第29話 「微笑みの裏切り者――真昼、恋愛戦線に反撃開始」
◆ オープニング:嵐のあとに
イオリの知性全開の口撃により、黒ノ宮メイは一時撤退。
ユウトの部屋は静けさを取り戻した……ように見えた。
だが――
真昼(……あの子、すごく論理的で完璧だった。
でも、私はそれでも納得してない)
(目元だけが、笑っていない)
◆ 真昼のターン開始
翌日。
放課後の屋上に、ユウトが呼び出される。
ユウト「なんか……真昼、ちょっと怖い顔してるような……?」
真昼「ふふ、大丈夫だよ? ちょっとだけ、本気を出すだけだから」
(真昼が微笑みながら、ユウトのネクタイを握る)
◆ 真昼の恋愛戦略:心理的掌握
真昼「ユウトくん。最近、みんなに流されすぎじゃない?
“誰かを好きになる”って、そんなに曖昧なことじゃないよ」
ユウト「で、でも……みんなすごいし、迫ってくるし……」
真昼「そうやって曖昧にしてると、誰かが泣くの。
ユウトくん、誰かを傷つけたくないんだよね?
じゃあ、私を選んで」
(距離が一気に近づく)
真昼「私は、泣かないから。
他の子より強いから。
……でも、“あなたのそばにいられないなら壊れる”くらい、好きだよ?」
(ユウト、完全に言葉を失う)
◆ 真昼の恋愛心理操作(vs 他ヒロイン)
その日の放課後――
真昼は、他のヒロインたちにも宣戦布告。
イオリ「……何を始めるつもり?」
真昼「ただ、“私がユウトを選んだ理由”を伝えたいだけだよ。
みんな、“好き”って言ってるけど――
“彼を一番理解してるのは誰か”って視点が抜けてるよね?」
アリサ「はあ? 理解とかそんなんじゃなくて――!」
真昼「……じゃあアリサちゃん。
“ユウトが怖がってるのは何”か、知ってる?」
(アリサ、詰まる)
真昼「私は、全部わかってるよ。
“どこを触られたくないか”“どんな顔を見せたくないか”“いつ苦しくなるか”」
リリカ「そ、そんなの、分からないよ……!」
真昼「分からないまま突っ込むのは、“自分のための恋”だよね。
私は、“ユウトのための恋”をしてるつもりなんだ」
(全員、言葉を失う)
◆ ラスト:真昼のキス未遂
夜。
真昼はユウトを再び屋上に呼び出す。
真昼「お願い、一つだけ。
“答え”はいらないから……これだけはしていい?」
(真昼、そっと背伸びして――)
ユウト「……!」
(唇が触れる直前――)
???「や・め・な・さ・い!」
(イオリ、アリサ、リリカ、ユキ、そして黒ノ宮メイ、同時乱入!)




