第43話 「今日の私は……攻めにいくって、決めたから」 ――真昼、秘密の第二波。
◆ 日曜の昼、ファッションビル・ランジェリー売り場
真昼(心の声)
「……はあ。あの三人、手強すぎるんだよね……」
(昨日の三竦みバトルを思い返し、店の奥へ進む)
真昼「だったら――“最終兵器”しかないじゃん」
(鏡の前。手に取ったのは、まさかのレース付きの真紅のランジェリー)
真昼「ユウトくん、“ドキッ”とするかな……。
でも、これ見せるって……本気で“攻め”だよね」
(頬を染めつつ、でも笑っている)
◆ 同時刻:ユウト、自宅にて
ユウト(心の声)「……昨日の買い物、何だったんだ……」
(机に並ぶ3人の私物:ユキのヘアピン、アリサのキャンディ、真昼のレシート)
ユウト「こっちは命削ってるのに、あいつらノリノリだったし……」
ピンポーン
ユウト「……まさか」
◆ 真昼、来襲
ユウト「……お前、何でまた家に!?」
真昼「買い物、付き合ってくれたお礼~♡
それと、今日は……“ちょっとだけ見せたいもの”があってさ」
(意味深にウィンク)
ユウト「ま、待て、それって――」
真昼「勘違いしないで? ただ……見せて反応、見たかっただけ」
(そう言って、真昼が取り出したのは――)
ユウト「なっ……!?」
真昼「こっちは、“そのつもり”だよ……ユウトくん」
(恥じらいと挑発が絶妙に混ざった笑み。まさに最強の一撃)
◆ 直後、ピンポーン(地獄)
??「……あら? 真昼ちゃん、何してるの?」
→ ドアの隙間から顔をのぞかせたのは――イオリ
そして後方からは――
ユキ「ユウトく~ん、さっき“今日暇”って言ってたから♡」
アリサ「ユウト、出てこいやああああ!」
ユウト(心の声)「もうだめだ。俺の人生、詰んだ……」




