表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
退魔師だけど悪魔になりました (AI小説)  作者: 南蛇井


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

63/108

第63話 「優しい略奪者、すみれ」

◆文化祭前日・校舎裏にて

(陽射しの下、風がそよぐ午後。ユウトは一人、準備を抜け出している)


ユウト「……はあ、やばいな。

最近、誰か一人と話すだけで視線が刺さる気がする」


(そこにすっと、すみれが現れる。変わらぬ爽やかな笑顔)


すみれ「逃げた?」


ユウト「サボった、が正解かな」


すみれ「じゃあ、罰を与えようか」


(そう言って、制服の袖をくいっと引っ張る)


すみれ「――私と、今からデートして?」


◆すみれと秘密の“おためしデート”

(人気のない購買前、空き教室、非常階段…)


(どこへ行っても、誰にも邪魔されないように、

まるで“仕組まれていたかのように”静かだ)


すみれ「文化祭って、きっと誰かが誰かを誘うための口実でしょ?

だったら本番前に、“予行練習”くらい、しておいて損はないよね?」


ユウト「……すみれ、今日はなんか雰囲気が……」


(すみれ、足を止めて、ユウトをまっすぐ見つめる)


すみれ「――お願い。今日だけは、私のこと、ちゃんと見て。

“誰かの一番”になる練習、したいの」


(その声は優しくて、でもどこか切実で――)


◆その夜、ヒロインたちの“不穏察知”

◆イオリ

(資料室で読書をしながら)


イオリ「……気配が、変わった。

この不安定な感情の膨張――すみれ。まさか」


(ページを閉じ、すっと立ち上がる)


イオリ「私が先に気づいてしまったのなら、手を打つべき」


◆真昼

(自室でスマホを眺め、ふと気づく)


真昼「ユウトくん、今日……誰とも話してなかったのに、帰りが遅い」


(表情が険しくなり、思わず立ち上がる)


真昼「まさか……!?」


◆ユキ

(ぽやっとした顔のまま、ペンを止めて)


ユキ「んー……すみれちゃん、今日の放課後、なんか……」


(ペンの先を口元に当てながら、微妙に目が鋭くなる)


ユキ「もしかして……フライング、しちゃった?」


◆そしてすみれは決意する

(その夜、部屋。鏡に向かって微笑みながら)


すみれ「もう、“譲る”理由なんて、どこにもないんだよ」


「私はちゃんと恋をした。だから、奪いにいくのは――当然のこと」


(その瞳に、うっすら赤の煌めきが浮かぶ)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ