表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
退魔師だけど悪魔になりました (AI小説)  作者: 南蛇井


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

93/108

第93話 「私だって、“本気”になっていいんだよね?」

◆Aパート:仮面のヒロイン・真昼の素顔

放課後、教室。誰もいない夕暮れ。


真昼(……わたし、ずっと“軽い子”に見せてきた。

ふざけて、笑って、わかりやすくアピールして、でも――)


窓辺で夕日に照らされる彼女。

手に握られたスマホには、下書き保存された「ユウトへの告白文」。


真昼(……本当は、“ふざけてばっかの子”なんかじゃないよ。

誰よりも臆病で、誰よりも真剣で……でも、“傷つくのが怖かった”だけ)


一歩踏み出したい――けれど怖い。

そんな自分を、夕日がそっと照らす。


◆Bパート:イオリの告白未遂を目撃してしまって

真昼は校舎裏を歩く途中、偶然イオリとユウトの会話の一部を聞いてしまう。

「“好き”なのかもしれません、私」――


驚いて、立ち止まる真昼。手が震える。


真昼……イオリちゃん……


一瞬、視線を落とし、俯く。


真昼(そっか……。やっぱり、もう……遅かったのかな)


だが――そのまま引き返すかに見えて、彼女は足を止め、振り返る。


真昼(……違う。

あの子は“頭がいい”けど、

わたしは“気持ちでぶつかる”って決めたんだ)


息を吸って、心に言い聞かせる。


真昼(今度こそ、ちゃんと“好き”って伝える。ふざけてない私で――)


◆Cパート:真昼、覚悟を決める

翌日。文化祭前の準備が進む学校。


真昼はユウトを呼び出し、人気のない図書準備室へ。


ユウト「ここ……誰もいないな。どうしたの、真昼?」


真昼「ねぇユウトくん……」

(微笑まず、真正面から)


真昼「わたし、これまで“ふざけてばっか”だったけど、

今日は“真剣”に言うから、笑わないでね」


ユウトが驚く。

真昼の瞳には、冗談の色が一切ない。


真昼「好き。……好きなの。

ずっと前から、気づいてたけど……怖くて、逃げてただけだった」


息を詰める一瞬。

だが真昼は、視線を逸らさず、真正面から彼を見つめる。


真昼「だから、お願い。

今度はわたしのこと、“ちゃんと見て”」


◆Dパート:不穏な余韻

告白の返事をしようとするユウト――

だが、その瞬間、視界が揺れる。


ユウト「っ……なんだ……!? 頭が……」


後頭部に“黒い囁き”のような違和感。

微かにすみれの気配――


??「まだ、“私”を忘れないで……」


ユウトが顔を上げると、真昼の表情が曇っていた。


真昼「ユウトくん……大丈夫? いま……泣きそうな顔してた」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ