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君がいた普通の日々  作者: Science8
第一章 4月:新学期が始まって

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第九話 帰り道で...

「今日はお疲れ~」

「お疲れ様です!!」


僕たちは部活動説明会を終えて、生徒会室に集まっていた。


「おーい、ミーティングするぞ~」

と会長が声をかけ、ミーティングが始まった。


今日の反省や、次の会議の予定などを話し合ったあと、

「今日はみんなお疲れ様!」

「ありがとうございました!」

「ありがとうございました~」


そう言って僕は生徒会室を出た。


帰り道、僕は朝のことを思い返していた。


―やっぱり、あれっていじめだよな……。


朝の件だけでなく、放課後や昼休み、授業中など――いろいろな場面に心当たりがあった。


―見過ごすのは、やっぱりよくないよな……。


そんなことを考えているうちに、気づけば最寄り駅を通り過ぎていた。


「やばっ!」


慌てて電車を降り、反対側のホームへ向かって乗り換える。


そのとき、ふと視線の先に同じ制服の子がいるのが目に入った。


―あれ? 同じ学校の子だ。


この電車が来た方向には、特に遊ぶ施設もなく、普通ならわざわざ行くような場所じゃない。


―どこかで見たことある気がするんだけどな……。


思い出そうとしても、どうしても名前が出てこなかった。


そうこうしているうちに、僕は最寄り駅に着き、電車を降りて家の方向へと歩き出した。

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