第40.5話 「ご褒美って、キスでもいいよね? ね?」
◆ 文化祭・後夜祭が終わって
夜の校舎裏。
ユウトがひとり、落ち着かない表情で片づけをしていると……
真昼「やっほー。おつかれ、ユウトくん♡」
ユウト「ま、真昼……? なんでそんなドレスみたいな格好してんの?」
真昼「だって今日はお祭りでしょ? ちょっとくらい、特別じゃないと♪」
(ハーフアップ+パーティードレス風の制服アレンジが反則的に似合ってる)
◆ “ご褒美”の提案
真昼「ところで……」
ユウト「ん?」
真昼「文化祭の準備、誰よりも頑張ってくれたユウトくんに――私からのご褒美があるんだけど」
ユウト「えっ」
真昼「――キスとか、どう?」
(直球すぎて、ユウト、思考停止)
◆ でも、真昼は真剣だった
ユウト「ちょっ、ちょっと待て真昼!? それはさすがに――」
真昼「本気だよ」
(即答)
真昼「“そういうこと”もしていいくらい、私はユウトくんのこと好きってこと。
伝わってなかったら……教えたほうが早いじゃん?」
ユウト「っ……!」
(言葉の熱が、冗談じゃないのがわかる)
◆ そして、静かに近づく距離
真昼「でも……ね。無理やりは、やっぱイヤだから」
(少し距離を取る)
真昼「ユウトくんが“欲しい”って思ってくれたら、いつでも、あげる」
(彼女は微笑んで、くるっと背を向けて去っていく)
その背中に、残されたのは――
ユウト(心の声)「……ズルい。真昼、マジでズルい……」




