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退魔師だけど悪魔になりました (AI小説)  作者: 南蛇井


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53/108

第53話 「彼氏体験:イオリ編 ~完璧戦略ד好意”の融合実験~」

◆ 09:30 待ち合わせ前・作戦タイム

イオリ(内心)「本日のデート行動計画、想定変数は天候、気温、ユウトの心理状態……すべて網羅済み」


(スマホにびっしり打ち込まれた“恋愛戦略フォルダ”)


イオリ「この実験の目的は、“感情的選択がいかに論理を凌駕しうるか”の観察。

……つまるところ、私の感情が暴走しない限り、完璧なデートになるはず――」


◆ 10:00 待ち合わせ場所

イオリ「おはよう、ユウト。時間通りね。遅刻の確率が6%だったけど、優秀な結果だわ」


ユウト「……朝から圧がすごい」


イオリ「まずは駅前のブックカフェへ。読書時間を20分、その後にクロワッサン。予定通りよ」


(デートなのに“タイムテーブル管理”がカンペキ)


◆ 11:00 ブックカフェ

イオリ「……ユウト、集中できてる?」


ユウト「まぁ、読んでるけど。イオリこそ、集中してないっぽいぞ」


(なぜか、彼のページをこっそりのぞき込んでいる)


イオリ「……だって。君が何を読んでるのか、気になるじゃない」


(言った瞬間、自分で気づく)


イオリ(内心)「……予定外の感情反応。これは、まずい」


◆ 12:30 ランチ中、トーク分析

イオリ「はい、この“恋愛診断カード”。五択で答えて」


ユウト「また実験?」


イオリ「これは“相性診断”よ。冗談っぽく言えば……私たち、相性いいか、確かめたくて」


(ユウトの答えに、一喜一憂する自分に驚き始めている)


イオリ(内心)「こんなに、感情値が動くなんて――」


◆ 15:00 街中の雑貨店

イオリ「このキーホルダー……ユウトに似合いそう」


ユウト「イオリが俺の趣味を“予測”するのか」


イオリ「……予測じゃない。“贈りたい”と思っただけ」


(その言葉に、自分でも息をのむ。想定外の言葉。論理で導いたものじゃない)


◆ 17:30 別れ際の交差点

イオリ「今日のデート、“計画通り”だった」


ユウト「……そうか?」


イオリ「でも、途中から。私は、予定表を開かなくなった。

それより君の表情ばかり、見ていたから――」


(静かに、でも強く彼の目を見る)


イオリ「……だから、これはもう“実験”じゃないわ。

……ユウト、私はあなたが好きよ。たぶん、かなり本気で」

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