんだ! 仕方ないだろ!」


「確かに!」


 男はそのまま続行した。ハンペンまみれの胴体に、電気を流す。


『心臓マッサージをしてくだちい』


「アイアイサー!」


 AEDの指示通りに動く。


「救急隊はまだ来ないのか!」


「来ないです!」


 それからも救急隊が来ることはなく、6時間半が過ぎた。


 と思ったらすぐ10時間。焦ってる時って時間過ぎるの速いからね〜。





「あなた、自殺なんてしちゃダメじゃないですか」


「そんなこと言ったってしょうがないじゃないか。世界一キモいって言われたんだぞ」


「はぁ⋯⋯まったく、あなたって人は」


「さ、次はどこに転生させてくれるんだい!」


「それがですね、実は⋯⋯」

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