第64話 「すみれ、開幕即“告白未満”の猛アタック!」
◆文化祭、開会式後――
(ステージ前は賑やか。ヒロインたちはそれぞれクラスの出し物へ)
(ユウトは、少し遅れて校舎裏から戻ってくる)
ユウト(……やばい、昨日の“デート”のせいで、すみれの顔まともに見れねぇ)
(そこへ颯爽と現れる、すみれ。青空と同じくらい爽やかな笑顔)
すみれ「ユウトくん、ちょうどよかった!」
ユウト「す、すみれ……?」
すみれ「はいこれ。文化祭マップ。
……あ、あと、**“ふたり用特別プラン”**組んできたの。今朝!」
ユウト「……えっ?」
◆すみれの“恋の文化祭ツアー”開幕!
(ルートに沿って次々連れ回されるユウト)
・占い部屋 → ふたりで手相占い
・メイド喫茶 → なぜか「カップル席」に案内される
・お化け屋敷 → すみれ、まさかの腕組み(自然)
・フォトブース → 「記念に撮ろっか?ふたりで」
(すみれは終始、笑顔で自然体。だけど言葉の節々が妙に“意味深”)
すみれ「ねえ、ユウトくん。
“楽しい”って思った? 誰かと一緒に過ごすこの時間――」
ユウト「……そりゃ、楽しいけど」
すみれ「じゃあ、もっと“特別”になったらどうする?」
(その瞬間、正面から顔を覗き込まれ、ユウトは思わず言葉を詰まらせる)
◆一方、他ヒロインたちも動き始める
◆イオリ(委員長+科学部)
イオリ「……すみれ、先手を打ったわね。
なら、私も理論を捨てて行動すべき、ということね」
(冷静な顔で恋愛戦略表を握りつぶす)
◆真昼(演劇部)
真昼「……ふふっ。文化祭って、“舞台”にはぴったりじゃない?」
(着替え室で、まさかのプリンセス衣装に身を包む)
◆ユキ(図書室案内係)
ユキ「……今日だけは、私も“狙い”に行くよ」
(手に持っていた本:『文化祭で彼の心をつかむ101の方法』)
◆そしてすみれは最後に…
(人混みを避けて、校舎裏にふたりきり)
すみれ「今日一日、すっごく楽しかった。……けど、それって私だけかな?」
(ユウトが戸惑っていると、すみれが一歩近づいて)
すみれ「ユウトくん、
“一番”になっちゃ、ダメ?」
(その瞳に、少しだけ――何か、熱を帯びた輝き)




