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君がいた普通の日々  作者: Science8
第一章 4月:新学期が始まって

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第三話 カラオケにて

カラオケで歌っているとき、少し気になっていたことをふと思い出し、僕はマイクを置いて友人に聞いてみた。


「星影さんって、どんな人だったの?」


功介は少し驚いたような顔をして、聞き返す。


「お前、気になるのか?」


「まぁ……少しだけな」


彼は困ったように眉を寄せながら、少し考えてから答えた。


「俺も同じクラスだったってだけで、詳しいことはよく知らん。見た感じ、いつもマスクしてて物静かな子だったな」

「あと、学校でも言ったけど、夏休み前くらいまでは毎日来てたけど、そのあとからはあんまり見かけなくなった」


「へぇ、そうか」


僕は感情のこもらない、軽い声でそう返した。


「お前、聞いてきた割に反応薄くね?」


「すまん、ちょっと考え事してたわ」


「お前って、たまにむっちゃ悩んでることあるよな」


「マジで?顔に出てた?」


「出てた出てた。お前、めっちゃ顔に出るタイプだぞ」


「マジかよ……」


功介は笑いながらマイクを手に取り、言った。


「まぁいいや。今日はそんな悩みなんて忘れて、歌い尽くそーぜ!」


「そだな!」


そう言って二人はまたマイクを取り、思いきり歌い始めた。

気づけば、外はすっかり夜の色に染まっていた。

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