第48話 「彼氏体験:アリサ編 〜バカだけど全力の“好き”をぶつけたい日〜」
◆ 朝:待ち合わせ前から大騒ぎ
ユウト(心の声)「朝10時の待ち合わせに、なぜか朝7時にLINEがきた……」
アリサ《なあ!!今日って、どんな服が“彼女っぽい”と思う!?!?(既読無視すんな)》
アリサ《……おい、寝てんのか!?》
◆ 10時:合流した瞬間――
アリサ「……は? なんでお前、いつも通りの顔してんの? 今日、私がお前の“彼女”なんだが?」
(とにかくテンションが高い。照れを殴って隠すタイプ)
アリサ「つーかさ、手ぇ繋がねーの? デートってそういうもんだろ!?」
ユウト「わ、わかったって……!」
◆ 午前:ゲームセンター&勝負三昧!
アリサ「おいっ! あのUFOキャッチャー取れなかったら、罰ゲームな!
あたしに、あーんさせろよな!!」
ユウト(心の声)「いや罰ゲームなのかそれは……」
(勝負→勝負→勝負。基本は全部“勝っても負けてもイチャつける仕様”)
◆ 昼:ファストフード店にて
アリサ「……こういうとこってさ、普通の彼氏彼女って、どんな話すんだ?」
ユウト「さあ。好きな映画とか、将来のこととか?」
アリサ「将来……」
(ちょっとだけ黙って、ポテトをつまんで)
アリサ「……お前と一緒なら、何してもバカ笑いして過ごしてそうだな。いい意味でな」
◆ 夕方:夕焼けの帰り道
アリサ「……楽しかった。
でもさ、今日のことって、嘘なんだよな。彼氏ごっこ、だもんな」
(急に真顔になるアリサ)
アリサ「だけど――“今日の記憶が、忘れられなくなったらどうすんだよ、ユウト”」
◆ エピローグ
アリサ「なーんてな! バーカ! ドキドキした!? お前、ちょっとドキッとしたろ!?」
(けれど――去り際、背中でつぶやくように)
「……忘れんなよ。今日の“あたし”は、全部ホンキだったから」




