第42話 「この街、ちょっと狭すぎない? ――偶然の三人交差点」
◆ 土曜の午後、駅前ショッピングモール
ユウト(心の声)「今日はのんびり、買い出しだけ済ませて……帰ろう……」
その矢先――
??「ユウト~~~!」
アリサ「買い物っしょ!? いいとこ来たな! あたし、暇してたんだよ!」
(いつの間に隣を歩いてる)
ユウト「えっ、いや、なんで……」
そこに、さらに――
ユキ「あっ、アリサちゃん! ユウトくんも……まさか、デート中?」
アリサ「は!? ちげーし! ユウトが勝手に歩いてたのを、あたしがナチュラルに拾っただけ!」
ユキ「ふふっ、“ナチュラルに拾った”……。新しい言い訳だね♡」
(にこやかだが、目は笑ってない)
ユウト「え、いや、あの――」
??「へぇー。そこに私も混ざって、三人で買い物しちゃう……とか、ナシ?」
真昼「だってユウトくん、どの子とも“ちゃんと付き合ってない”んだもんね?」
(最悪のタイミングで、最高に笑顔な真昼登場)
◆ 静かなる三つ巴
アリサ「真昼、おまえ……今日は来ないって言ってなかった?」
真昼「言ったけど、来ちゃった♡ “戦場”はいつだって不意打ちで始まるからね?」
ユキ「でも、私たちは“敵”じゃないよね? ね? アリサちゃんも真昼ちゃんも?」
(ニコニコしながら“絶対に敵”の空気を放っている)
ユウト(心の声)「もうダメだ、俺の休日……終了だ……」
◆ そして、始まる“ナチュラル同伴ショッピング地獄”
・ユキ:
「ユウトくん、これ似合うかな?」と無意識ボディタッチ連発
・アリサ:
「おい、それよりこっちの方が断然いいだろ!」と横からゴリ押し
・真昼:
「……ユウトくん、今の視線、“胸元”だったよね?」と爆弾を落とす
→ 結果、三人同時に
「それで、ユウトはどれがいいの?」
ユウト(泣きそう)「……し、死ぬしかない……」
エピローグ:イオリの独白
図書館にて。
イオリ「“選択を誤れば、すべてを失う”……これが、今のユウトの状況。
私は傍観者ではいられません」
(彼女は本を閉じ、静かに立ち上がる)
「恋愛もまた、知的戦略です――次は、私の番です」




