第26話 「真夜中の恋愛戦争(ナイトウォーズ)――ユウト争奪ゲーム、開戦」
◆ 前回までのあらすじ
深夜、ユウトの部屋に真昼が乱入。
イオリが“恋愛警戒モード”で現れたところに――
バタンッ!!
リリカ「ユウトー! GPS反応が深夜に変になってたから心配して来たよーっ!」
ユキ「……なんかすごい修羅場の空気感じるんだけど」
アリサ「……っ、真昼。アンタ、何してんの……?」
(部屋に、全ヒロインが集結)
ユウト「や、やめて! これは違くてだな!!」
◆ ルールなき恋愛ゲーム、開幕
リビングに座るヒロインたち。
その中心に、頭を抱えるユウト。
アリサ「じゃあさ、ハッキリしなよ、ユウト。
誰が一番好きなの? 今ここで言ってくれていいよ?」
ユウト「それは……その……!」
リリカ「私はね〜、別に一番じゃなくてもいいの。
でも一緒に笑ってくれるなら、それだけで幸せ♥」
ユキ「はぁ!? 何それズルい! ゆるふわっぽく攻めるの禁止!」
イオリ「戦場にルールは必要よ。では、条件を提示して“選ばせる”形にしない?」
真昼「いいねぇ、それ。
じゃあこの場で、全員、ユウトくんへの“決定的な一手”を見せてみない?
どんな恋が一番強いのか……知ってみたくない?」
◆ 恋愛アピールバトル:ラウンド1
【第1陣:リリカ】
リリカ「えへへ、じゃあ私は――“ぎゅーっ”♥」
(後ろからユウトに思い切り抱きつく)
リリカ「これ、反則って言われてもやめられないんだよねぇ。
ユウトにくっついてると……心が安心するの」
【第2陣:アリサ】
アリサ「ふん、そういうのが効くなら、私だって……!」
(隣に座り、そっと手を重ねる)
アリサ「手……震えてるじゃん。
こういう時、誰かが“強く”支えてあげなきゃダメなの。
あたしが、それになる」
【第3陣:ユキ】
ユキ「ちょ、ちょっと待ってよ!? わ、私だって……!」
(動揺しながらも、精一杯の笑顔で)
ユキ「ユウトくん、私といる時、いつも笑ってくれるよね。
……だから、私がいちばん“自然体”でいられる相手だって、信じてるよ」
【第4陣:イオリ】
イオリ「感情的なアプローチばかりね。
では、わたしは“知性と未来設計”で攻めるわ」
(タブレットを取り出し、将来設計シミュレーションを投影)
イオリ「5年後、10年後の生活プラン。“恋愛と生活”を統合的に提案するわ」
(なぜかスライドに「ユウトくんとの子ども」まで出てくる)
ユウト「な、なんで子どもまで!!」
【第5陣:真昼】
真昼「……じゃあ、私の番、だね♪」
(スッとユウトの前に座り、真剣な目で)
真昼「ユウトくん。
わたしね、“選ばれない恋”なんてしたくないの。
だから――“選ばせない”。
わたしが、あんたを全部包み込んであげる。
悲しいときも、苦しいときも、幸せも、全部。
――全部、わたしの中に溶かしていいよ?」
(言葉の重みに、全員が一瞬言葉を失う)
◆ 修羅場最高潮 → ユウトの叫び
ヒロインズ「「「……ユウト、誰が好きなの?」」」
ユウト「ぎゃあああああ!!!」
(ついに悲鳴を上げ、ソファの後ろに逃げ込む)
ユウト「お、お願いだから順番に喋って!? 心臓もたない!!」




