第七話 その後の教室で
時間が経って教室に行くと、すでにみんなが登校していて、朝とは違う、にぎやかな雰囲気になっていた。
そんな中、自分の席につくと、友人が声をかけてきた。
「おはよ~」
「おはよ」
「お前、なんかあっただろ」
「やっぱ顔に出てた?」
「おう! 何年友達やってると思ってんだ!」
そう自信満々に言う友人に、僕は笑いながら返した。
「残念! 今日は何もねーよ」
――嘘だ。図書室に行く前の出来事はあったけど、友人には迷惑をかけられない……。
「くっそ~、なんかあると思ったのに」
「まぁ、なんかあったら頼るから。そのときはよろしくな!」
「おう!!」
そう言って笑い合っていると、友人が急に話題を変えてきた。
「そういえば今日の部活って、何やるんだっけ?」
「今日は部活動説明会があるし、軽く部活紹介したあとに体験会する予定だったはず」
「さっすが部長、よくわかっていらっしゃる!」
「なんと、その部長は生徒会の仕事があるので、いませんがね」
「そういや部活動説明会って、生徒会の管轄か」
「そうなんだよ~。迷子の誘導とかしなきゃいけないから、時間が空いたら部活にも顔出すけど」
「了解!!」
そんな話をしていると――
「お前ら、席つけ~!!」
と担任が教室に入ってきたので、僕たちは話を切り上げて自分の席に戻った。




